【銀河英雄伝説】オーベルシュタインの名言人気ランキングTOP28! 1位になったセリフわかる?【2021年最新投票結果】
INDEX
- 第10位「嫌われるのはかまわぬが、足を引っぱられてはこまる」
- 第9位「閣下、私はあなたをまだ見離してはいません。ご自分をお責めになるだけで、私に責任を押しつけようとなさらないのはごりっぱです」
- 第8位「よい上官とは部下の才幹を生かせる人をいうのです」
- 第7位「それにしても、私も口数が多くなったものだ」
- 第6位「AにはAに向いた話、BにはBにふさわしい任務、というものがあると思いますが……」
- 第5位「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」
- 第4位「助からぬものを助けるふりをするのは、偽善であるだけでなく、技術と労力の浪費だ」
- 第3位「皇帝が個人的な誇りのために、将兵を無為に死なせてよいという法がどこにある」
- 第2位「そうか、私の犬に見えるのか」
- 第1位「私の遺言状はデスクの三番めの抽斗にはいっているから、遺漏なく執行すること。それと、犬にはちゃんと鶏肉をやってくれ」
2021年6月26日から7月9日までの間、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きなオーベルシュタインの名言はなに?」というアンケートを実施していました。
今回のアンケートでは合計1396票もの投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます!
パウル・フォン・オーベルシュタインといえば、有能かつ個性豊かなローエングラム陣営の中でも特に重要でクセの強い人物。“ドライアイスの剣”とも評される冷徹さをもち、徹底した現実主義に基づいた献策で、皇帝となったラインハルト・フォン・ローエングラムの覇業を支えました。そんなオーベルシュタインのセリフの中で、最も票を集めたのはどんな名言だったのでしょうか。さっそく、結果を見ていきましょう!
第10位「嫌われるのはかまわぬが、足を引っぱられてはこまる」
第10位は、ヤン・ウェンリー暗殺に失敗し、それどころか逆に拉致されてしまったレンネンカンプをめぐり、帝国軍の最高幹部会議が開かれた場面でのセリフです。
レンネンカンプを擁護するハイドリッヒ・ラングに対し、ロイエンタールやミッターマイヤーは激高しますが、そもそもレンネンカンプを焚きつけたのは当のオーベルシュタインでした。自分が周囲にどう思われているかは気にならないが、自らの描いたシナリオ通りにならないのは我慢がならないという、謀略家の正直な気持ちが表れていますね。
第9位「閣下、私はあなたをまだ見離してはいません。ご自分をお責めになるだけで、私に責任を押しつけようとなさらないのはごりっぱです」
第9位は、ラインハルトが自分の半身ともいえるキルヒアイスを失った場面でのこのセリフでした。放心のラインハルトを労わるでもなく、同情するでもなく、ただ冷徹に現実を見るよう促します。主君に対して、臣下の自分のほうが見捨てていないのだなどと平然と言えるのは、いくらローエングラム陣営の人材の層が厚いといっても彼くらいのものでしょう。
第8位「よい上官とは部下の才幹を生かせる人をいうのです」
第8位は、オーベルシュタインが初めてキルヒアイスと接触した際のこの一言。至極まっとうな内容であり、そういった人物が「現在の帝国軍にはいたって少ない」という点も共有できるはずなのに、キルヒアイスにはかえって警戒されてしまいます。とはいえ、ラインハルトとキルヒアイスに興味を持たせるという面では、成功したといえるでしょう。
第7位「それにしても、私も口数が多くなったものだ」
第7位は、オーベルシュタインが珍しく人間らしい感情を表に出したこちらのセリフです。なにゆえミッターマイヤーが、親友のロイエンタールの叛乱鎮圧を決意したのかを推察し、その最後につぶやいた言葉です。同時に「苦笑の表情」を浮かべていたとされ、オーベルシュタインの貴重なシーンとして記憶に残った人が多かったようです。
第6位「AにはAに向いた話、BにはBにふさわしい任務、というものがあると思いますが……」
第6位にランクインしたのは、ラインハルトと初めて対面した際のこのセリフでした。銀河帝国のイゼルローン駐留艦隊司令官ゼークト大将を見限り、独断で戦場を離脱したオーベルシュタイン。敵前逃亡の罪状に対する弁解という名目で、ラインハルトへの接近を図ります。
「閣下の覇業を成就されるには、様々な異なるタイプの人材が必要でしょう」というセリフに続くこの名言は、慎重かつ理論的なオーベルシュタインの人となりがよく表れています。
第5位「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」
第5位は、オーベルシュタインの組織づくりに対する独特の考え方である「ナンバー2不要論」を語ったこのセリフです。コメント欄にも「オベと言えば冷徹無比かナンバー2不要論でしょう」という声が見受けられました。ただ、直接ではないもののキルヒアイスが命を落とす遠因となったこの理論については、賛否の分かれるところかもしれません。
第4位「助からぬものを助けるふりをするのは、偽善であるだけでなく、技術と労力の浪費だ」
第4位は、オーベルシュタインの現実主義ここに極まれりといえるこちらの名言。地球教徒による爆弾テロの標的となって致命傷を負ったオーベルシュタインに対し、それでも手を尽くそうとする部下や医師らに向けたセリフです。
他人についてならともかく、自分自身の最期にまでこれほど冷静に、そして冷徹に判断できるのは、まさにオーベルシュタインならではといえるでしょう。自ら望んだ殉死だったという見方もありますが、徹底した合理主義者らしい発言であることには違いありません。
第3位「皇帝が個人的な誇りのために、将兵を無為に死なせてよいという法がどこにある」
第3位は、時には主君を直に批判することも辞さないオーベルシュタインのこのセリフでした。得票数は128票、得票率は9.2%です。
いわゆる「オーベルシュタインの草刈り」によって大量の政治犯を収監し、イゼルローン要塞開城の人質にしようとしたオーベルシュタイン。それをよしとしない歴戦の武官を前に、彼はなんらひるむことなく自身の考えを披瀝します。目的のためならば手段も問わないマキャベリストながら、法と秩序を重んじ、皇帝すらも公平な視点で見るオーベルシュタインらしい名言といえるでしょう。
第2位「そうか、私の犬に見えるのか」
第2位には、オーベルシュタインの極めてまれな私生活にかかわるこの一言がランクイン。得票数は141票、得票率は10.1%となりました。
元帥府に登庁した際、後を付いてきた老犬について部下に尋ねると、オーベルシュタインの飼い犬ではないのかとの返答。すると、オーベルシュタインはこのつぶやきとともに、そのまま犬を引き取ることになります。感情という感情をほとんど見せることの少ないオーベルシュタインが垣間見せた、ある種のやさしさでしょうか。非常に貴重かつ新鮮なシーンとして、多くの視聴者の印象に残ったものと思われます。
第1位「私の遺言状はデスクの三番めの抽斗にはいっているから、遺漏なく執行すること。それと、犬にはちゃんと鶏肉をやってくれ」
そして第1位は、オーベルシュタインの遺言となったこちらのセリフ。得票数は214票、得票率は15.3%となりました。
前半部分はオーベルシュタインらしい実務的な発言として、やはり目を引くのは後半でしょう。最後の最後に彼が口にしたのは、家族とも呼ぶべき老犬への配慮でした。1位、2位と犬がらみのセリフがランクインしたあたり、オーベルシュタインが劇中で見せる、数少ない人間らしい部分が多くの人の心に響いたようですね。
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