4児の母が直面したテレワーク+家庭保育の壁! 仕事・家事・育児の同時並行が案の定うまくいかなかった漫画

未就学児にいまの状況をわかってもらうのは難しい……!

» 2020年04月20日 20時00分 公開
[スガカズねとらぼ]

 外出自粛や休校の影響で、多くの子育て家族が「テレワーク+家庭保育」の壁に直面しています。4児(12歳、9歳、4歳、3歳)を育てるスガカズ(@sugakazu)さんは、夫婦ともにテレワーク体制に。テレワークと家庭保育を同時進行する日々について教えてもらいました。

仕事・家事・育児の同時並行は無理。勤務時間を変更

スガカズさんのテレワーク
スガカズさんのテレワーク
スガカズさんのテレワーク

 4月の緊急事態宣言の発令後、すぐに住んでいる区の保育課から手紙が届きました。「保護者のどちらかが育児休業中、テレワーク、仕事を休めるなどの世帯は保育園を自粛する対応を取ってほしい」とのこと。幸いにして夫婦ともにテレワークが決まったため、保育園に報告し、次の日からお休みすることにしました。

 下の子たち(保育園組)が通う保育園には、医療従事者、保育士、接客業など、子どもを預けざるをえない親もたくさんいます。次みんなに会う日のためにできることは離れること……そう思うものの、仕事と家事と育児をどうすべきかは悩みどころです。

 仕事は食材宅配の会社なので、いまは注文が殺到していて忙しい状況。休むのは無理です。家での時間をどう過ごしてもらうべきか、外出したいと言われたらどうしようか……不安なまま、1日目は試しに家事・育児・仕事を同時並行してみました。

スガカズさんのテレワーク
スガカズさんのテレワーク
スガカズさんのテレワーク

 結果、案の定うまくいきませんでした!(この間30分) リモートワークする人が急増したため、社内システムが激重に。ただでさえ効率が落ちているのに加え、「お腹減ったー」「ジュースこぼした」という絶えずやってくる“報告”に離席せざるをえない状況に。3歳児はマウスに興味津々で隙あらば触ろうとします。

 これでは業務は難しい……ということで、2日目からは上長に相談し、勤務時間を10時〜17時から7時〜14時に変えてもらいました。アクセスが集中していないためPCはサクサク動くし、午後は子どもの遊びに付き合えます。

 会社とは違った環境なので、大人だって腰痛になったり気持ちが落ち込みやすかったり。小学生は「どうして外出してはいけないのか」の理屈がわかりますが、未就学児組はおうちの中で大人しくしているのが難しい。夫婦で話し合い、家屋に囲まれている小さな裏庭に砂場や水遊び場を作りました。

 子どもたちはそのスペースで満足したようで、「公園に行きたい」と泣くことがなくなりました。とは言えずっと続くとは思えないので、そのときは別の策を練らないと……と覚悟は決めています。

 テレワーク+家庭保育になって2週間たちましたが、うまくできているかはわからないのが正直なところ。でも、また再会するために、それぞれの環境でできることを考えて行動できればと思っています。子どもたちが安心して外出できる日のために、医療機関のお世話にならないようにおうちで心と体の健康を維持していきたいです。

スガカズさんのテレワーク
スガカズさんのテレワーク

 そして「家での時間をどう過ごすか」を考える中で、子どもたちに関わってくださっている学校、保育園にあらためて感謝する日々です。

 先日保育園の先生方に感謝の気持ちを伝えたいと思い、同じクラスの家庭保育中のママたちで、寄せ書きを送ることにしました(みなさん同じ気持ちだったようです)。

 ネットで写真とメッセージを各自アップロードしてもらい、まとめたデータを送ることにしました。いつもなら、手書きのメッセージや写真を集めて渡すのですが、自粛の意味を考えてデータにしました。少しでも気持ちが伝わるといいなと思っています。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/24/news044.jpg 「これは桁違い」 コメダで商品を注文 → “想像以上の逆詐欺”に思わず呆然 「もはややけくそ笑」「他の店だったら……」
  2. /nl/articles/2503/22/news007.jpg ディズニーランドがオープンした1983年当時、カップルだった2人→37年後…… 目頭が熱くなる現在の姿に感動
  3. /nl/articles/2503/21/news067.jpg 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」 投稿者に話を聞いた
  4. /nl/articles/2503/18/news071.jpg 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  5. /nl/articles/2503/19/news019.jpg 水族館のイカに“指でハート”をしてみたら… “まさかのお返し”が190万表示「こ、こんなことあるのか」
  6. /nl/articles/2503/21/news163.jpg Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  7. /nl/articles/2503/22/news074.jpg 5年以上カットしていない白髪の女性が髪を切ると…… プロの手による“驚きのイメチェン”に「20歳若返った」「魔法のようだ」【海外】
  8. /nl/articles/2503/20/news026.jpg プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた
  9. /nl/articles/2503/22/news053.jpg 「また凄いの出たな」 ワークマン“1780円多機能ポーチ”に反響続出「コスパ最高」「使ってみたいな」
  10. /nl/articles/2503/22/news045.jpg 舞浜のマクドナルドでマカロンを頼んだら…… まさかの“神対応”が35万表示「天才すぎるだろ」「技術すごい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  2. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  3. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  4. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】
  5. ペットのカエルを土に埋め、約半年間放置→掘り返してみたら…… 「すげぇ」予想外の結末に「ほんと不思議」
  6. 「絶対当たったわこれ」→「は?」 ガリガリ君の棒に書かれていた“衝撃の文章”に「そうはならんやろ」 投稿者に当時の思いを聞いた
  7. コメダ珈琲店で「軽い食事」を注文 → 出てきた“まさかの実物”に思わず大仰天 「逆詐欺ですね」「軽食という名の主食」
  8. 最恐雑草“ヤブガラシ”根元をハサミでチョキッと切ると…… “驚愕の結末”に「すごい」「知りませんでした」
  9. 「笑い過ぎて涙が」 小学生次男、宿題で先生に不正を疑われる→まさかの原因が530万表示 「じわじわくる」 投稿者に話を聞いた
  10. 大阪梅田駅で撮影された“奇跡のような光景”に「今まで見たことない」「本当に贅沢な眺めだ」 全ホームにマルーンカラーが整列
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に