「日本のアニメは世界一」 WIT STUDIOと打首獄門同好会がコラボしたアニメーター応援歌プロジェクト「サクガサク」MVが熱い……!
1年ほどの準備期間を経て実現した企画です。
「進撃の巨人」シリーズなどで知られるアニメ制作会社「WIT STUDIO」と、生活密着型ラウドロックバンド「打首獄門同好会」がコラボしたアニメーター応援歌プロジェクト、「サクガサク」のMVとキービジュアルが公開されました。これは熱い…!!!
「サクガサク」は、WIT STUDIO所属アニメーターの浅野恭司さんが、「作画への熱意」を持った現役のアニメーターや、若いアニメーターを応援したいという想いに、「水曜どうでしょう」の藩士繋がりである打首獄門同好会が賛同し、1年ほどの準備期間を経て実現した企画。
MVはアニメーターとして活躍する男女が、眠気や疲労感などと闘いながらも、アニメへの情熱を胸に描いて描いて、描きまくるというストーリー。同MVには打首獄門同好会の大澤敦史さん、河本あす香さん、junkoさんもアニメキャラクターとして登場しています。
大澤敦史さんコメント(打首獄門同好会)
日本で生まれ育った人は誰しも、物心ついた頃から日本のアニメに触れて過ごして来たと思います。
言わずもがな、自分も例外ではありません。思えば数え切れないほどの時間をアニメと共に過ごしてきました。
ただ大人になって初めて、自分が当たり前のように見てきた作品はとてつもない労力で作られていたこと、そして日本のアニメは世界に誇る文化として確立していることを知りました。ああなんと誇らしい。
ここまで長年に渡り文化を築き上げてきたアニメーターの方々には、尊敬と感謝の念を禁じ得ません。
実際、このバンドでもいくつもの「アニメ作品のMV」に挑戦してきたのですが、まあ大変でした。
せいぜい3〜4分の、比較的シンプルな絵柄の作風に徹しても、これほどの労力がかかってしまうのかと。
いったい、あの当たり前のように見てきた毎週30分のアニメはどんなことになっていたのかと。
そんな中、偶然に偶然が重なったような成り行きで、浅野さんと出会いました。
そして幾度かの交流を経て、楽曲の制作を依頼されました。アニメーターを応援する歌を作りたい、と。
あまり悩む必要はありませんでした。その歌なら。書けるだけの素材は自分の中にたくさんある、と。
上記の経緯のみならず、アニメーターを応援したい気持ちは日々色々な出来事から膨らんでましたから。
ただ、当初はここまでの話になるとは思いませんでした。
まさか全編、彼自身が手がけたアニメーションのMVになるだなんて。
こんな作品をバンド単独の思惑で実現させることはできません。色々とそれはもう色々と無理すぎです。
なのにこんなMVができてしまうなんて、おそらくこの人生で後にも先にも一度だけでしょう。
そんな、バンドとしては大変稀有な作品です。ぜひご覧ください。
ああ、でも一番見て欲しいのは、というかこの歌を届けたいのは、やっぱりアニメーターの方々です。
あなた達の仕事を心から誇りに思い、感謝しています。その気持ちがこの歌で届けられたら幸いです。
作詞に際しては、浅野さんからのメッセージも少々お借りしています。それもぜひ受け止めてください。
浅野恭司さんコメント(WIT STUDIO所属/監督/キャラクターデザイン)
作業に没頭する時、好きな曲を聴きながらだと集中力が増したりして、音楽の力も創作には欠かせない物ですよね。
打首獄門同好会さんの「日本の米は世界一」を聴きながら、「日本のアニメは世界一」と、なにげに変換してみた時に、「同じように作業しているアニメーターの達のイヤホンから、応援してくれる曲が聴こえてくるといいんじゃね!?」と発想したのがきっかけです。
上がってきた曲がとてもカッコよくて、ジワリと目頭が熱くなったのを覚えています。
日本中、世界中のアニメーターに、いや、むしろアニメに関わる多くのスタッフや、多くのアニメファンにも届け!と願っております。
打首さん!素敵な曲をありがとうございます‼︎
中武哲也(プロデューサー)
2019年秋、打首獄門同好会さんとの焼肉会議のあの日、浅野恭司は突然こう言いました。
「打首さん、MV作りましょう!」
想定していたコラボレーション枠が遥か彼方に飛び去り、我々にアニメ作りとの新たな戦いがやってきました。
「冬来たる」そう社長の和田に告げ、我々はアニメ制作配備につきます。
プロデューサーはこう思います。
このポジティブな思いが世界中のアニメファンにきっと届くんだから!
頑張るしかないじゃない!
門脇聡さんにも作画監督として参加頂きまして、WITど真ん中のお二人中心に作った映像です。
通勤途中や、お仕事中の目とお耳の恋人としてあなたの隙間時間をうめられる素敵なアニメになりました。
是非ご覧ください!
(C)WIT STUDIO
(Kikka)
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