アルコール消毒液、ワンプッシュの量はなぜ多い? 「“小さい池”を作って爪の間まで消毒するため」だと話題に

知らなかった人から称賛の声が上がっています。

» 2020年04月13日 16時20分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 「アルコール消毒液、ワンプッシュの量多すぎじゃない? と思う人へ」――というツイートが11万1000件以上の“いいね”を集めるなど大きな話題を呼んでいます。正しい手指消毒法とは……!

 ツイートをしたのは慶應義塾大学看護医療学部卒で、平手友梨奈さんのモノマネなどのレパートリーを持つ芸人・みほとけさん。14歳のときにAKB48のオーディションに合格した経験を持つほか(同期は島崎遥香さんら。後に加入を辞退)、ミス鎌倉として活動していたこともあります。

 みほとけさんは看護師の資格も持つことから、「アルコール消毒液、ワンプッシュの量多すぎじゃない? と思う人へ。これは片手で“小さいアルコールの池”を作って指先を浸し、爪の間までしっかり消毒するためです。ぜひやってみてください。看護学部卒業生からのお知らせでした」とツイートしたところ、「爪の間まで意識してませんでした」「手の平と甲と指の間だけでは、ツメが甘かったのですね」「参考になりました、ありがとう!」と大きな反響を呼んでいます。みほとけさんによるとポイントとなるのは次のやり方です。

“小さいアルコールの池”を使った手指消毒のポイント(みほとけさん推奨の方法)

(1)手を受け皿の形にして、アルコール消毒液を溜めて「小さいアルコールの池」を作ります

(2)爪の間までしっかり消毒します

(3)反対の手にサラサラ〜っと(アルコール消毒液)を流し移します

(4)反対の手の指先も爪の間までしっかり消毒します


手洗い 消毒 コロナ

手洗い 消毒 コロナ

手洗い 消毒 コロナ

手洗い 消毒 コロナ

 この工程が終わったら残りのアルコール消毒液で手洗い同様の手段で消毒してしっかり乾燥するまで揉み、手荒れが気になる場合は最後にハンドクリームを塗ると良いそうです。


 みほとけさんが紹介した手指消毒法は、衛生製品大手「SARAYA」が推奨する方法とも同じものとなっているので、あわせて紹介します。

手指消毒の手順(SARAYA推奨の方法)

(1)噴射する速乾性手指消毒剤を指を曲げながら適量手に受ける

(2)手のひらと手のひらをすり合わせる

(3)指先、指の背をもう片方の手の平でする(このときの動作が、みほとけさんが「小さいアルコールの池」と呼んでいるもの。両手ともに行う)

(4)手の甲をもう片方の手の平でする(両手ともに行う)

(5)指を組んで両手の指の間をする

(6)親指をもう片方の手で包みねじりする(両手ともに行う)

(7)両手首までていねいにする

(8)乾くまで擦り込む


手洗い 消毒 コロナ SARAYAの公式サイトで紹介されている方法(公式サイトより)

 こうしたアルコール消毒は、石けん液を使った手洗いを行った後に実施すると効果的だといわれています。

SARAYAが公開している効果的な手洗いの方法

 みほとけさんはこのほかにも「消毒液も満足に買えない今、爪を短くしとくことも、とても立派な感染予防です」「紙マスクの向き(表裏&上下)を間違えないようにする方法」といった参考になる情報を投稿し続けています。気になる方はみほとけさんのTwitterをチェックしてみると良さそうです。

画像提供:みほとけさん

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  5. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  8. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  9. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
  10. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」