楽しく戦いましょう――「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」メディア対抗イベント
キメラ撲滅特殊部隊から召喚状が届く。どうやら、みんなで楽しく戦いましょうってことらしい。
「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」は、プレイステーション 3でこれまで発表されてきたシリーズ作品「レジスタンス」と「レジスタンス2」のあいだを埋める作品で、プレーヤーは兄をキメラに殺されたジェームズ・グレイソン元英国海軍中尉となり、「レジスタンス:人類没落の日」から数週間後の欧州を転戦する。発売日は3月12日。
そんな発売間近の「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」のROM(特別訓練用DISC)とともに、発売元のソニー・コンピュータエンタテインメントから召喚状が届いた。差し出し人は「キメラ撲滅特殊部隊(KBTB)」。召喚状には、「都内各所より選ばれし、特殊部隊の候補が一堂に集結し、己のプライドと、読者への信頼をかけて実戦に参加してもらう」との一文が……。要は手の込んだメディア対抗イベントへの招待状。そして、編集部でもっともつぶしのきかない筆者が、負ける気満々で参加することになったのだった。
今回のメディア対抗イベントには12媒体が参加。練習を経て、6媒体ずつ10分の制限時間でのデスマッチ方式での対決となった。ちなみに、SCEJのスタッフ2名が従軍カメラマンとして参加して、彼らが戦場をリポートする(実はこのカメラマンの存在がのちに勝敗に大きくかかわることになる)形。この中から上位3媒体ずつが決勝へとコマを進め、決勝戦を戦うといった進行だ。
筆者は微妙な手描きのゼッケンを胸に、なんの緊張もなく初戦に挑んだ。というのも、キャンペーンモードは遊んでいたのだが、マルチ対戦でのプレイはまったく経験がなかったからだ。初戦の舞台となった「ざん壕」の構造すら知らないのだから、勝てるわけがない。しかし、照準アシスト機能のおかげと、カメラマンの誤射や誤爆がカウントされるなどのボーナスポイント(?)のおかげか、意外な健闘を見せる結果に。惜しくも同率4位で決勝進出を逃した。もしかしたら、もう少し慣れていれば勝てたかもしれない……と思わせるゲームバランスがにくい。なお、決勝は15分間でのデスマッチ方式で対戦。その後、KBTB代表とのエキシビジョンマッチも行われ、途中マシントラブルがあったものの、大人げなくKBTB代表が媒体代表を軽く蹴散らしてしまっていた。
「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」の大きな特長のひとつは、プレイステーション 3版「レジスタンス2」との連動だ。「レジスタンス2」を起動したPS3とPSPを接続することで「レジスタンス 〜報復の刻〜 プラス」と呼ばれる操作オプションを機動。PS3専用コントローラーでプレイすることができるようになる。なお、操作体系もコントローラーが変わることで「レジスタンス2」に準拠したものに変わる。「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」が三人称視点(TPS)なので、FPSに慣れている人はこちらの方がやりやすいかもしれない。連動ではもう1つのモードもプレイ可能となる。これは「インフェクトモード」と呼ばれ、新しい能力や「レジスタンス2」の武器を手に入れた主人公でプレイすることができるというもの。
なお、ゲームモードは、シングルでプレイが楽しめるキャンペーンやマルチプレイを用意。マルチプレイでは、旗を自陣へ持ち帰る「キャプチャー・ザ・フラッグ」や、拠点を防衛する「コンテインメント」、そして今回のメディア対抗戦で使用したキル数やキルアシストでスコアを競う「デスマッチ」などがある。
ちなみに、2月19日から体験版の配信も行われている。体験版では「ボン チャプター2」がプレイでき、本作の機能を十分に堪能できる。なお、体験版では難易度がNORMALでの固定となっている。容量は172Mバイト。セーブデータは製品版に引き継がない。
イベントの最後には、ユーザー向けマルチプレイ大会「KBTB JAPAN Tryout」が4月25日に東京都内で開催されることが発表された。大会では、4人1組のチームで対戦する「チームデスマッチ」と「デスマッチ」の2つ(個人の参加の場合はデスマッチのみ)。応募は公式サイトから。応募期間は3月17日から3月22日まで。
また、「報復の刻」オリジナルグッズが抽選で20名に当たる「〜『報復の刻』購入者対象 豪華プレゼントキャンペーン」も実施される。応募受付期間は3月12日から4月2日まで。こちらも公式サイトから応募できる。なお、応募にはPlayStation Networkの登録アカウントIDが必要とのこと。
「RESISTANCE 〜報復の刻(とき)〜」 | |
対応機種 | PSP |
ジャンル | アクション・シューティング |
発売予定日 | 2009年3月12日 |
価格(税込) | UMD版4980円、ダウンロード版3800円 |
Developed by Bend Game Studio. (C)Sony Computer Entertainment America Inc.
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