絵本『はらぺこあおむし』の翻訳者もりひさしさん、亡くなる

» 2018年11月12日 14時35分 公開
[ねとらぼ]
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 『はらぺこあおむし』(エリック・カール作)の日本語翻訳版を手掛けたことで知られる作家で絵本研究家のもりひさし(本名・森久保 仙太郎)さんが11月9日、101歳で亡くなりました。

絵本『はらぺこあおむし』翻訳のもりひさしさん、亡くなる

 もりさんは他にも『パパ、お月さまとって!』『月ようびはなにたべる?』など多数のカールさんの絵本を翻訳していました。


絵本『はらぺこあおむし』翻訳のもりひさしさん、亡くなる

 偕成社の公式サイトでは訃報を伝えると共に、もりさんが『はらぺこあおむし』の翻訳を引き受けるに至った経緯についても紹介。もりさんの生前の言葉を引用しつつ、当初「語学者ではないから」との理由で一旦は翻訳を断られたものの、偕成社側からの説得を受けて「リズミカルで語りかけるようなもりさんの名訳」が誕生したエピソードが紹介されています。


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