多くの新要素をひっさげて、魔王・遠呂智(おろち)が還ってきた! 英雄たちの夢の競演ふたたび「無双OROCHI 魔王再臨」レビュー(2/2 ページ)

» 2008年04月25日 15時12分 公開
[仗桐安,ITmedia]
前のページへ 1|2       

戦闘だって武器だって、面白い新システムが入ってるんだもん

群がる雑魚どもを一掃!

 本作の基本的な操作方法は、前作とほぼ変わらない。×ボタンでジャンプ、□ボタンで通常攻撃、△ボタンでチャージ攻撃、無双ゲージがたまった状態で○ボタンを押せば無双乱舞/無双奥義が発動する。L1ボタンでガード、R1ボタンでタイプアクション(キャラのアタッカータイプによって異なるアクションを繰り出す)、L2ボタンおよびR2ボタンでチーム内での操作キャラ切替が可能だ。


強敵との戦いでピンチになったら、すかさず援護攻撃を

 と、ここまではファンにはおなじみな操作体系だとは思うが、本作の操作システム、戦闘システムにも新要素はバッチリ盛り込まれている。今回はチーム単位でのさまざまなアクションが増えているのだ。プレイヤーキャラが攻撃を受けている時にL1ボタンを押しながら□ボタンか△ボタンを押すと、控えのキャラが“援護攻撃”をしてくれる。控えのキャラの無双ゲージが最大までたまっていなくてはならないという条件つきではあるが、ピンチを切り抜ける手段がひとつ増えたというのは心強いところだ。


合体技を繰り出すには無双ゲージをフルにする必要がある。敵をけ散らしてゲージを貯めておこう

 そして今回の戦闘で最も注目したい新システムが“合体技”だ。体力ゲージが赤く、無双ゲージが最大になったら、L2ボタンとR2ボタンを同時に押すことで発動する。メンバー3人が画面上に総登場し、ド派手で強力な合体技を見せてくれる。操作キャラの無双ゲージをすべて消費してしまうが、それに見合うだけの必殺技だと言えよう。手強いボス戦でうまく発動できるようにプレイの匙加減を調整してみるといいかもしれない。

 プレイヤーキャラが特定の条件を満たすことで発動する“戦術”も新しいシステムだ。1回の戦闘で1キャラにつき1度だけ使えるもので、号令、防柵、舞いなど複数の戦術がある。それぞれ自軍の士気が上昇したり、自軍総大将の防御力が上昇するなど、自軍に大きく影響を与えるものばかりなので、重要な要素だ。誰がどんな条件で戦術を発動させるかは、各キャラの情報画面で戦術情報を見ておけば確認できる。戦術の発動で戦を有利に進めていこう。

 システム面の新要素はまだまだある。前作では武器融合(2つの武器を融合させて武器の性能を強化するシステム)があったが、本作では武器融合に加えて武器錬成ができるようになった。武器錬成とは、武器と錬成素材を合わせて特殊な錬成能力を作り出すシステム。特定の武器と錬成素材を合わせると武器は消滅してしまうが、錬成素材は残る。そして錬成能力が作り出される、という流れだ。

 錬成能力は全部で15個ほどあり、それぞれに戦局を有利に運ぶための恩恵を受けることができる。例えば兵法という錬成能力を得ると、能力アップアイテムの持続時間が増加するし、湾曲を得ると受けるダメージを軽減することができる。チャージ攻撃中にジャンプができるようになる飛竜や、時間とともに少しずつ無双ゲージが回復する賦活など、性能バッチリで名前も何だかカッコいい能力が多く存在するのだ。これらを活用するための錬成素材は、プレイ中に皮袋を入手することで手に入る。錬成素材をプレイ中に獲得するには条件の達成が必要で、条件のヒントはギャラリーか各シナリオ戦前画面で確認が可能。やり込み派の人ならば、条件をチェックして各シナリオで素材を集めたくなるに違いない。

ギャラリーで錬成素材の獲得条件をよく見ておこう
ギャラリー内には、武将壁紙やムービー集、手に入れた武器リストなどもある

何でもありのオールスター無双で、魔王の再臨を見届けよ

“無双”アクションファンなら、存分に楽しめるはずだ

 基本的な“無双”の面白さについては、もはや言わずともよいだろうという判断のもと、主に前作から変更・追加された点について言及してきた。それでもあえて言わせてもらえば、武将たちが並み居る敵たちをなぎ倒しバッサバッサと斬っていく爽快感、達成感は本作でもすこぶる健在だし、前作で実現したオールスター総登場なお祭り感は、本作では前作以上のボリュームでもって、プレイヤーを楽しませてくれる。“無双”ファンならばまず「買い」の一作と言っていいだろう。


復活した遠呂智さんの勇姿。遠呂智の強さは世界一ィィィとばかりに、超絶アクションを見せてくれます

 ただ、前作についても同様ではあるが、「何で呂布と信長が同じ世界にいるんだよぅ!」とか「遠呂智なんて人は史実には登場しないから、やりません!」という生粋の三國志ファン、戦国ファンもいるかと思う。それはそれ、人のこだわりは曲げられぬところなので無理は言いませぬ。そのあたりにこだわりがなく、日中の戦のエキスパートが一堂に会する“無双”祭りに少しでも興味があるのであれば、ぜひ本作を手にとってみてほしい。物語につながりがあるので、できれば前作からのプレイをオススメしたいが、本作だけプレイしても単品で十分にイケる。


