子どもは「心の回復手段」が少ないから…… 甘えさせてあげたいという思いを描いた漫画に「心に刺さりました」「目から鱗」と反響
大人はいろいろな回復方法があるけれど。
子どもは「甘える」くらいしか心の回復手段が少ないから、求められれば甘やかしてあげたいという育児への思いをつづった漫画が「心に刺さりました」「目から鱗」と反響を呼んでいます。
3人の子を持つ作者のパン耳(@komezo7)さんが、同僚から「上の子が最近ご飯を自分で食べなくて…」と相談されたときのこと。
パン耳さんは「めちゃめちゃ食べさせているよ」と回答。娘たちが5歳、6歳になっても「ご飯食べさせて」と言われれば食べさせ、たまに抱っこもしているといいます。大変な時もあるけれど、今後も求められればご飯を食べさせるつもりだと話します。
その理由は、娘たちの選択肢が「甘える」くらいしかないと思っているから。大人になれば、落ち込んだときでもおいしいものを食べたり、気持ちを上げるために買い物をしたり、好きなアニメなどを一気見したり……と自分の好きなことをして心を回復させられます。
でも、さまざまな制限をされている子どもたちが、悲しい気持ちやモヤモヤした気持ちから抜け出すには「甘えることくらいしかないんだろうなぁ」と思っているというパン耳さん。
だからこそ、今は求められれば抱っこも、ご飯を食べさせることもできる限り対応しているといいます。少しずつ大きくなって自分の心の回復の仕方を探してくれればと願いながら……。
子どもたちだって保育園や小学校などの社会の中で普段は頑張っている。だからこそ、甘えさせてくれ、自分自身を受け入れてくれる誰かの存在や安心感があるのは大切ですね。成長するのに大切な、そして必要な「甘え」もあるのかもしれません。
読者からは「大人=ストレス発散にいろいろな方法がある 小さい子ども=親に甘えることがストレス発散 なんか目から鱗」「食事や着替えなど『自分でやれる事』は、ついついやらせたくなりますが…日々幼稚園で頑張ってるし、自分で出来ると知っているからこそ、求められればやってあげたくなります」など共感する声が寄せられています。
作者のパン耳(@komezo7)さんはブログ「社畜の育児〜幸せデスロード〜」で、子育てや家族の日常のお話や放射線技師として働く職場を描いた漫画などを公開しています。
画像提供:パン耳(@komezo7)さん
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ちょっとした言葉で救われる。
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