沼津駅「港あじ鮨(春限定)」(1000円)〜創業130年の老舗駅弁屋さんがこの春も届ける桜の香りいっぱいのあじ鮨!(1/12 ページ)
毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは沼津駅「港あじ鮨(春限定)」(1000円)です。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
2021年春からE257系電車に統一された東京〜伊豆急下田・修善寺間の特急「踊り子」。
熱海で分割・併合して、三島経由で伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺を発着する列車も、窓側の座席に電源コンセントが設けられた全車指定席の列車となりました。
伊豆の温泉への足がより快適になるのは、とてもありがたいこと。
春色の風に誘われて、温泉で日々の疲れをゆったりと癒したいものですね。
三島から「踊り子」に乗り込むなら、買い求めたいのが、沼津・三島の「桃中軒」の駅弁。
桃中軒は、明治24(1891)年4月の創業ですので、間もなく130周年を迎えます。
130周年のこの春も3月1日から4月30日までの予定で、恒例の「港あじ鮨(春限定)」(1000円)が販売されており、パッケージにも「春限定」シールが貼られています。
春限定駅弁を手にすると、気持ちがちょっぴり晴れやかになりますよね!
【おしながき】
- にぎわい鯵鮨(わさび葉)
- ぬまづ鯵鮨(にぎり)
- 鯵わい太巻き
- 山葵
- ガリ
パッケージを開けると、桜の葉の香りが、辺りにフワっと広がります。
通常の「港あじ鮨」ではしその葉で巻かれている「ぬまづ鯵鮨(にぎり)」が、桜の葉で巻かれているため、この香りが楽しめるというわけです。
桜餅等に使われる全国の桜の葉の多くは、沼津・三島が玄関口となる伊豆の松崎が産地ですので、このバックボーンを知っていると、より美味しくいただくことができますね。
桜の花が咲き、場所によっては、菜の花などとの共演も見られる春の鉄道沿線。
桜は毎年咲いても、枝ぶりは毎年変わりますし、車両の世代交代も進んでいきますので、じつは「鉄道と花のある景色」は、その年“限定”の風景。
日常の暮らしや普段の移動のなかから、「いまだから楽しめるもの」を探して歩いてみるのも、1つの旅のテーマとなりそうですね。
(初出:2021年3月22日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
おすすめ記事
Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
-
海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
-
スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
-
難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
-
「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
-
夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
-
「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
-
カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」
-
ミスドのディグダを買おうとしたら…… とんでもなく疲れていそうな見た目に「悲壮感がすごい」「朝帰りのディグダ」と46万いいね
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた