ニュース
» 2018年07月05日 16時45分 公開

「ほぼ親父しか解いてねえ」―― とあるお父さんが作った数独サイト、息子のツイートで一夜にして人気爆発

お父さんに、なぜ自分でサイトを作ろうと思ったかなど聞きました。

[池谷勇人,ねとらぼ]

 とあるお父さんが作った「数独」サイトがTwitterで注目を集めています。それまでは「娘夫婦、息子夫婦くらいしかアクセスしていなかった」のが、話題になってからは「爆発的なアクセス数」にまで伸びたとのこと。お父さんになぜ自分で数独サイトを作ろうと思ったのか聞いてみました。



 注目を集めたきっかけは息子さん(@kananira)のツイート。「ちまたの数独問題の難易度に満足できなくなった親父が、実家の俺の部屋を勝手にサーバールームにして自動で高難度の数独問題作るアルゴリズム組んでた」「ほぼ親父しか解いてねえ。誰かやってくれ」と呼びかけたところ、1万6000回以上リツイートされるなど話題に。息子さんの部屋を勝手にサーバールームにしてしまったり、自分でアルゴリズムを組んだりと、お父さんの本気ぶりがそこかしこから伝わってきます。



 「数独」は、9×9のマスの中に、“かぶり”が発生しないように1〜9までの数字を入れていくパズル遊び。ナンバープレイス・ナンプレとも呼ばれ、2000年台にイギリスで爆発的ブームとなり、これがきっかけで世界的に知られるようになりました。

 サイトでは中級者向けの「level2」から、最高難度の「level9」まで、全部で8段階(+α)の数独問題が出題されています。「level2〜5」までは毎日7題を入れ替えで出題、「level6」以上は固定ですが、「上級者向け」とある通り、かなりの難易度となっているようです(筆者も挑んでみましたが解けませんでした……)。ただ、難易度にはこだわりがあり、「仮置き(※)」をしなくても、全てロジックで解けるものだけを掲載しているとのこと。

※理詰めで数字を確定させるのではなく、分からない部分に取りあえず仮で数字を入れてみて解くこと


数独 中級者向けの「level2」。これくらいなら筆者でもなんとか解けました

 サイトの作りはシンプルですが、数独サイトとしては十分で、おまけに問題も本格的。今まで知られていなかったのが不思議なくらいで、息子さんのTwitterにも「数独好きなので面白いです」「数独大好きなので利用させていただきます!」など、喜びの声が多く寄せられていました。


数独 ちょっとトリッキーな「level?」(難易度的には「level9」の方が上ですが、こちらは「最初の1文字もなかなかわからない変な数独」とのこと。もちろん解けませんでした……)

 それにしても、なぜ自分で数独サイトを作ろうとまで思ったのか。サイトの作者(お父さん)に聞いてみました。



―― 自分で数独サイトを作ろうと思ったのはなぜですか?

 そもそものきっかけは、自分自身が数独を楽しむためでした。サイトにも記載しましたが、数独も難問になると、枠の中に可能性のある数字、例えば「1、3」とか「3、4、5」とかをメモ書きしないと私には解けません。紙上でメモ書きを繰り返していると、問題用紙がとても汚くなってしまうのが嫌だったのです。

 それから問題の質への不満もあり、自分で解く用に数独の問題を自作し、タブレットで遊ぶことにしました。そしてあるとき、帰省していた娘が私の作ったタブレット数独アプリで遊んでみたところ、「これハマる」と言って何時間も利用してくれました。自分だけ面白いわけではないのだなと分かったことが、サイト作成のきっかけです。

―― 「ちまたの数独問題の難易度に満足できなくなった」というのは本当?

 難易度ではなく、質に満足できなくなりました。難問をうたう問題が、仮置きしないと解けなかったり、複数回答があり得たりなどです。

―― 数独における「高難度」の基準はどう定めていますか。

 解が得られるまでの複雑さと、“盲点”の多さです。サイトにも記載していますが、「仮置きしないと解けない」「複数回答があり得る」など、行き当たりばったりな解きかたをしないと解けない難問は、問題として未完成なだけだと考えています。このためサイトでは完全に理詰めで解ける難問であることにこだわりました。

 ただし“盲点”については、プログラミング上はいまだ仮説にすぎず確証は持っていません。

―― ここまで数独に入れ込むようになったのはなぜですか。

 数独は奥が深い魅力的なゲームだからだと思います。もともと五目並べのようなゲームが好きで、個人的にはプログラミングよりもずっと奥が深いと思っています。

―― 今回の件で反響はありましたか。

 息子の紹介のおかげで爆発的なアクセス数になりました。いろいろな意見も寄せられています。すごくうれしいと思っています。今まで娘夫婦、息子夫婦くらいしかアクセスしていなかったものが、ツイートの翌日には、1日で5万3000アクセスになりました

 昔、「あなたは本日○○人目の訪問者です」というカウンターを付けていましたが、ほとんど自分しかアクセスしていなかったので、「自分が1日何回数独をやったか」の指標になってしまい、削除しました。今後復活させるくらいに固定ファンをつかむことができればうれしいです。



 話題になったことを受けて、その後トップページには「Level6からLevel?までの新作を追加する準備をしています」とのお知らせも。サイトには分かりやすい遊び方解説もあるので、初心者はまずはlevel2から(それでも中級者向けですが)、腕に自信のある人はぜひlevel6以上に挑戦してみてください。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2112/01/news155.jpg 高嶋ちさ子、ダウン症の姉とさだまさしのコンサートへ 笑顔あふれる3ショットに「姉妹で素敵」「癒やされました」の声
  2. /nl/articles/2112/01/news182.jpg アイドルが「虚偽の発言」「繋がり行為」など複数の違反行為 ファンのため“卒業”を提案するもブロック→解雇へ
  3. /nl/articles/2112/02/news012.jpg 年末年始は特に注意! 空き巣未遂にあった実体験漫画に「怖い」「気をつけないと」
  4. /nl/articles/2112/02/news121.jpg 「俺、死ぬな」 はじめしゃちょー、5日続いた39度の熱で救急病院へ 4キロ減した“意外な原因”に「みなさんも気をつけて!」
  5. /nl/articles/2112/01/news186.jpg 「私の留守中に着払いで」藤本美貴、秘密の買い物が夫にバレる 庄司智春の粋な対応に反響「ミキティにメロメロじゃ」
  6. /nl/articles/2112/02/news081.jpg 「凸してきたお前に困惑」 朝倉未来「1000万円企画」巡る週刊誌取材を非難 一般人の母親“激撮”へ「ヤバすぎる!」
  7. /nl/articles/2112/02/news098.jpg 竹原慎二、“ガチンコ”2期生・藤野と18年ぶりの大ゲンカ ピー音連打の不穏な現場に「待ってました」「完全にあの頃の二人」
  8. /nl/articles/2112/01/news118.jpg 渡辺美奈代、公開した自宅リビングが広すぎて“お姫様のお部屋” ゴージャスな部屋へファン「センスまで抜群」
  9. /nl/articles/2112/01/news020.jpg 「キレッキレ!」「何回見ても笑えるwww」 白柴犬の激しすぎる後ろ足の動きに国内外から大反響
  10. /nl/articles/2112/01/news015.jpg 人斬りが仕事の男が化け狐に懐かれて…… “悲しい化け物”の漫画に胸が苦しくなる

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」