圧倒的じゃないか、我が軍は

先週1週間のランキングの集計結果に目を落としたウチのギレン様が言いました――「圧倒的じゃないか、我が軍は」と。いえいえ、よく見てください。1位は「ポロリ」ですよ? 

» 2008年02月13日 19時23分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 毎回、集計前にトップ1を内輪で予想するのがランキングの常。先週の初速から、1位は「2月、3月に売れそうなタイトルは?」だと編集部的には予想していましたが、フタを開けてみたら「ポロリ」。それを見ていたウチの総統(便宜上ここではギレン様)が落胆されておりました。あんなに「圧倒的じゃないか」と胸を張っていたのに。いいじゃないですか、ポロリ。弱いんですよ、人間ポロリに。

 さて、「2月、3月に売れそうなタイトルは?」でも期待されているのが、ギレン様(本物)が活躍するPSP用ソフト「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」。先週発売され、筆者もさっそく拠点つぶしに明け暮れております。前作も遊んでいるので、当然(?)説明書なしでの挑戦。要は高をくくっていたわけです。

 プレイ開始。「ガンダム無双」のように自分ひとりのアクションのセンスでなんとかなるものでもないのがシミュレーションゲーム。調子に乗って拡大していく戦線にいつしか戦費が焦げ付き始めます。占領地域が増える一方、戦地は多方面に及び、開発と生産、改造を繰り返していくと物資も人材も追いつかなくなります。

 どうもおかしい……。というか、大まかな流れを覚えていないし、第一戦い方が間違っている気がしてきました。すべて後手後手。例えば、オデッサから北米、キリマンジャロへの大まかな流れは覚えていても、細かいイベントなどはすっかり忘れてしまっている。先々を読んで戦略だてなければならないのに、連邦はひょいひょいとMSを開発してくるし、イベントによって次々とパイロットがお亡くなりになっていく……。

 そしてガルマが死亡する頃、気がついた。戦い方が間違っていたのだと。ユニットの用法も戦闘のセオリーも、うすらばんやりと記憶の底へと消えてなくなっておりました。連休で費やした時間はプライスレス。ようやく「まさか……?」と、己の間違いに気がついた時には勝利どころか、宇宙領域の大幅な侵略も許す始末。許せガルマ。

「諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ、何故だ!」(by ギレン)

 プレイヤーが“坊やだから”です。

 そっとNEW GAMEを押したのは言うまでもありません。おぉ、我が軍がいまだに地球上空でたむろしておる……。いざ侵略! ジーク・ジオン!!

※筆者はこのセリフを言わせたいがために、わざと負け戦を仕掛けたフシがあることをお断りしておきます。つまり、イベントを進めることのみを優先したと……。そりゃ負けますがな。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  6. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」