 自分のプレイで各武将が少しずつ経験値を得て成長していくさまは楽しいし、多彩なアクションや新たに加わった合体技など見た目にも派手で面白い。大幅に追加されたモード(特に2P対戦できるバーサスモードは新鮮だ)に武器錬成によるやり込みなど、新要素ギッシリで遊び甲斐のある“無双”に仕上がっている。遠呂智さんの復活を阻止するもよし、遠呂智さんサイドになって乱世で一暴れするもよし、多種多様なシナリオでいろいろな遊び方ができるのも大いなる魅力だ。PS2は現時点で1世代前のハードにあたるわけだが、まだまだ元気なタイトルが出てくるな、というのを本作をプレイして実感した筆者だった。

「無双OROCHI 魔王再臨」
対応機種プレイステーション 2
ジャンルタクティカルアクション
発売日2008年4月3日
価格(税込)通常版:7140円、無双OROCHI 魔王再臨 プレミアムBOX:1万290円
プレイ人数1〜2人
CEROB区分(12歳以上対象)
(C)2008 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2402/27/news031.jpg 生まれたばかりの孫に会いに来た両親、赤ちゃんを見た瞬間号泣し…… 幸せあふれる光景に「一緒に泣いちゃいました」
  2. /nl/articles/2402/27/news134.jpg 「ずっと手を触って」「強烈な口説きが」 グラドル、元K-1王者のセクハラ行為を“告発”→反論しバトルに 「引っ込んどけよロバは」謎の容姿罵倒で流れ弾も
  3. /nl/articles/2402/27/news032.jpg 体調が不安な愛猫を病院へ→先生に「笑われた」診察風景が244万表示! 思わぬ結果と珍しい姿に「落ち着き方すごいw」
  4. /nl/articles/2402/27/news030.jpg 1歳娘、寒い日にホットミルクを飲んだ瞬間…… しみじみ味わう爆笑の一言に「かわいすぎます」「スタバおいしそう」
  5. /nl/articles/2402/09/news148.jpg パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  6. /nl/articles/2402/27/news126.jpg 「ホント理想の家族」「普段から当たり前のよう」 “6男7女の大家族”うるしやま家の大黒柱パパ、“13人分の洗濯物”をテキパキたたむ姿が尊敬しかない
  7. /nl/articles/2402/27/news036.jpg 【今日の計算】「699×7」を計算せよ
  8. /nl/articles/2402/18/news016.jpg 築36年住宅のありふれた玄関を、2万円以下でDIYしたら…… 雰囲気激変の作業まとめに反響「このお値段でこのクオリティー、すごい!」
  9. /nl/articles/2402/27/news075.jpg 「すき家へ1000日以上通い続ける男」に届いたプレゼント “斜め上過ぎる中身”に困惑「何に使うんだこれ」
  10. /nl/articles/2402/26/news029.jpg 冷え込む深夜、玄関の前に何かを訴える野良猫が現れて…… 試行錯誤の保護劇に「長期戦お疲れさまです」「暖かい部屋に入れて良かった」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小泉進次郎、生後3カ月の長女を抱く姿に「貴重なパパの顔」 2023年末には小泉元首相の“幸せじいじ姿”も話題に
  2. 庭にアジサイがあるなら知っておくべき!? 春になる前に急いでやりたい“大きな花を咲かせる”お手入れ術に反響続々
  3. 生まれたばかりの孫に会いに来た両親、赤ちゃんを見た瞬間号泣し…… 幸せあふれる光景に「一緒に泣いちゃいました」
  4. つんく♂、「僕の大好きな妻」と元モデル妻の貴重ショット公開 「めちゃくちゃお綺麗」と反響
  5. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  6. 「ずっと手を触って」「強烈な口説きが」 グラドル、元K-1王者のセクハラ行為を“告発”→反論しバトルに 「引っ込んどけよロバは」謎の容姿罵倒で流れ弾も
  7. 2歳娘、帝王切開で入院するママの前では強がっていたが…… 離れてから号泣する姿に「いじらしくて可愛くて朝から泣いた」
  8. 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
  9. 長女と赤ちゃんの夜のルーティンが「可愛いしか言えん」 愛が強すぎな姉から逃げる姿に「嫌いじゃないのねw」「素敵な姉妹」
  10. 「ほんと愛でしかない」「心から尊敬します」 “6男7女の大家族”うるしやま家のスーパーママ、“15人分のお弁当作り”が神業レベルで称賛の声
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「天までとどけ」長女役、芸能界の「負の連鎖」訴え 主演俳優の“お誘い”拒否し「他の演者やスタッフからも無視」「本当の事なんか誰も話さない」
  2. 田代まさし、南部虎弾さん通夜で“一団”に絡まれる騒動へ……にらみ合いの末に「ちょっと来い」「止めろよお前」
  3. 妊娠中の英俳優、授賞式での“金太郎”ドレスが賛否両論 「半裸の妊婦なんて見てられない」「ホットなママ」
  4. 「変わんないもん俺のと」 所ジョージ、ホンダ軽を超速カスタムで高級外車と“まったく同じ”外見に 「朝から楽しいよ」「完璧!」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 「意識もうろう」「何も食べられない」 すい臓がんステージ4の森永卓郎、痩せた顔出しで“最悪の時期”告白 息子は「『死ぬ』が冗談に聞こえなかった」
  7. 授業参観の度に「かっこいい」と言われた父親が10年後…… 「時間止まってる?」と驚愕の声がやまない父子の姿が870万再生
  8. 65歳マドンナ、ワールドツアー中のダンスが“おばあちゃん”だと視聴者衝撃 「もうやめなよ」「こんなふうに終わりを迎えるなんて」
  9. 人気ブロガー医師が4年の闘病の末に42歳で逝去 夫が伝える「素敵な女性がいたということを皆様の心に残していただければ」
  10. 能登半島地震により海底が“隆起”→すさまじい様子を収めた写真に「自然の脅威を感じる」