【10年以上同じゲームを遊んでる人取材】小1で“初めて買ってもらった自分のゲーム”「ポケモン エメラルド」をプレイし続ける理由

成長過程が伺える遊び方の進化。

» 2021年02月16日 11時30分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています


 毎年のように話題の新作が登場するゲームの世界。その一方で、長年にわたって同じ作品を遊び続けている人たちもいます。そこで本記事は「10年以上、同じRPGを遊び続けている方」にその作品と出会ったきっかけ、遊び続けている理由などを伺う読者募集企画。

 今回は、2004年にGBA向けソフトとして発売された「ポケットモンスター エメラルド」を16年間プレイしているという方にお話を伺いました。

はじめて買ってもらった“自分のゲーム”を16年間プレイ

 ポケットモンスターエメラルドを遊び始めたのは、小学1年生のとき。兄弟のお下がりではなく、生まれてはじめて“自分のゲーム”として両親に買ってもらったソフトでした。

 ポケモンシリーズ自体、小さいころから好きで、今でも「ルビー」「サファイア」「ファイアレッド」「リーフグリーン」「ポケモンコロシアム」「ポケモンXD」……などを遊んでいます。

 ストーリーを楽しむというよりは「『エメラルド』に出現しないポケモンを調達するため」という理由のほうが大きいです。

 「エメラルド」の累計プレイ時間は、2500〜3000時間程度かと思います。16年間遊んでいるわりには少ない方ではないでしょうか。

ーー とはいえそれだけの時間、同作をどんな風に遊んできたのでしょうか?

 小学生のころは適当にレベルを上げたポケモンを使って、友人や兄弟と対戦する程度。中学生になって「個体値」「努力値」(※)の存在を知り、いわゆる「個体厳選作業」(※)をするようになりました。

※個体値、努力値:ポケモンの隠しパラメータとして知られている同じレベルの同じポケモンでもステータスの伸び方が個体によって違ったり(個体値)、育て方によって変わったりする(努力値)

※個体厳選作業:理想的な個体値などを持つ強いポケモンを手に入れるために行われる作業

 そのころにはすでにポケモンシリーズの新作が発売されていましたが、それでもまだ遊び続けている友人とよく対戦していたことを覚えています。

 そして、同時期に「バトルフロンティア」(※)の攻略も始めました。

※バトルフロンティア:ポケットモンスターオフィシャルサイトによると、「エメラルド」で初登場した要素。特殊なルールで対戦を行う「バトルドーム」「バトルタワー」など7つの施設がある

 攻略が比較的容易な「銀シンボル」(※)はすぐに全施設コンプリートしましたが、難易度の高い「金シンボル」(※)はそううまくはいかず。中学生のあいだに金シンボルまでゲットできたのは、自分でポケモンを育成する必要がない「バトルファクトリー」のみでした。

※バトルフロンティアの各施設で連勝し、さらに「フロンティアブレーン」と対戦して勝つともらえるのが銀シンボル。同じ施設でさらに連勝を重ねて、さらに強くなったフロンティアブレーンと対戦して勝つともらえるのが金シンボル。ちなみにピクシブ百科事典によると「バトルフロンティア自体が単純にゲームをクリアしただけのパーティーでは、ブレーンまで辿り着くことすらできない敵わないほどの難易度であり、ブレーン達も本編のポケモンリーグチャンピオンなどとは比べ物にならない強豪ぞろい」

 「他の施設で勝てなさすぎて、ずっとバトルファクトリーに引きこもっていた」と言った方が正しいかもしれません。高校生になってようやく、難易度が低めの「バトルドーム」「バトルピラミッド」の金シンボルを入手することができました。

ーー 6歳から16年間遊んでいるとのことなので、ここまでで約10年間かかってますね。

最後の施設「バトルタワー」で金シンボルを取ってから

 2019年の12月ごろ、知人に勧められたポケモンを使って最後の施設「バトルタワー」に挑戦し、金シンボルを入手。そのままのめり込むような形で、バトルタワー攻略に挑むようになりました。

ーー まだ攻略する要素があるんですか?

 金シンボルを手に入れるだけなら数十連勝で終わるのですが、連勝数自体はその後も負けるまでカウントされ続けます。私は「その連勝数をどれだけ伸ばすことができるか」ということがバトルフロンティア最大のやり込み要素、魅力だと考えています。

 先に話した“知人に勧められたポケモン”では金シンボル入手後、すぐに連勝が止まってしまって。それで「このパーティのこのポケモンをこう変えれば、もっと安定するのでは?」と考えたことをきっかけに、バトルタワー攻略のための考察、実践を行うようになりました。

 「ああでもない、こうでもない」とゴチャゴチャ考えて失敗しながら、だんだん正解に近づけていくような作業が好きだったので、相性が良かったのかもしれません。おかげで、「エメラルド」の対人戦情報をまとめるために開設したブログも、すっかりバトルタワー攻略ブログと化してしまいました(笑)

 年内に500連勝はしたいのですが、少し厳しそうですね。

ーー 自己ベストは何連勝ですか?

 324連勝です。

 ちなみに、世界記録は2457連勝のようです。2020年11月に海外のプレイヤーが達成しました。

ーー 世界ってスゴいなあ……。


 ポケットモンスターはこのタイトル以降も「ダイヤモンド/パール」「ブラック/ホワイト」……と続いていったわけですが、今でも「エメラルド」を遊び続けている人たちはおり、Twitter上での交流などを通じて、ゆるいコミュニティーが形成されているとか。また、リアルでの対戦オフ会なども開かれているそうです(現在はコロナ禍の影響もあり、なかなか難しいところもあるようですが)。

 ちなみに、今回お話を伺った方によると“オフ会参加者の「エメラルド」を遊んでいる理由”は「初めて触ったポケモンが第3世代で思い入れがある」「『エメラルド』でしか手に入らないポケモンを捕まえるために始めたら、そのままハマった」「バトルフロンティアをクリアするために、プレイし続けていた」など人それぞれだそうです。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/15/news106.jpg 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  2. /nl/articles/2405/16/news184.jpg どういう意味……? 高橋一生&飯豊まりえの結婚発表文、“まさかのタイトル”に「ジワる」「笑ってしまう」
  3. /nl/articles/2405/16/news185.jpg “ジョジョ婚”じゃん! 結婚報告の「岸辺露伴」高橋一生&飯豊まりえ、“連名サインの本名”に集まる驚きの声「直筆見て初めて知った」「これが正解」
  4. /nl/articles/2405/17/news026.jpg トリミングでシーズーを「ハムスターにしてください」とお願いしたら…… インパクト大の完成形に「可愛いーーー」「なんて愛おしい鼻毛カール」
  5. /nl/articles/2405/17/news019.jpg リモート会議中の“マナー違反”に共感の声が殺到 「全く同感」「マナー講師はなぜこれを教えないのか」
  6. /nl/articles/2405/16/news123.jpg “1K8畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→“ホテル”みたいに大変身する様子に「シャレオツ」「センスよー!」と称賛
  7. /nl/articles/2405/17/news054.jpg 「これは罠」「本当に紛らわしい」 現役清掃員が教える「保冷剤」を捨てる際の“落とし穴”が話題
  8. /nl/articles/2403/21/news104.jpg 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. /nl/articles/2405/17/news046.jpg 北陸新幹線に空のペットボトルを持って乗ると…… “あるもの”が見える実験に「知らなかった」「教科書よりわかりやすい」
  10. /nl/articles/2405/16/news194.jpg 牛丼チェーン「松屋」、深夜料金を導入 一部の店舗で
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評