ニュース
» 2017年10月28日 11時00分 公開

銭湯猫のタタミちゃんがお出迎え 川口のオシャレ銭湯「喜楽湯」にみんなも来るニャえんやの銭湯イラストめぐり

お風呂も猫も楽しめるとか控えめに言って最高じゃないですか?

[enya honamiねとらぼ]

 銭湯イラストレーター、enya honamiさん(@enyahonami)がお気に入りの銭湯をイラストで紹介するえんやの銭湯イラストめぐり。第9回は川口駅より徒歩12分、銭湯猫がお出迎えしてくれるオシャレ銭湯の喜楽湯を紹介します。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 喜楽湯内部図解(クリックで拡大表示します)。喜楽湯リーフレットにも使われています(作:enya honami

喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 喜楽湯図解2。わがままセットは現在、「高級手ぶらセット」として200円で利用できます


連載一覧




喜楽湯(埼玉・川口)


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 喜楽湯外観。色とりどりの椅子が可愛らしく並んでいます


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯浴室内。のれんのイラストが目を引く明るい浴室です


喜楽湯

住所:埼玉県川口市川口5-21-6

電話番号:048-258-7689

URL:http://tokyosento.com/kawaguchi_kirakuyu/

営業時間:15時00分〜23時00分

定休日:定休日なし





えんやメモ

  • お客さんをお出迎え、銭湯猫のタタミちゃん
  • 手ぶらでフラッと来られる充実したサービス
  • 銭湯メディア「東京銭湯-TOKYO SENTO-」が運営を担当
  • アロマの香りで夢見心地。極楽サウナとお風呂



登場人物

えんや


えんや:週5日は小杉湯、週2日は他の銭湯に通う銭湯マニアイラストレーター。好きな水風呂の温度は「15度」。


ねとらぼ


ねとらぼ編集:ねとらぼ編集部の銭湯好き。




お客さんをお出迎え、銭湯猫のタタミちゃん


えんや


喜楽湯と言えば、まず看板猫ちゃんがいます。名前はタタミで、とってもかわいいんですよ。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯浴室でのタタミちゃん(オス)


ねとらぼ


鈴がかわいい! 「タタミ」って変わった名前ですが由来はあるんですか?


えんや


喜楽湯のお向かいの畳屋さん(今は閉店)で見つかったのでタタミだそうです。絵を描いた時(2016年)はまだケロヨン桶に入るぐらい小さかったです。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 2016年11月のタタミちゃん。ケロヨン桶にすっぽり収まるサイズ


ねとらぼ


おお、じゃあまだかなり若い猫ちゃんですね。


えんや


お店の前で遊んでたり、フロントにいたり、とっても元気です。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 フロントの出窓からお客さんをお出迎え



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯脱衣所のロッカー上でのんびり


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 三脚好きなタタミちゃん。撮影中も三脚の足と遊んでいました


ねとらぼ


タタミちゃんに会いに行きたい……。




手ぶらでフラッと来られる充実したサービス


えんや


喜楽湯はアメニティーもすごいんですよ。


ねとらぼ


アメニティーがすごいとは。


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯洗面台。化粧水、乳液は男湯にもあります


えんや


脱衣所の洗面台に無料の化粧水、乳液があって、ドライヤーも無料で使えます! あと“高級手ぶらセット”(200円)というサービスもあって、こちらは高品質シャンプーとリンス、マジックソープ、フワッフワのタオル、それにダイソンの高級ドライヤーが使えます。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 高級手ぶらセット(200円)。シャンプーとリンスはルベル、パブリックオーガニック、アーユルビオ、アジエンスの中から選べます(画像提供:喜楽湯)


ねとらぼ


すごい盛りだくさんなセットだ。普通のドライヤーが無料で使えるのもいいですね。ドライヤーはいまだに有料のところが多い。


えんや


他にも、脱衣所に漫画や小説が置いてあったり、女湯の方には服の交換所が設けられていたりします。


ねとらぼ


服交換!? そのサービスははじめて聞きました。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 脱衣所の漫画コーナー。ロッカーの中やラックなどに小説、漫画が置かれていて、無料で読む事ができます


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯脱衣所。洋服がかけられたラックが服交換所


えんや


いらなくなった服をラックにかけておいて、気に入った服があれば持って帰ってもOKというサービスだそうです。ここ以外では沼袋の「一の湯」でしか見たことがないですね。


ねとらぼ


じゃあ、来た時と帰りで服が変わるみたいなパターンも……。


えんや


あるかもしれない(笑)。でも脱いだ服をそのまま置いていくのはやめましょう。


ねとらぼ


ああ、そうか、普通は「家から」いらない服を持ってきて置いていく、ってことですね。




銭湯メディア「東京銭湯-TOKYO SENTO-」が運営を担当


ねとらぼ


サイトを見るとかなり歴史のある銭湯みたいですが、建物全体がオシャレだし、新しい試みが多いですね。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 番台もフォトジェニック


えんや


喜楽湯は1950年以前から運営されている老舗銭湯ですが、現在の経営は銭湯メディアの「東京銭湯-TOKYO SENTO-」が担当しているんですよ。


ねとらぼ


ええ! 東京銭湯よく見てます。あそこ銭湯の運営もやってるんですか。


えんや


そうなんですよ。代表取締役番頭の日野さんはデザイン制作会社も運営していて、喜楽湯店頭のデザインにも気を配っています。また東京銭湯自体、若い方が多くて新しい試みがどんどん実践されているんです。


