楽しく戦いましょう――「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」メディア対抗イベント

キメラ撲滅特殊部隊から召喚状が届く。どうやら、みんなで楽しく戦いましょうってことらしい。

» 2009年03月06日 03時19分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」は、プレイステーション 3でこれまで発表されてきたシリーズ作品「レジスタンス」と「レジスタンス2」のあいだを埋める作品で、プレーヤーは兄をキメラに殺されたジェームズ・グレイソン元英国海軍中尉となり、「レジスタンス:人類没落の日」から数週間後の欧州を転戦する。発売日は3月12日。

 そんな発売間近の「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」のROM(特別訓練用DISC)とともに、発売元のソニー・コンピュータエンタテインメントから召喚状が届いた。差し出し人は「キメラ撲滅特殊部隊(KBTB)」。召喚状には、「都内各所より選ばれし、特殊部隊の候補が一堂に集結し、己のプライドと、読者への信頼をかけて実戦に参加してもらう」との一文が……。要は手の込んだメディア対抗イベントへの招待状。そして、編集部でもっともつぶしのきかない筆者が、負ける気満々で参加することになったのだった。


キメラ撲滅特殊部隊 参謀総長という肩書きで登場した永井ジョナ勝氏は、「昔は緑のアーマースーツを着て地球の敵と戦っていましたが、その戦いも終わったので、キメラとの戦いに身を置いています」と挨拶

 今回のメディア対抗イベントには12媒体が参加。練習を経て、6媒体ずつ10分の制限時間でのデスマッチ方式での対決となった。ちなみに、SCEJのスタッフ2名が従軍カメラマンとして参加して、彼らが戦場をリポートする(実はこのカメラマンの存在がのちに勝敗に大きくかかわることになる)形。この中から上位3媒体ずつが決勝へとコマを進め、決勝戦を戦うといった進行だ。

 筆者は微妙な手描きのゼッケンを胸に、なんの緊張もなく初戦に挑んだ。というのも、キャンペーンモードは遊んでいたのだが、マルチ対戦でのプレイはまったく経験がなかったからだ。初戦の舞台となった「ざん壕」の構造すら知らないのだから、勝てるわけがない。しかし、照準アシスト機能のおかげと、カメラマンの誤射や誤爆がカウントされるなどのボーナスポイント(?)のおかげか、意外な健闘を見せる結果に。惜しくも同率4位で決勝進出を逃した。もしかしたら、もう少し慣れていれば勝てたかもしれない……と思わせるゲームバランスがにくい。なお、決勝は15分間でのデスマッチ方式で対戦。その後、KBTB代表とのエキシビジョンマッチも行われ、途中マシントラブルがあったものの、大人げなくKBTB代表が媒体代表を軽く蹴散らしてしまっていた。

+D Games表記のキャラクターが戦場の露と消えていく(藤野カメラマン視点)

敗者には、決勝をゴザの上で正座して観戦するというつらいお仕置きが……

 「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」の大きな特長のひとつは、プレイステーション 3版「レジスタンス2」との連動だ。「レジスタンス2」を起動したPS3とPSPを接続することで「レジスタンス 〜報復の刻〜 プラス」と呼ばれる操作オプションを機動。PS3専用コントローラーでプレイすることができるようになる。なお、操作体系もコントローラーが変わることで「レジスタンス2」に準拠したものに変わる。「レジスタンス 〜報復の刻(とき)〜」が三人称視点(TPS)なので、FPSに慣れている人はこちらの方がやりやすいかもしれない。連動ではもう1つのモードもプレイ可能となる。これは「インフェクトモード」と呼ばれ、新しい能力や「レジスタンス2」の武器を手に入れた主人公でプレイすることができるというもの。

 なお、ゲームモードは、シングルでプレイが楽しめるキャンペーンやマルチプレイを用意。マルチプレイでは、旗を自陣へ持ち帰る「キャプチャー・ザ・フラッグ」や、拠点を防衛する「コンテインメント」、そして今回のメディア対抗戦で使用したキル数やキルアシストでスコアを競う「デスマッチ」などがある。

 ちなみに、2月19日から体験版の配信も行われている。体験版では「ボン チャプター2」がプレイでき、本作の機能を十分に堪能できる。なお、体験版では難易度がNORMALでの固定となっている。容量は172Mバイト。セーブデータは製品版に引き継がない。


