まだまだあります――Wii Previewで遊べたあんなタイトルやこんなタイトル:Wii Preview
初めてWiiを触るという人に、遊びながら操作に慣れてもらうことを目的とした「はじめてのWii」、現状唯一の脳活性化ソフト「Wiiやわらかあたま塾(仮称)」、正統進化の「ファイアーエムブレム 暁の女神」など、5タイトルを紹介する。
現状唯一の脳活性化ソフト――「Wiiやわらかあたま塾(仮称)」
ニンテンドーDSで発売中の「やわらかあたま塾」が、“頭をやわらかくするという”コンセプトはそのままに、Wiiで登場する。
体験したバージョンでは、ブロックを砕いて見本と同じ形にする「型ぬきブロック」、パーツを配置して見本と同じ絵にする「お絵かきスタンプ」、じゃまな積み木をはじいて数字の合計に合わせる「たし算積み木」といった3つの問題を使ったレースバトル(先に12問正解したほうが勝ちとなる対戦モード)を楽しむことができた。
使用ボタンはAボタンのみ、問題は有名私立幼稚園児が解くもの、とは言え大人であれば誰でも簡単に解ける問題ばかり。グラムで表示される「やわらか度」も健在だ。今回は対戦モードしか体験できなかったが、ニンテンドーDS版にあった「あたまのストレッチ」のように、ひとりでじっくりと鍛えるモードも搭載されるのだろうか。
発売予定日は2007年春とまだ少し先の話ではあるが、現状では唯一明らかにされているWiiでの脳活性化タイトルだけに、今後の続報を期待したいタイトルだ。
ゲーム性はまったくの別もの――「スイングゴルフ パンヤ」
ゲームポットが運営するオンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」がWiiに登場。オリジナルのモードとして、各キャラクターになりきり、パンヤの大会に出場する「パンヤ・フェスタ」や、1コース上に漂うバルーンを爆破させていく「バルーン・クラッシュ」などが搭載されている。
基本操作は、ゴルフクラブを持つようにWiiリモコンを両手で握り、Wiiリモコンを振りかぶるとパワーゲージが上昇、止めたい個所でAボタンを押し、押したまま振り下ろすとショットを打つことができる。慣れない間は、パワーゲージを上昇させ過ぎたり、Aボタンを押し続けなけばならないところをはなしてしまい、空振りになることも多いだろうが、それも含めて、本当にスイングをしているかのような気分を味うことができる。
ちなみにパワーゲージを上昇させ過ぎた場合、Aボタンを離せば解除することができるのだが、その場にいたテクモのスタッフに聞いたところ“それだとつまらなくなってしまうので、何らかの対応を検討中”とのことだった。PCでプレイしているというユーザーでも、Wiiでのまったく新しい操作と、オリジナルモードのために、購入してみるのも良いかもしれない。
遊びながら操作を覚える――「はじめてのWii」
「はじめてのWii」はその名の通り、初めてWiiを触るという人に、遊びながら操作に慣れてもらうことを目的としたタイトル。これ1本で「ゆびさしピンポン」、「釣り」、「シューティング」、「ビリヤード」、「あのMiiを探せ」、「ポーズMii」、「ホッケー」といった7つのゲームを楽しむことができる。
操作に慣れさせることを目的としたタイトルなので、操作は非常にシンプル。例えば、「ゆびさしピンポン」ではAボタンで行うサーブ以外は、一切ボタンを押す必要がない。Wiiリモコンで球を打ち返せそうな位置にラケットを移動させれば、自動的に打ち返してくれる親切設計だ。ラケットに当てる位置によっては、球の軌道も変わるので、シンプルではあるが、奥の深いゲームでもある。
正統進化に思わず納得――「ファイアーエムブレム 暁の女神」
「ファイアーエムブレム」最新作はWiiで登場する。体験会場に展示されていたタイトルの中では、唯一クラシックコントローラでのプレイとなっており、逆にそれが注目を集めていたようだ。
クラシックコントローラを使用していることからも分かる通り、これまでのシリーズをプレイしている人であれば、特に説明を受ける必要もなくプレイすることができる。Wiiリモコンをどのように使うか? ばかりが注目されるが、王道とも言えるこういったタイトルは、正統進化を遂げるだけで十分に面白い。当然のことではあるが、改めてそれを認識させられた。
今後への大きな可能性を感じる――「ポケモンバトルレボリューション」
WiiとニンテンドーDSの連動デモンストレーションが行われた「ポケモンバトルレボリューション」。ここでは3Dで描かれた「ディアルガ」、「パルキア」、「カイオーガ」、「グラードン」といったポケモンたちに加え、必殺技を駆使しての派手な対戦バトル確認することができた。
発売前の「ポケットモンスター ダイヤモンド」、「ポケットモンスター パール」を使用していることもあってか、実際にプレイすることはかなわなかったが、ニンテンドーDS Liteをコントローラ代わりにしてのデモには、まったく違和感を抱かなかった。むしろ、ニンテンドーDS(Lite)がコントローラの代わりになるということに、大きな可能性を感じた次第だ。
関連記事
- あの突発企画が再び――Wiiタイトルをがっつりプレイしてきました
ここぞとばかりにプレイアブル出展されていたタイトルの中から、「マリオストライカーズチャージド(仮称)」、「突撃ファミコンウォーズW(仮称)」、「戦国無双 Wave」、「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」など、6タイトルのインプレッションをお届けする。 - 戦っているのは“ユーザーの無関心”――岩田社長と宮本専務との一問一答
「Wii Preview」開催終了後、任天堂の岩田聡社長、宮本茂専務との質問会が開かれた。岩田社長は「戦っているのはライバルメーカーではなくユーザーの無関心。ゲーム人口をいかに増やすかが課題」と語った。 - Wiiのある新しい生活を提案――任天堂「Wii Preview」
速報のとおり本日9月14日、任天堂は千葉県・幕張メッセでメディア向けのWii発表会を行い、発売日と価格を発表。Wiiにおけるサービスについてを岩田氏が、ソフトラインアップについて宮本氏が語った。 - ついにWii発売日と価格が決定――「Wii Preview」速報
- 「Wiiリモコン」を手にする前に予習しておきましょう:「モーションセンサー」ってどんな仕組みなの?
