ニュース
» 2016年04月20日 15時40分 公開

スズキへの愛と胸のサイズは超大型「ばくおん!!」鈴乃木凜ちゃんの熱血人生あのキャラに花束を

荒ぶる金髪ツインテール。

[たまごまご,ねとらぼ]

画像 おりもとみまな「ばくおん!!」2巻表紙

 女の子と機械の組み合わせって、男の子にとって永遠のテーマだと思う。

 身近なメカメカしいものの代表、バイク。「ばくおん!!」は緻密なバイク描写と女の子の組み合わせで魅せてくれる、ハイテンションコメディです。

 作中には、バイクへのフェティシズムがあふれています。中でも突出しているのが、スズキのバイクが世界一! という、スズキ信者の鈴乃木凜ちゃん。

 スーパーデンジャラスわがままボディで、胸のSのロゴとおしりははちきれんばかり。アニメではぶるんぶるん胸が揺れています。バイクに乗るとき、いつでもレーシングスーツを着込んでいる彼女。これがまた体のラインがくっきり出る。ムチムチです。大変けしからん。フルフェイスヘルメットから、ツインテールがはみ出しているのも素晴らしい。

 主人公の佐倉羽音より先にGSX400Sカタナとセットで、フィギュアが出ることも決まっています。


画像 凜ちゃん。胸と尻とツインテールが、ものすごくフィギュア映えしています(Amazonの商品ページより)



スズキ大好き鈴乃木凜

 凜は、スズキの製品が大好き、いや、スズキ以外のものは目に入らない。愛というより偏愛に近い。スズキのバイクはなんでも絶賛です。

 これは、バイクあるあるの1つ。スズキはたまに、特殊でくせのあるデザインのバイクを出すことがあります。独自なものを作ろう、という精神から生まれたもので、例えばGSX400Xインパルスは「東京タワーと鳥居」をモチーフにデザインしている、という変わり種。

 このセンスにホレ込むかどうかが分かれ道。スズキの商品と考え方に魅了され、どこまでもスズキについていく人のことを、ネットでは「鈴菌に感染した」ということがあります。凜は、まさに鈴菌感染者どまんなか。

 凜の愛は、ひたすらにまっすぐです。例えば彼女、スズキをもっとみんなに知ってもらうために、オリジナルロゴを作るシーンがあります。これがもう、幼子のように無邪気。


画像 胸にはスズキGSX250S COBRA、部屋にはスズキのポスターに、鈴木修人形。ああ、楽しそう(7巻34ページ)

 なんの掛け値もない。あまりにも純真な彼女は、見ていて大変気持ちがいい。



ツンデレどころのさわぎじゃない

 彼女は、はっきりとしたツンデレです。というかツンデレをこじらせてやっかいなことになっている、不器用極まりない子。

 1巻でバイク部ツーリングに行くのが決まった時、凜は「私は行かないわよ!!」と反対します。実は凜、自分の意志でバイク部に入っていませんでした。まあ、誘いません。それを聞いて凜「なによクラスメイトのバイク乗りを誘わない気!?」と反論。で、誘うと「行かないわよ!!」どっちなんだ。

 彼女はものすごく友情に飢えています。九州にツーリングが決まった時、彼女は綿密に情報集めをし、プランを立てていました。楽しみだったんだね。しかし勢い余って仲間とケンカしてしまい、売り言葉に買い言葉で話題を蹴ってしまいました。自分で自分を制御できていない。


画像 なんというか、めんどくさかわいい。あとその名前は恥ずかしい(5巻132ページ)

 一方でデレたらデレたで気が大きくなるから大変。自意識過剰な発言で、周りを困らせます。

 一緒に組む側としては、さすがに毎回これでは面倒くさいのは、分かる。けれども凜ちゃん悪い子じゃないんだよ! ちょっと目立ちたがりやで、相手との距離感をうまくとることができないだけ。もっとうまく話す方法があるのにできていないのは、本人も分かってるんじゃないかな。



一生懸命な娘さん

 彼女はものすごく真面目な子です。大雑把な行動が多いのでそうは見えないけど、本質はかなり几帳面です。

 まずバイクの乗り方がしっかりしている。交通安全のお守りも山程持っています(よくこけるけど)。羽音たちが荒くれ者のバイク映画を見ていた時、暴走族の映画はバイクのイメージを落とす、と言ったこともあります(その後完全に影響受けちゃうけど)。乗るからにはきちんとしないといけない、という意識がものすごく高い。バイクを愛しているからこそ、整備はマメです。もちろんバイクを傷つけるようなことはしません。

 勉強もそこそこできます。平均70点以上。ピザ配達のバイトもこなします。作中ではガソリンを躊躇(ちゅうちょ)なく満タンにするお金持ちのように描かれていますが、ひょっとしてバイク維持費のためにバイトしているのでは。

 北海道にツーリングにいったとき、凜はキタキツネに遭遇します。事故になるか、ひいてしまうか……。彼女はギリギリでブレーキを間に合わせました。キツネに対して怒鳴り散らします。「人なつこいのもいいかげんにしてよ!!」「エキノコックスが感染るでしょ!!!」本当にそう思ってるの?


画像 彼女の本心(2巻129ページ)

 ところどころで、根がやさしく素直なのが、ポロッと出る。

 確かに凜はスズキに対して盲信的かもしれない。けれどもスズキを愛し、青春を捧げて笑顔になっている彼女、本当に輝いています。笑われることもあるけれど(仕方ない言動もとっているけど)、こんなピュアな顔で好きなものを謳歌していたら、それは幸せだよ。

 凜ちゃんの魅力は「スズキが好きすぎてクレイジー」なところです。そして「スズキに夢中でキラキラしている」ところです。

 何かを愛し続けられる人って、いずれみんなに愛されると思う。


(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)2012



たまごまご


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 痩せたらこんなに変わるのか 丸山桂里奈、現役時代の姿が別人過ぎて「誰かわからん」の声殺到
  3. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  4. セーラーサターンの変身シーン、四半世紀を経てアニメ初公開にネット湧く 「ついに公式が」「感謝しかない」
  5. 「髪型体型全て違う」 丸山桂里奈、引退直後のセルフ写真にツッコミ 4年前のスレンダーな姿に「今も輝いててかわいい」の声も
  6. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  7. 「マジで助けてくれ」 試験中止で教授に“リスのさんすうノート”を提出することになった大学生に爆笑
  8. 「140秒とは思えない満足感」「なぜこれだけの傑作が埋もれているのか」 崩壊した日本を旅する“最後の動画配信者”のショートフィルムが話題
  9. 「化粧! 今すぐ落としてこい!」 男性教師に怒鳴られる生徒をかばう女性教師を描いた漫画に納得と感謝の声
  10. 畠山愛理、いま着たらピチピチなレオタードを公開 「とんでもなく可愛い」「見惚れてしまいました」と反響