永井ジョナ勝氏により、ユーザー向けマルチプレイ大会「KBTB JAPAN Tryout」の開催が伝えられる

 イベントの最後には、ユーザー向けマルチプレイ大会「KBTB JAPAN Tryout」が4月25日に東京都内で開催されることが発表された。大会では、4人1組のチームで対戦する「チームデスマッチ」と「デスマッチ」の2つ(個人の参加の場合はデスマッチのみ)。応募は公式サイトから。応募期間は3月17日から3月22日まで。

 また、「報復の刻」オリジナルグッズが抽選で20名に当たる「〜『報復の刻』購入者対象 豪華プレゼントキャンペーン」も実施される。応募受付期間は3月12日から4月2日まで。こちらも公式サイトから応募できる。なお、応募にはPlayStation Networkの登録アカウントIDが必要とのこと。


マルチプレTOP
キャプチャー・ザ・フラッグ
コンテインメント

アシミレーション
デスマッチ
チームデスマッチ

「RESISTANCE 〜報復の刻(とき)〜」
対応機種PSP
ジャンルアクション・シューティング
発売予定日2009年3月12日
価格(税込)UMD版4980円、ダウンロード版3800円
RESISTANCE is a registered trademark of Sony Computer Entertainment Inc.
Developed by Bend Game Studio. (C)Sony Computer Entertainment America Inc.


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/14/news049.jpg ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. /nl/articles/2501/16/news152.jpg タンクトップ姿のパパ「昔はモテた」→娘は信じていなかったが…… かつての姿に衝撃走る「『トップガン』に出ていても納得」【海外】
  3. /nl/articles/2501/16/news154.jpg 「まじで終わってる」 マクドナルド「エヴァ」コラボ品“高額転売”に嘆く声…… 「結局欲しい人が買えない」
  4. /nl/articles/2501/16/news099.jpg 大谷翔平、“家族とのショット”が210万表示の反響 幸せそうな高画質の表情に「いい写真だ!」「初めてタップした」
  5. /nl/articles/2501/16/news033.jpg 「初心者でもレモンが“必ず”実る」驚きの裏ワザで育てると…… 想像を超える大収穫に「目から鱗」「そーゆーこと?!」と大反響
  6. /nl/articles/2501/15/news094.jpg 実家のトイレがリフォーム→ 判明した“重大欠陥”に2100万表示の驚き 「気付かなかったのか」
  7. /nl/articles/2501/16/news134.jpg 元欅坂46、幼少期→学生時代→現在の成長ビフォーアフターを公開 「仕上がりすぎです」「優勝」と280万再生突破
  8. /nl/articles/2501/15/news074.jpg 賞味期限「2年前」のゼリーを販売か…… 人気スーパーが謝罪「深くお詫び」 回収に協力呼びかけ
  9. /nl/articles/2501/16/news155.jpg 「timelesz」候補者が持っていた“ダイソーのぬいぐるみ”、店頭から消える 「どこにもない」「篠塚担のうさぎ狩り」と話題に
  10. /nl/articles/2501/15/news169.jpg 「お遊戯会ではない」と批判受ける→成人式に“メルカリで買った服”で参加したインフルエンサーが反論 「ちょっとまって」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  2. 「大根は全部冷凍してください」 “多くの人が知らない”画期的な保存方法に「これから躊躇なく買えます」「これで腐らせずに済む」
  3. 浜崎あゆみ、息子2人チラリの朝食風景を公開 食卓に並ぶ“国民的キャラクター”のメニューが意外
  4. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  5. 中2長女“書店で好きなだけ本を買う権”を行使した結果…… “驚愕のレシート”が1300万表示「大物になるぞ!!」「これやってみよう」
  6. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”の家族に反響 ジュノンボーイの幼少期が香取慎吾似?【コンテスト特集2024】
  7. 大好きなお母さんが他界し、実家でひとり暮らしする猫 その日常に「涙が溢れてくる……」「温かい気持ちになりました」
  8. 「やばすぎ」 ブックオフに10万円で売られていた“衝撃の商品”に仰天 「これもう文化財」「お宝すぎる」 投稿者に発見時の気持ちを聞いた
  9. 「こんなおばあちゃんになりたい」 1人暮らしの93歳が作る“かんたん夕食”がすごい! 「憧れます」「見習わないといけませんね」
  10. 【今日の難読漢字】「碑」←何と読む?
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」