みんな大好き「棒人間バトル」を自分で動かせるPCゲームが開発中 「めっちゃ楽しそう」と話題に → 作者に開発の背景聞いた
「小小作品」や「うごメモ」で夢中になったスタイリッシュな戦いを自分の手で。
FLASHコンテンツ隆盛時の「小小作品」(関連記事)や、ニンテンドーDSの「うごくメモ帳」投稿作品など、多くのネットユーザーを魅了してきた「棒人間バトル」。そのスタイリッシュな戦いを自分の操作で体験できるPCゲーム、「バイナリーファイター」の開発が個人で進められています。こういうの待ってた……!
バイナリーファイターは、ゲームクリエイターのNightS(@NightS_73)さんがWindowsとMac向けに制作している作品。11月に開催された同人・インディーゲームの展示・即売会「デジゲー博」でプロトタイプが出展されています。そして12月19日のUnity勉強会で公開されたとき、参加者のムー(@Mu_Alexius000)さんが紹介したツイートがきっかけで、多くの棒人間ファンの目に留まりました。
現在は作者のBOOTHにて、展示品と同じバージョンが無料で配信されている(作者を支援できる、100円の有料版もあります)のでさっそくプレイしてみました。プレイヤーの基本アクションは、高速ステップやジャンプ、弱・強攻撃とスキル(太いビーム的なものを放つ必殺技)など。操作はシンプルながら、組み合わせ次第でさまざまな技やコンビネーションを放てます。
棒人間動画で見るようなかっこいいバトルを、自分の手できれいに再現するのはさすがに難しいのですが、開発が進めばさらに洗練されて、よりスマートに動けるのではないかと期待がかかります。そこで、バイナリーファイターの最終形はどのようなものになるのか、NightSさんに話を聞きました。
目標は「プレイ動画を棒人間アニメと勘違いするレベル」
―― まず、バイナリーファイターを作ろうと思ったきっかけを教えてください
NightS 棒人間アニメが好きで、あのかっこいいアクションを自分で操作してみたいと思ったからです。棒人間が登場するゲーム、棒人間アニメから影響を受けたゲームは探せば見つかりますが、アニメの絵作りを残したままのゲームは見つからなかったので、自分で作ることを考えました。
ネット上での棒人間アニメの知名度の高さは把握していたので、刺さる人は多いだろうという確信があったのも後押しになりました。
―― 棒人間のグラフィックは手描きなのでしょうか?
NightS 手描きです。ゲーム内のグラフィック素材は全て、「Aseprite」というドット絵制作ツールを使って描いています。
―― 初めて公開した、デジゲー博での反応はどうでしたか?
NightS ある程度の反応は想定していましたが、それ以上でした。多くの人が「懐かしい」「うごメモとかFlashを思い出す」といった感想を残していました。
―― 現在、開発はどの程度進んでいるのでしょう。
NightS 進捗はおそらく10〜20%程度です。アニメの作画作業が大量に残っています。完成時期については、しっかりとスケジュールを組んでいるわけではないのではっきり言えませんが、2020年4月のTOKYO SANDBOX(インディーゲームイベント)では、もう少し整った形で出展や頒布ができればと考えています。
―― 完成版ではどのような要素を追加したいですか?
NightS 現状はプレイヤーキャラのアクションや敵の種類などの物量が足りず、単調な戦闘になってしまっているので、まずはそれらを増やします。棒人間アニメでよく見る演出は積極的に取り入れていく予定です。
目指しているのは「1プレイを通して見てもゲームではなくアニメだと勘違いしてしまう」レベルのものです。また、リプレイをSNSに投稿する機能や、敵の出現数や強さをある程度自由に設定できるレベルエディット機能なども追加して、「自分だけのバトルアニメを操作しながら作る」ことができれば面白そうだなと考えています。
協力:NightS(@NightS_73)さん/ムー(@Mu_Alexius000)さん
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もう狂気としか言えない。
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