なぜ人は「制服+ふともも」に惹かれるのか 「女子かう生」富戸もも子のふとももは、若さと健康とエロスの証あのキャラに花束を

「制服+ふともも」は世界を救う。

» 2016年07月11日 19時30分 公開
[たまごまごねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「ふともも写真館」をご存知でしょうか。

 写真家ゆりあさんが、ひたすら女性のふとももを撮影したもの。写真集を出し、個展も開いており、ネットでも話題になっています。特に多いのは、女子学生制服のふともも。チェックのスカートから伸びる足を、なめまわすように接写しています。

 ふとももが嫌いな人間の男女……いや動物なんて、いないと思う。だって、膝枕って本能的にやるでしょう? 生まれた時から、ふとももに身を委ねたい、と感じる心が植え付けられている。体温が高くて、ほどよい弾力のふとももに。

 マンガのキャラクターの中で、ベストふとももニストの1人として紹介したいのが、「女子かう生」富戸もも子。読み方は「ふと ももこ」。


画像 発売したばかりの5巻。かばんとぼくの頭を交換したい

 いろいろなふとももはあれど、なぜ人は「制服+ふともも」に惹(ひ)かれるのか、そのヒントが見える作品です。



ふとももを出せるのは、青春の証

 ふとももって、基本的にあんまり見せないパーツ。特に女性の場合大人になるにつれ、一般的には水着でも着ないかぎりそうそう露出しない。見せるには、ミニスカートかホットパンツのような、極端に丈の短い衣装じゃないといけない。ハードルめっちゃ高い。

 けれども、普段から超ショートな丈のスカートを履いちゃえる時期がある。それは女子中高生時代。スカートは短い方がかわいい、という文化がいつの間にか定着したため、「学生時代はふとももがばっちり見える女子だらけだった」って人も多いのでは。大人になると長いスカートの良さも分かるんだけど、まあ眼福ですよね。

 ぼくの住む北海道では、恐ろしいことに氷点下の冬でもふとももを生でさらしていた少女たちが町を歩いていた時期もありました。今は減ったのかな、どうかな。

 さて、もも子はそれはもうのびのびと、ふとももをさらして生きています。


画像 ふとももだ、ふとももがいる(3巻66ページ)

 もも子は割りと雑な子です。自由奔放、楽しいことはなんでもやっちゃう。とにかく元気ではつらつ、でも迷惑になるような暴走まではしない。恋愛のことより、目の前の遊びに興味津々。

 もも子は、パンツが見えても気にしない。股を開いて座ることもある。女子校だから、というのが大きそう。あと幼いからかな。

 なぜ短いスカートを履いているか。そりゃかわいいからでしょう。人に見せるためじゃないよ、自分のために、短くしてるんだよ。



しゃべらないからこそ見える色気

 このマンガ、せりふやモノローグが一切ない、擬音のみのサイレント形式で描かれています。もっとも超ハイテンションなもも子が黙っているわけがなく、あれこれぺちゃくちゃしゃべっているようなのですが、何を言っているかは分からない。そのエネルギーは、彼女の肢体によって表現されます。


画像 セリフがないので自ずともも子のふとももに視線が行く(2巻134ページ)

 あまりにもムッチムチすぎるこの脚のライン、「健康美」って言葉だけで言い表せない。何も考えずあっちこっち駆けまわる体力と、家で惰眠をむさぼっているだらしなさの両方を日々繰り返した上で、高校生の新陳代謝でバランスを整えられた脚です。若い時にしか作り出せない美術です。


画像 自宅じゃないところでぬれた靴下を晒せるのは中学高校時代くらいなもんだ(5巻86ページ)

 もも子はスカートや靴下がぬれると、適当に脱ぎ散らかすことがあります。彼女は体温が高めなのか、とにかく蒸れる。すぐ汗をかく。特に下半身がむっちりしており、画面からむわっと体温漂ってきそうな描写が多いです。

 てか湿った裸足を机の上に投げ出す機会なんてね、学生の時くらいですよ。しかも共学だとあんまりやらないでしょ。これでウンコとか落書きしちゃうんだから、その子供っぽさたるや。


画像 ズボンが入らない、そんなふともものままでいて(5巻107ページ)

 もも子は結構お肉あります。おなかはちょっとぽっこり。ふくらはぎはそんな太くないけれど、ズボンが入らないくらいにふとともがぽちゃぽちゃ。

 本人も「ズボンが入らない」ことや体重くらいは気にしています。けれどダイエットとかあまり考えません。むしろズボンが入らない事件があったすぐあとに、みんなでもりもり肉を食べるくらい。食欲に忠実な子って、見ていて気持ちいい。



男を迷わせるふともも

 青春を形にしたかのようなふともも。学校では「生」の表れとして、元気いっぱい駆けまわる様子が描かれます。

 でも外部の男性から見たら、彼女のふとももはあまりにも「性」的。こればっかりは抗えない。


画像 雨宿り、湿った女子高生(4巻134ページ)

 雨の日にぬれた女子高生が隣にいる。湿ったふとももが目の前にある。これ全く見ない、気を向けない、なんてできない。不可抗力です。

 この作品は「友達や姉と遊ぶパート」「もも子一人遊びパート」「男性から見たもも子パート」の3つに分かれています。

 男性視点で見ると、もも子のふとももの無防備さはどうしようもなくフェティッシュ。絶対に手は出しません(犯罪です)が、心は確実に奪われます。恋かな? いやただの性欲。

 もっとも「生」と「性」は地続き。彼女が何も考えず、世界の何もかもを楽しみ、いきいき暮らしている様に、つい笑顔になるかもしれない。または激しくムラムラするかもしれない。どちらも「魅力」です。


画像 キラキラと輝くふとももダイビング

 もも子たちの日常はまだまだ続きます。よく食べ、よく寝て、よく遊ぶもも子はあまりにもまぶしい。彼女が大人になって、社会人として働き始めたら、こんなむき出しなふとももは見られなくなるでしょう。過ぎ去っていくからこそ、高校3年間のふとももは、貴重なのです。


(C)若井ケン/双葉社


たまごまご


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news042.jpg 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. /nl/articles/2411/14/news090.jpg ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  5. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2411/13/news162.jpg 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. /nl/articles/2411/14/news035.jpg 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. /nl/articles/2411/12/news194.jpg 「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた