史上最強のおつまみ発見か!? 津山名物「干し肉」が衝撃のうまさ、牛肉のうまみジュワーッに手が止まらない:ご当地めし
【西日本豪雨復興応援特集】岡山の復興は進んでいますが、まだまだ支援が必要です……!
ご当地の名物や料理を紹介するご当地めし。第4回は岡山県津山名物の「干し肉」をご紹介します。牛肉のうまみがギュッと凝縮された干し肉は、お酒のあてにもよし、おかずにもよしの一品。現地に行って買ってきました。
第4回:一度食べたらもう虜、津山の干し肉
やってきたのは岡山県津山市。東京駅から新幹線で岡山駅へ移動し、岡山駅から津山線の快速「ことぶき」を使って4時間45分くらいで到着しました。お目当ては「一度食べたら忘れられないぐらいおいしい」という津山名物の「干し肉」です。
干し肉とは、牛肉のかたまりを数日間干してうまみを凝縮させたもので、昔は保存食として食べられていました。とはいえビーフジャーキーのように固いわけではなく、しっとりとしているのが特徴。かたまりをスライスし、表面を焼いて食べると得も言われぬうまみが口いっぱいに広がります。
そんな干し肉は津山市内であればスーパーでも手に入るそうですが、せっかくなので今回は精肉店や干し肉専門店を回ってみることにしました。
地元民推薦・「食肉 石本商店」
まず訪れたのは、地元の人からおいしいと聞いた「食肉 石本商店」。石本商店では、店長が目利きした国産牛のモモ肉を干し肉に使用しているそうで、脂身やスジを一切取り払い、赤身だけで勝負しているとのこと。また合成保存料や甘味料などは一切使用しておらず、こだわりの天然粗塩「伯方の塩」を使用して牛肉本来のうまみを引き立たせていると言います。お値段は210g入り1300円からと比較的リーズナブルで、地元のお客さんもたくさん買いに来ていました。
食べ方は簡単。かたまりになっている干し肉を5ミリから1センチくらいの大きさに斜めにスライスし、油を引いたフライパンで中火でいためるだけ。干し肉に火が通ったら仕上げにしょうゆを回し入れて完成です。
焼きたての干し肉を口に入れてみるとそのジューシーさにびっくり! かめばかむほどに干し肉からうまみのエキスが弾けるようで、思わず「うまっ!」と言ってしまうおいしさです。気づいたら1ブロック食べきってしまっていましたが、これはお酒のあてにも、お弁当のおかずにもいいですね。おいしい!
石本商店では干し肉の他にも、温かいご飯にのせて食べるとたまらないという「にこごり」(300g入り500円/600g入り1000円)や、干し肉の鳥肉バージョンである「とり干し」(230g入り500円)などを販売中。FAXや電話注文で地方発送にも対応しているので、気になる方はチェックしてみてください。
黒毛和牛の絶品干し肉・「特選和牛肉専門店 すぎや」
続いて訪れたのは、創業40年来「和牛一筋」で営業しているという「特選和牛肉専門店 すぎや」。精肉をメインにしているお店ですが、厳選した和牛を使った干し肉はお土産としても重宝されているといいます。取材時には100gで550円(1キロだと5500円)での販売で、干し肉を切ったときの断面がうっすらとピンク色なのが特徴です。
こちらも東京へ持ち帰り先ほどと同様の方法で調理してみました。まずは焼きたてを一口。かむほどにしっとりとしたお肉から和牛ならではの甘味、うまみが流れ出してきます。これはたまらん……! 個人的には塩コショウで味付けしてみるのもおいしかったです
ちなみに干し肉のすごいところは、焼きたてじゃなくてもおいしいところで、焼いてから少し時間を置いておいてもそのうまみはかわらずでした。
特選和牛肉専門店 すぎや
営業時間:8時から19時
定休日 :日曜日
住所 :岡山県津山市宮脇町28
連絡先 :0868-22-5437
おまけ:津山の観光スポット「イナバ化粧品店」
この他にも津山市にはいろいろな観光スポットがあります。津山市の公式サイトにも載っており、地元の人が口をそろえて行った方がいいと話すのは、「イナバ化粧品店」。こちらはB’z稲葉浩志さんのご実家がやっている化粧品店で、国内外から多くのファンが訪れると言います。
取材日は定休日の水曜日だったためシャッターが閉まっていましたが、そのシャッターにも稲葉さんの似顔絵が描かれており、大変かわいらしかったです。店内にはファンが書き溜めたという寄せ書きノートもあり、稲葉さんも帰省時には目を通されるそうです。
イナバ化粧品店
営業時間:10時から18時
定休日 :水曜日
住所 :岡山県津山市川崎168
連絡先 :0868-26-1018
2018年7月に発生した西日本豪雨による深刻な被害を受けた岡山県は今、伊原木隆太県知事らがさまざまな取り組みを行っています。「岡山に観光に来てもらえることが復興につながる」とのことなので、津山に観光に行ったり、干し肉をネット注文したりして応援していきたいですね。
(Kikka)
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