クラスが違えば戦略も変わる――「ファイナルファンタジーXIV」(4/4 ページ)

» 2010年03月11日 13時34分 公開
[ITmedia]
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苛烈なるファンタジスト「呪術士」(Thaumaturge)

 呪術と呼ばれる、破壊的性格の強い魔法を操るソーサラー。己の本性を内観することで、心の内に秘める力を操ることができる。念珠を嵌め込んだ笏状の魔器「呪具」を携帯しており、それを注力点として精神を魔法に変換する。ウルダハの二大礼拝堂が呪術の総本山とされ、術を研鑽する多数の学僧を擁している。


 ファイター系も含めた全クラス中、最大の攻撃力を誇る魔道士で、敵に呪いをかけて弱体化したり、逆に味方を強化したりといった、長期戦に有効な戦闘支援を得意とする。

アビリティ

  • 「血の儀礼」:心血を注ぎ、呪文を高唱する(HPを削って魔法威力を高める)
  • 「荊棘」:痛覚を敵と共有する(自分が受けたダメージを、与えた者にそのまま返す)
  • 「ダークシール」:精神を集中させる(魔法の命中精度を高める)
  • 「イニシエーション」:意気を仲間と共有する(自分にかかっている魔法効果を仲間と共有する)
  • 「パラダイムシフト」:語りかけるように呪文を詠唱する(魔法の有効距離を縮める代わりに、効果範囲を広げる)

魔法

  • 「ドレイン」:範囲内の敵のHPを吸収する
  • 「グラビデ」:範囲内の敵の足を遅くする
  • 「サクリファ」:自分のHPを犠牲にして、味方のHPを回復する
  • 「サイフォマッジ」:行動不能の敵からMPを吸収する
  • 「アブゾアキュル」:敵の命中を吸収し、自分の命中精度を高める
左が金笏セプター、右が長笏スタッフ


鋼鉄のアーティスト「鍛冶師」(Blacksmith)

 鉄を加工し、道具や武器を生みだす金属のクラフター。「クロスペインハンマー(十字鉄鎚)」を主道具とする。工房で剣を鍛えたり、キャンプ地で短剣を研いたりと、時と場所を選ばず商売できる。その源流は古く青銅時代にまで遡り、その頃より徒弟制によって連綿と受け継がれてきた伝統の技と、銃砲のような最先端の技とが渾然としており、流派も多い。


 金属系の敵を弱体するだけでなく、敵を倒した際は金属系の戦利品を発見する。仲間の武器に目配りし、戦場でも常にベストコンディションに保つことができる。

製作物

  • 「アイアンインゴット」:製錬、鋳造された鉄塊。材料:鉄鉱
  • 「ソードガード」:剣の鉄製鍔。材料:アイアンインゴット
  • 「スパタ」:青銅製の旧式騎兵剣。材料:スパタブレード・ソードグリップ・ソードガード、ポンメル
  • 「ピック」:青銅の鶴嘴。材料:ピックヘッド・ピックポール・グリップストラップ
  • 「スパイクドラブリュス」:強襲用に改造された「ラブリュス」。材料:ラブリュス・ブロンズインゴット
左が十字鎚クロスペインハンマー、右が金鑢ファイル


地底のエクスプローラー「採掘師」(Miner)

 鉱石や原石、化石の採掘、石材の切り出しなど、およそ岩石に関わる仕事すべてに精通するギャザラー。「ピック(鶴嘴)」を主道具とする。主な取引相手は鍛冶師や彫金師。かつて鉱山都市であったウルダハ発祥の鉱業技術を習熟しているため、鉱脈探査や土木作業など仕事の幅は広い。彼らの間では定説となっている大陸漂流説から、放浪の神オシュオンを崇める者が多い。


 強力な飛礫を放ち、鉱物系の敵を弱体する。旅の途中、フィールドやダンジョンでパーティに副収入をもたらす。

採集物

  • 「銅鉱」:銅を含有する鉱石
  • 「銀鉱」:銀を含有する鉱石
  • 「硝石」:半透明の結晶体。火薬や硝子、染料の原料
  • 「珪砂」:石英粒からなる白色砂
  • 「リトルワーム」:地中に生息する小さな環虫
左が鶴嘴ピック、右が砕石鎚ナッピングハンマー


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