【漫画】取引先の会社が怪しげな商法をやっていた…… 本当にあった悪徳商法の怖さと、仕事の重みがわかる漫画が考えされられる
ゾッとするエピソード。
求人広告誌の営業時代、広告を受注しようとした会社が怪しげなお店をやっていた……衝撃的なエピソードを描いた漫画に、SF商法(催眠商法)の怖さとともに、仕事を受ける責任の重さを考えさせされます。
漫画を描いたのは求人広告会社の元営業・えりたさん。InstagramやTwitterで、自身の経験を漫画にして公開しています。
ある日、新規の問い合わせの電話を受けたえりたさん。電話をかけてきたのは、販売スタッフの募集広告を出したいという「ぷっぷく販売」という会社。えりたさんは、翌日早速ぷっぷく販売に訪問し、求人の詳細を確認しました。
ぷっぷく販売の募集内容は、健康グッズの販売、未経験歓迎、正社員スタート、月給23万円から、などなかなかの好条件。
しかし、えりたさんが「ちなみにどのような健康グッズなんですか?」と聞いたところ、出てきたのは40万円のサプリメントのチラシでした。その高額な値段に、えりたさんはびっくり。値段だけでなく、チラシには「大病が治る!」「若返る!」など、怪しげな文字がおどっています。
えりたさんがサプリをどこで販売しているのかと聞くと、ぷっぷく販売の担当者は「弊社は移動型店舗なんです」とよく聞いたことのない答えを返します。釈然としないえりたさんでしたが、「先日大手の求人誌〇〇にも求人広告出したんです」という担当者の言葉を聞き、不安を抱えながらも広告制作を承ることにしました。
数日後、えりたさんが近所を散歩していると、潰れたコンビニに新しいお店が入っていました。「何ができたんだろ?」と覗いてみると、そこにいたのはぷっぷく販売のエプロンをつけた若い男性の姿。何やら、おじいさんと親しげに話しています。
「ぷっぷく販売が運営する店舗かもしれない…」そう考えたえりたさんは、店内をこっそりのぞくことにしました。窓から店内を見てみると、そこには「10円の食パンほしい人!」「50円の卵ほしい人!」というスタッフの声に、楽しそうに手を挙げるおじいさん、おばあさんの姿が。はいっ! はいっ! という声で店内は熱気に満ちています。
そんな中、スタッフが取り出したのは見覚えのある健康グッズ。「こちら通常40万円のところ、本日だけ特別に10万円でのご提供となります!」そんな声に、「安い!」「買うよ!」とおじいさんたちの声が上がるのでした……。
この光景を見たえりたさんは、どういうことか分からないながらも、求人広告に載せるのは良くないと直感。上司に事情を話します。すると、「それは『SF商法』だから広告掲載は不可だね」と一言。SF商法は、最初は安い商品をお得に買わせて、最後に高額商品を買わせる手法。全国的に消費者トラブルが多く、問題になっているといいます。
上司は、「求人広告はあらゆる企業の問い合わせが来るから見極めるのは難しいかもしれないけど、怪しいと思った時点ですぐに相談しなさい。最終的に迷惑かけるのは読者である求職者なんだから」とえりたさんに諭すのでした。
結局、えりたさんの会社ではぷっぷく販売の広告掲載は行わないことになりました。
えりたさんによると、求人広告の仕事をする中で「掲載をお断りする会社も少なからず存在する」とのことで、「直接お会いするお客様は皆、優しそうな人ばかり」と心苦しさを感じることもあるといいます。
しかし、求人広告営業は、目の前のお客様や自社の売り上げだけでなく、その先にある「求職者の人生」まで考えるのが仕事。求職者のためになる情報誌作りや、安心して求人誌を利用してもらうために、適切な判断をしなければいけないという思いをより一層強くしたのでした。
この漫画には、「あれそんな名前があったんですね…」「逃げて!っていいたくなっちゃいます」とSF商法の怖さにショックを受ける声が多数。そのほか「職探ししている時に、あきらかにSF商法の求人があり、え、載せても別に良いのかぁと思っていました」と驚きつつ、えりたさんやその上司の機転を讃えるコメントも集まっています。
※登場する社名や商品名は全て架空のものです。 ※求人広告の掲載基準は求人誌によって異なります。
※価格は記事掲載時点のものとなっています
関連記事
- 【漫画】上半期、コレ買ってよかった! ニトリの「Nグリップ」で布団カバーの掛け替えが劇的に楽になる
面倒なあの作業をしなくていいだと……? - コロナショックで印税溶けた…… 株に挑んで大損した漫画家にかける言葉が見つからない
ま……漫画描こう! - 人気のカツ丼やロースカツ定食が150円引き! かつやで6日間の「お客様感謝祭」スタート
揚げ物好きに朗報。 - アイスを堪能できる「サーティワン サブスク」登場 31日間アイス三昧、月に1度のご褒美アイス、あなたはどっちを選ぶ?
アイス好きなら登録したい。 - 【どんなもの?】初心者向け株式用語クイズ「ファンダメンタルズ分析」
株価の動きにはいろんな要素が関わってくる!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
-
プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
-
1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
-
メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
-
子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
-
巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
-
ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」