任天堂の新世代ゲーム機「Wii」用のコントローラ「Wiiリモコン」には、3次元のモーションセンサーが内蔵され、Wiiリモコンを振るなどの動作によってゲームを操作できる。この3次元のモーションセンサーとは一体どのような仕組みなのだろう。 - 「Elebits(仮)」(エレビッツ)向峠慎吾プロデューサーインタビュー:Wiiがなければ生まれなかった、人間と妖精の不思議な共生――「Elebits(仮)」
北米ロサンゼルスで開催されたE3 2006でプレイアブル展示された、KONAMIが現状唯一発表しているWii用ソフト「Elebits(仮)」を遊んでみた。プロデューサーの向峠慎吾氏を迎えて聞いてみた。 - E3 2006「Wii27番勝負」世界一決定戦:どうせなら、ということで誰が一番Wiiが上手なのか勝負してみた
E3 2006で展示されたWii27タイトルをすべてプレイしきった編集部の誰かが言った。「決着を付けましょう」と。Wii世界一(?)をかけた勝負が始まった。 - E3 2006「Wii27番勝負」(その10):そして完結へ――Wii27番勝負
プレイアブルで展示されているWiiタイトルを全部プレイしようと始まったこの企画。「Elebits」、「MADDEN NFL 07」、「TONY HAWK'S DOWNHILL JAM」、「SpongeBob SquarePants:Creature from the Krusty Krab」に加えて、番外編のバーチャルコンソールで締めと行きましょう。 - E3 2006「Nintendo RoundTable」:Wiiのこと、これからのこと、みんなの疑問――宮本氏大いに語る
E3 2006が開催されているロサンゼルス・コンベンションセンター内で、任天堂の宮本茂氏を囲む合同取材会「Nintendo RoundTable」が開催された。席上宮本氏は、Wiiを作った目的について、そして発表された新しい「スマッシュブラザーズ」について語った。 - E3 2006「任天堂メディアブリーフィング」:早起きな「Wii」眠らない「Wii」――任天堂は「Playing=Believing」を提唱する
任天堂は現地時間の5月9日、北米ロサンゼルスで行われるE3 2006を前日に控え、メディアブリーフィングを開催。「Wii」と「ニンテンドーDS」の戦略を発表し、今後の展開を報告した。メディアブリーフィング詳細をリポート!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
-
「むりだろww」「笑いました」 ニトリでソファ購入 → 愛車の前でぼうぜん…… “まさかの悲劇”が1000万表示
-
「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
-
「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
-
peco、息子の近影を公開「すごーくりゅうちぇるに見えます!」「パパに似てる〜」 息子のスクールランチも色とりどりでおいしそう
-
高嶋ちさ子、3000万円超の“超高級外車”ゲットにドヤ顔も! 笑い止まらずハンドル握り「Woohoo!!!」
-
50代主婦が5日間、ひたすら草抜き&庭木の剪定→たった一人でやり遂げたとは思えないビフォーアフターに称賛の嵐 「尊敬する」「本当に脱帽です」
-
「そうはならんやろ」クルマ修理会社の壁を見ると…… まさかの“シュールすぎるイラスト”に9万いいね 「よすぎる」「天才か」
-
2人組ガールズユニット、突然の脱退を発表 マネージャー「本人の意思ではない」 母親とする人物からの脱退理由と経緯説明が物議
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 結婚相手を連れてくる妹に「他の人に会わせられない」と言われた兄、プロがイメチェンしたら…… 「鈴木亮平さんに見えた」大変身に驚がく
- 「2007年に紅白出場」 38歳になった“グラビア界の黒船”が1年ぶりに近影公開→驚きの声続々
- 「クソビビったwww」 ハードオフに38万5000円で売っていた「衝撃的な商品」が90万表示 「売った人突き止めたい」
- 夫婦喧嘩した翌朝の弁当を夫が作ったら…… “森”すぎるビジュアルに「インパクトすごい」「最高に笑いました」の声
- 約9万円の「高級激レアガンプラ」を10時間かけて制作→完成品に「家宝だ」「めっちゃくちゃにかっこいい!!」
- 天皇皇后両陛下主催の園遊会、“お土産”に注目 ジョージア大使「大好物です」「娘たちからも大好評」
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
- 事故で重体の人気日本人TikToker、1カ月の意識不明と家族ケア経て逝去……“旅立ち直前に会った”親友は「励ましに来てくれてたのかな」
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた