元会社員デザイナーがフリーランス転身を決意した際に悟った3つのこと クリエイターにもそうでない人にも参考になる実話漫画
会社員としての経験も糧になる。
会社員としてデザイナー業に就いていた作者が、フリーランスとして働くことを決意した際のエピソードを振り返る漫画「会社員デザイナーを辞める時に悟った3つのこと。」が、クリエイターやそうでない人にとっても参考になると話題です。
作者のぷらこ(@pulacochaaan)さんは以前は会社員でしたが、フリーランスで働くことを決意し、退職したばかり。その有給消化中にまず悟ったのは、これまでは仕事で「時間・体力・精神」をフル消耗してしまい、趣味が継続できなくなっていたこと。趣味を大切にしたいのであれば、その3つをうまく温存できる働き方、職場でないといけないんですね。
次に、「好きを仕事」にした場合、好きが故にいろんな想いが入り混じるがゆえの悩みもあったといいます。それは、自分が“あなたが求めるデザインを作ります”という「商業タイプ」か、“自分のデザイン・個性があって良いでしょう?”という「アーティストタイプ」かによっても違うといい、ぷらこさんの場合はアーティストタイプだったとの自己分析でした。そんなぷらこさんにとっては、どんなに頑張って描いた作品でも「会社の作品」になってしまい、自分の名前が広がらないことも物足りなさの要因だったとか。
となると、自分の裁量で仕事を決められるフリーランスが良さそうな気がしてきますが、そこには留意点も。ぷらこさんは、会社の中では「チームで働くのは常に相手を考えること」が必要になるため、いろいろな経験を通して人間として成長できたのは「大正解だった」と、3つめの“悟り”として挙げています。
フリーランスは裁量も責任も自分にあり、やりがいのある働き方ではありますが、一方で会社員としての保証やチームのような結束は得づらくなります。ぷらこさんの場合はそんな時に、これまで培った経験や精神力が役立ってくれそうですね。
作品の読者からは「どの道も苦労もやりがいもあると思いますが、いい人生だったと思えるお仕事したいですね」「所属とフリーでは向き不向きがあると思いますが、どちらにせよ一度両方を経験するべき」「1年後くらいにフリーランスで受けて良かった案件と悪かった案件、営業の大切さなんかのマンガを期待してます」など、会社員やフリーのそれぞれ立場の人たちから共感や今後に期待するコメントが集まっています。
画像提供:ぷらこ(@pulacochaaan)さん
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日仏で活躍するクリエイター、吉田クリストフさんに聞いてみました。
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