カリフォルニア大学、ゆで卵を“生卵”に戻す新しい方法を発明
白いのが透明に……戻る……だと?
» 2015年01月27日 13時32分 公開
[太田智美,ねとらぼ]
アメリカ合衆国のカリフォルニア大学アーバイン校(以下、UCI:University of California, Irvine)とオーストラリアの化学者らは1月23日(米国時間)、ゆで卵を“生卵”に戻す方法を発明したと雑誌「ChemBioChem」で発表した。
卵は熱を加えると、たんぱく質が固まって光が乱反射し白く見える。これを再び生卵のように透明に戻すには、これまでの方法では分子レベルでの透析(とうせき)を約4日間行わなければならなかった。
しかし今回発表された方法は、固まったたんぱく質に尿素を加えて液化し、その後機械で圧力をかけて小さなタンパク質の塊をバラバラにするというもの。この方法であれば多くの時間や費用を費やさなくても、ゆで卵を生卵のような透明な液状に戻すことが可能になる。
UCIは特許を申請。これらの技術を応用すれば大腸菌などのタンパク質を安価に速く作り替えられ、癌治療などの医療にも応用できるとしている。
「私たちは卵の加工に興味があるわけではない。それは1つのデモにすぎない」(UCI ワイス教授)。
(太田智美)
advertisement
関連記事
- 灰皿飛んでくるのはいやだ! 東京図書出版「ITエンジニアのためのハイプレッシャー下での対応術」が生まれたワケ
タイトルのインパクトすごい。 - キャサリン、お前オスだったのか……? 任天堂の回答がナナメ上だった
卵産むのに!! - ついに本物の「鯖」がIT業界へ! サーバー管理会社が「サーバー屋のサバ缶」を商品化
IT業界と被災地をリアルにつなぐアイテムに。 - ねとめし:卵の黄身が濃厚でモッチモチに たった一手間加えるだけの「冷凍卵」が衝撃的なウマさだった
ネットで話題の「冷凍卵」。卵を冷凍庫に入れるなんて……と驚くなかれ。衝撃的なウマさになるから! - ねとめし:めんつゆに半日浸け込むだけ! 超簡単に作れる煮卵レシピが完全に「ラーメン屋で食べる味」だった
煮卵といえばラーメン屋で食べるもの――そんな“常識”が覆る! めんつゆを使った簡単煮卵を作ってみた。 - 「ラーメン編めたよー」 とある編み物がメチャクチャうまそうなのに食べられなくてツライ
J( 'ー`)し「たかし、ラーメン編めたわよー」。たかし「カーチャン……」 - 痔の完治を願い、お尻を突き出し「けつぴたし!」 栃木の奇祭「じかたまじない」を痔患者が体験
痔の平癒を願う栃木の奇祭「じかたまじない」に、痔を患う筆者が参加。お祭りはお尻を振り、呪文を唱えて――と奇行の連続だった。 - ほっともっとから「アイカツ!」弁当 茅場町店が「なんでも弁当」になるイベントも
「アイカツ!のり弁」など3つのコラボ商品を発売する。 - 振りかけるとなんでもゆで卵風味になる魔法の粉が発売される
醤油とご飯が卵かけご飯に。 - 【超速報】エイプリルフールまとめ 2013年もガンガンまとめるよ!
最も面白いウソはどれだ! - ちょっとこの世の地獄に行ってきた
地獄の1丁目、それは大分県の別府にあった。 - 鍋の可能性:目に痛いスカイブルーの恐怖 「鍋用!ズゴックとうふ」を調理してみた
タムラ料理長(仮名)出撃。豆腐もしらたきも真っ青に、そして我々の顔面と舌も……。南国の海に沈むズゴックを見た。「ザクとうふ デザート仕様」も調理した。 - ウェンディーズ2号店が六本木にオープン! 1280円のキャビア&ロブスターバーガーを食べてきた
新生ウェンディーズが国内2号店となる六本木店をオープンした。記念新商品として発売された、日本国内2店舗でしか食べられない高級な「Japan Premium」バーガーを一足先にいただいてきた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
-
「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
-
“ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
-
高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
-
「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
-
「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
-
「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
-
“歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
-
黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
-
走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた