何でも完璧にこなすアンドロイドにはまさかの秘密が 少し不思議なSF漫画に「続きどこですか」「オチが秀逸」の声
想像と妄想が無限に膨らむ展開。
主人公が家事代行アンドロイドを試しにレンタルしてみた漫画の意外な結末に、次回作を待ちきれない人が続出しています。これはそう遠くない未来、実際にどこかで起こるかもしれない物語……。
社会人1年目の主人公は数少ない休みは家でダラダラしたいと考えているものの、家事代行アンドロイドを買うお金はない。ということでレンタルアンドロイドを試しに頼んでみることにします。やって来た女性型のアンドロイドは、おいしそうな食事を作ってくれ、洗濯もこなしてくれます。
レンタルアンドロイドの仕事はまさに完璧。レンタルアンドロイドなんて正直どうだろうと思っていたという主人公は、その素晴らしさを、まるで初めてルンバを使った時のようだと表現。
完璧な仕事ぶりを褒められたアンドロイドは「……いえ そうできるようにつくられている……だけなので」と伏し目がちに答えます。その雰囲気に何か変なことを言ってしまったのかとうろたえる主人公に「では、本日はこれで」と帰宅を伝えるアンドロイド。玄関先で、また来週も来て欲しいと主人公が伝えると、アンドロイドは「はい、かしこまりました」と答え、ドアから出ていきます。かわいくて家事も完璧、こんなアンドロイドがいたら、最高ですね。レンタルアンドロイド、かなりよさそう!
ドアを出たアンドロイドは「あぶなかった…」とつぶやきます。そう、実はこのアンドロイド、普通の人間だったようです。レンタル予定のアンドロイドが動作不良で謝罪のために来たのに、「あんたがアンドロイド?」と聞かれて、ついアンドロイドのふりをしてしまったのでした。
来週からどうしよう……と焦るアンドロイド(のふりをしたお姉さん)と「アンドロイドって何したら笑うんだろーうなぁ…」とつぶやく主人公。まさかの展開に気付かずのんきな主人公と焦るお姉さんの対照的な感じに、見ている方はワクワクが止まりません。
来週もお姉さんがアンドロイドとしてやってくるのか、それともほかのアンドロイドが来るのか、主人公との関係はどうなっていくのか……続きが気になりすぎて仕方ない! 読者からも「オチが秀逸」「続きはいつ読めるんだ」という声が殺到しています。
そして、そんなみんなの願いを叶えるように、早速続編が公開されました。
今日は家事代行アンドロイドが来る日。主人公がドアを開けると、結局、またやって来たアンドロイド風お姉さん。物置部屋の片付けを頼まれて、「かしこまりました」と答えつつ、主人公の寝ぐせについ反応してしまいそうになり「あぶなかったっ」と焦ります。来週には修理に出したアンドロイドが戻ってくるからと、それまではお姉さんが家事代行アンドロイドとなって働くことにしたもよう。事情を説明すれば良さそうなものの、あくまでもアンドロイドとして働くことにしたようです。
早速、物置部屋に入って片付けを始めようとするも、ダンボールから人の手を発見し、固まるアンドロイド風お姉さん。「あ、そういやマネキンとかは今度会社でハロウィンの時使うんで取りやすいところに置いて…」と主人公が物置部屋に入って行くと……。
そこには目に涙をためて、座り込むアンドロイド風お姉さんが。主人公の顔を見るや否や「すみませんっ すぐにかたづけますのでっ」と仕事を始めます。主人公はその涙を見て、ちょっとおどろかせてみようと思ったんだけどやりすぎたか……と少し反省します。
そして、主人公は家事代行アンドロイドのパンフレットに写る営業部のお姉さんの写真を見ながら、「この人 何でアンドロイドのふりなんかしてるんだろ? おもしろいから別にいいんだけど」と心の中でつぶやきます。ば、バレてるー!
主人公は、アンドロイド風お姉さんが、本物のアンドロイドではないということを知った上でいたずらしたり、気づかないふりをしたり。今後も、もしかして、いろいろといたずらを仕掛けたり、ツンデレ的な展開もあるのでしょうか。うーん、またまた続きが気になる! 来週は本来の家事代行アンドロイドが修理から返ってくるはず……。2人の関係はこれで終わりなの? それとも? 今後の2人の行く末が気になりますね。
この漫画の作者は、マンガアプリ「GANMA!」にて『木曜日は君と泣きたい。』を連載中の工藤マコト(@m0721804)さんです。
画像提供:工藤マコト(@m0721804)さん
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