ねとらぼ


へええええ、面白いですね。


えんや


銭湯は家族経営が一般的なのでここはかなりユニークですね。銭湯好きな人が作っているので、細かい工夫が本当に面白いんです。イベントも多くて、最近だと喜楽湯の前でフリーマーケットをしたり、夏には浴室で流しそうめんをやったりしていました。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 喜楽湯の前でフリーマーケット(画像提供:喜楽湯)


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 流しそうめんは浴室で(画像提供:喜楽湯)


ねとらぼ


それでこんなにオシャレなんですね。


えんや


番頭さんも若くておしゃれな方ですよ。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 番頭のお二人(左:湊研雄さん/右:中橋悠祐さん)


ねとらぼ


銭湯メディアをやりつつ実際に銭湯の運営もされているというのが面白いですね。若い経営者やスタッフがどんどん入ってくるのも分かる気がします。


えんや


喜楽湯に来るといつも「銭湯、まだまだやれる事あるな〜」って、元気をもらった気持ちになります。




アロマの香りで夢見心地。極楽サウナとお風呂


えんや


喜楽湯はジェットと寝風呂がついたお風呂と、水風呂、そしてサウナがあります。井戸水を使っているので、水風呂は冬に入ったらかなりキンキンで良かったですよ〜! そしてサウナ無料です!



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯浴室図解


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯浴室。手前が寝風呂の浴槽、奥側が水風呂です


喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 男湯水風呂。井戸水を使っているので、季節によって温度が異なります


ねとらぼ


サウナが……無料……だと……!


えんや


最大6人程度でちょうどいい広さです……!



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 女湯サウナ。12分計の代わりに小さな砂時計がそこかしこに置いてあります


えんや


個人的に“テレビなし・高湿度・良い香り”のサウナが大好きなんですが、ここはまさにそのど真ん中で。アロマのとっても良い香りが室内に充満していました。


ねとらぼ


アロマいいですよね〜。ロウリュウサービスがあるところだとアロマ水でロウリュウしてくれるのでめっちゃ整いますが、普段からアロマの香りがしてるところは珍しいかもしれない。


えんや


銭湯でアロマを使っているのは珍しいんですよ! 知っている限りでは、池尻大橋の「文化浴泉」とここぐらいです。


ねとらぼ


アロマの香りで、湿度高めで、そして水風呂が16〜17度(イラストより)……ひょっとして最高なのでは……?


えんや


最高ですね……。お風呂上がりにはフロントでビールも飲めるし、ハイネケンとコロナが瓶でありますよ。



喜楽湯 川口 銭湯 交互浴 ハイネケンとコロナが瓶で飲める


ねとらぼ


しかも猫までいるという。


えんや


ここは本当にクオリティー高いです。埼玉県と言っても新宿からなら30分程度なので、たまには遠出でもという時にちょうど良いですよ!




作者プロフィール

えんやほなみ

塩谷歩波 honami enya/イラストレーター

TwitterInstagram

1990年生まれ。東京都出身。小杉湯所属。

インテリアコーディネーターの母と描いた住宅パースから建築の道を志す。早稲田大学建築学科に入学、地方都市の研究を経て建物と人の営みについて興味を抱くようになる。2015年、住宅設計で著名な某設計事務所に就職するも、過労により身体を壊す。休職中、医師の勧めで始めた湯治から銭湯の魅力を知り、喋らずとも温かみを感じられる銭湯という場がいつしか心の支えに。設計事務所で目指していた「誰かの居場所になる建物」としての役割を、銭湯が既に担っていたことに衝撃を受け、「銭湯に恩返しがしたい」と始めた都内の銭湯図解がネットで話題となる。2017年小杉湯に転職、ポスターや店内のデザインを担当している。好きな水風呂の温度は15度。



関連キーワード

風呂 | | サウナ | 埼玉


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/04/news076.jpg 君島十和子の長女・君島憂樹、 “母上のお洋服”を拝借したシャネルコーデが超絶美人 「お人形さんかと」「素敵すぎ」
  2. /nl/articles/2312/02/news048.jpg 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. /nl/articles/2312/04/news026.jpg 貞子もビビって逃げ出すレベル 驚異のハイスピードで迫るハムスターの姿に度肝を抜かれる人続出「怖いよ」
  4. /nl/articles/2312/03/news054.jpg 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  5. /nl/articles/2312/04/news028.jpg 愛猫に「猫鍋」をもらったのに、夢中になったのは予想外の…… 「違う、そうじゃない」とツッコむ展開に笑ってしまう
  6. /nl/articles/2312/04/news022.jpg 秋田犬の子犬、これで生後4カ月!? ベビーデカワンコの抱っこが「“超”大型犬ですよね」「かわいいの塊でたまらん!」と話題
  7. /nl/articles/2312/04/news021.jpg いつも空いているドッグランが大盛況→常連の柴犬が困惑のあまり…… 胸がキュッとする“うろたえっぷり”に応援の声続々
  8. /nl/articles/2312/03/news057.jpg クロちゃん、20歳年下の恋人に旅行持ちかけるも「行かない」 交際1周年のお祝いもなし「1回しっかりしゃべりたい」
  9. /nl/articles/2312/04/news099.jpg 笑福亭鶴瓶、夜中に“超一流俳優”たちの呼び出しでパジャマ出動 豪華メンツの泥酔姿に「凄いメンバー」「映画撮れそう」
  10. /nl/articles/2312/04/news016.jpg 写真家が「もう二度と撮れません」と語るエゾモモンガの水平飛行 貴重な1枚に「感動しました」「最高です!」と絶賛の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」