「これ、クッションなの?」と思ってしまいそうな商品が、ニトリから登場した。
ニトリは10月上旬から、「もちもちクッション ワッフル」と「もちもちクッション たい焼き」の販売を開始した。価格はワッフルが1990円、たい焼きが1490円。どちらも一部店舗とニトリネットで取り扱っている。

ニトリといえば、これまでにも「肉まん」「栗まんじゅう」「どら焼き」など、食べ物をモチーフにしたクッションを展開してきた。実は「もちもちクッション」シリーズは、累計販売数490万個を突破。特に人気なのが、肉まんや栗まんじゅうのような、形にインパクトがあり、もちもちとした質感を楽しめる商品だという。



食べ物をモチーフに
では、なぜニトリは食べ物をクッションにしているのか。同社によると、食べ物は形や色、焼き目などに特徴があり、クッションにしたときにも「何をモチーフにしているのか」が伝わりやすいことが理由の一つ。
もともと「もちもちクッション」は、肌触りのよさが支持されてきた。そこで「食べ物のもちもち感をクッションで表現できたら、見て楽しく、触って心地よい商品ができるのではないか」と考え、食べ物をモチーフにした商品を展開してきたという。


今回の新商品も、こうした発想から生まれた。ワッフルは、生地とクリームで異なる触り心地を楽しめるのが特徴。40(幅)×23(高さ)×22(奥行き)センチメートルの横長形状で、枕代わりにしたり、手を入れてくつろいだりできるよう、クッションとしての使い勝手にもこだわった。
一方のたい焼きは、52(幅)×12(高さ)×30(奥行き)センチメートル。特徴的な形や香ばしそうな焼き色、表情まで再現している。
商品化のきっかけは、昨年販売を始めた栗まんじゅうやどら焼きが予想以上に支持されたことだった。「お客さまの期待を超える商品を作りたい」と考え、たい焼きを商品化することにした。
何度もサンプルを作った
ただ、開発では「焼き色」の再現に苦労した。ワッフルとたい焼きの両方で、社内のカラーコーディネート担当者に色味を確認してもらい、工場と何度もサンプルを作りながら、焼き色を決めた。
さらに、プリントした模様と縫製位置がずれると、焼き目が不自然に見えてしまう。そのため、焼き色の範囲や濃淡まで調整したという。
価格が高くなれば手に取ってもらいにくくなるため、目標販売価格の範囲内で中わたやウレタンの量、サイズを調整。価格を抑えながら、もちもちとした触り心地を維持できるようにした。


次はどんな食べ物か
こうして生まれた食べ物をモチーフにしたクッションは、幅広い年代、性別を問わず支持されているという。抱きしめたり、くつろぐときに使ったりするほか、部屋に飾ってインテリアとして楽しむ人もいるそうだ。
累計490万個を販売した「もちもちクッション」シリーズ。肉まん、栗まんじゅう、どら焼きなど、これまでさまざまな食べ物をモチーフにしてきた。次はどんな食べ物がクッションになるのか、気になるところだ。


