2008年、扱いきれなかった小ネタ・没ネタたちを振り返る:日々是遊戯
2008年の更新もあと少しで終了、ということで今回は、さまざまな事情で扱いそびれてしまった「小ネタ・没ネタ集」をお送りします。
年の瀬に、没ったネタを再利用
早いもので、今年の更新も残すところあと少し。そこで今回は、2008年の心残りをまとめて処分してしまおう! ということで、なんとなく2008年中に扱いそびれてしまった小ネタや、いろんな事情から扱えなかった没ネタなどを、後日談とあわせて振り返ってみたいと思います。エコですエコ。
「モンハンP 2nd G」でもっとも検索されたモンスター名は?
つい最近の没ネタがこれ。動画検索エンジン「Fooooo」で、「もっとも多く検索された『モンスターハンターポータブル 2nd G』のモンスター名」という、ちょっと変わったランキングを掲載していたのですが、大人の事情であえなく没に。えーと、一応、「モンハン」ユーザーで今さら知らない人もいないと思いますが、お楽しみを残しておくためです。ちなみに2位はナルガクルガ、3位はティガレックスでした。ランキングを見るかぎり、やっぱりユーザーの“壁”になりがちな強敵ほど多く検索されているみたいですね。
PSPのワンセグチューナーは富士山頂でも使えるのか!?
冗談みたいなネタですが、日々是のスタート当初、実は本気で企画案のひとつとして挙がっていました。まあ、当然のように企画倒れになったわけですが、その後過去のITmedia +D Gamesを見ていて愕然。担当編集が富士山登ってるじゃないですか! 日々是担当者なのに、なぜそのときに検証してきてくれなかったのかと小一時間……と、思ったら当時まだPSP用のワンセグチューナーが発売されていませんでした。そして、翌年リベンジ。編集者は再び体を張ってネタのためだけに富士山登頂を試みたのですが、なぜかケータイのワンセグは入るのに、PSPでは確認できないという企画倒れらしいオチがついた。
ちなみに後日ネットで調べてみたところ、それほど電波は強くないものの、天候や場所によっては富士山頂でもワンセグの電波は受信できるそうです。もしも今後ご来光を拝みにいく予定がある人、試してみてはいかがですか?
マイクロソフト、カナダの家出少年に懸賞金
10月ごろ、Xbox 360のやりすぎを両親にとがめられ、家を飛び出したまま行方不明となっていたカナダの少年に対し、マイクロソフトが2万5000カナダドル(約200万円)の懸賞金を出し、捜索に協力した――というニュースがありました。ところがその後入ってきた続報によると、少年は約1週間後、遺体となって発見されたとのこと。死因などは不明とされていますが、なんとも後味の悪いニュースになってしまいました。無事発見されたら掲載したかもしれませんが、残念でなりません。
オークションウォッチング、その後
1万7100ドルで落札された「メタルギアソリッド4」仕様PS3、13万8000円という高値をつけた「アーケード版『グラディウス』の販促用ポスター」など、これまで何度か取り上げてきたオークションネタですが、記事として取り上げたもの以外にもまだまだ高額商品はありました。
まずは40万円コースの、非売品ファミコンソフト「危険物とやさしい科学」。こちらは当時、出光とKONAMIが共同で開発した、日石社員向けの教育ソフトとなっております。最終落札価格は40万1010円。
続いて60万円コースは、同人シューティングゲーム「東方」シリーズの初期作品5タイトルが納められたCD-ROM。対応機種がPC-98シリーズというのが時代を感じさせますが、最終落札価格は65万1000円でした。
そして単体での落札価格ではトップクラスなのが、オンラインゲームのアカウント。筆者も2年ほどどっぷりとハマっていたことがありますが、とにかくやり込み要素の多いタイトルも多く、高レベルジョブ持ちやレアアイテム持ちのアカウントともなると数十万円での落札もざら。ただし規約により、アカウント売買を禁じているタイトルも多く、そもそもモラルの問題にもかかわるため、オススメはしない。
脱力必至の江頭時計「EGACLOCK」
最後はなんとなく掲載タイミングを逃してしまったものの、個人的にぜひ紹介しておきたかった、ゲームポットの「EGACLOCK」を。
名前からも分かるとおり「UNIQLOCK」のパロディですが、こちらは華麗にダンスを踊る女性のかわりに、「ファンタジーアース ゼロ」とコラボレーション中の江頭2:50が、5秒おきに奇怪なアクションを見せてくれるという、江頭ファン必見の脱力系時計ツールとなっています。
12月31日までの期間限定公開なので、まだ見ていない人は今のうちにぜひ。ちなみにスクリーンセーバー版は現在までに、約3万7千人にダウンロードされているようです。
――ということで以上、5つの小ネタ・没ネタを再発掘してみました。もちろんこれ以外にも数え切れないほどの掲載候補ネタが日々ポロポロとこぼれ落ちていっているわけですが、どうしても掲載タイミングが合わなかったり、ソース元の確認が取れなかったりと、掲載できない裏側にはさまざまな「大人の事情」があったりするのです。日々どうでもよさげなネタばかり選んで紹介しているように見える「日々是遊戯」ですが(実際扱っているネタの多くはそんな感じですが)、こうした死屍累々の上に成り立っているコーナーだと考えると、ちょっとだけありがたみが増したりしませんか? しませんね。
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