東京ゲームショウに向けて、冒険あり戦いありサスペンスあり:TECMO PRESS CONFERENCE 2008 AUTUMN(4/4 ページ)
「DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」
昨年秋に発売された「DS西村京太郎サスペンス」の続編が11月13日に発売されることになった。価格は3990円(税込)。まるで2時間サスペンスドラマを視聴しているかのように物語を楽しめる本編と、短時間で手軽に楽しめる短編推理問題集「West Village」が搭載されているのが特徴。もちろん、本作も原案・監修を西村京太郎氏が担当している。
前作は22万本出荷しており、提示されたユーザー分布からも幅広い年齢層に普及していることが分かる。設楽氏は、前作からの「安心感」はそのままに、「ゲームとしてさらなる進化」を実現しようと、サスペンスらしい世界観とカットパネルシステムなどの親切操作を前提に、ダイレクト移動や過去ログ機能、ガイド機能のオンオフなどのシステム面とライバルの出現や演出面などを強化したと語る。
なお、9月3日より公式サイトが開設され、Web体験版で遊ぶこともできるようになった。
私立探偵の「新 一新(あらた いっしん)」が新たな事件の数々に挑む。寒風吹きすさぶ北の街を舞台に、パートナーである「京 明日香(きょう あすか)」の過去に起こった悲劇を追う、「重厚」かつ「ドラマチック」なストーリーが展開。また、一新のライバルとなるエリート探偵も登場し、物語はより一層の盛り上がりを見せる。
タッチペンによる直感的な操作を実現した「カットパネルシステム」をはじめ、ゲーム初心者にも楽しめる親切設計はそのままに、今作では“遊びやすさ”をテーマにシステ
ム面がさらに進化。手軽に推理を楽しめる短編モード「West Village」は問題数が100問以へ大幅にボリュームアップ。新種の問題も登場し、やり応え満点、充実の内容となっている。短編ではおしっこに行きたくて仕方がない、頻尿刑事シリーズなども健在で、おなじみ京太郎君も元気に登場するとのこと。
主人公。3年前まではごく普通の会社員だった。名探偵と呼ばれた父親が殺害された事件をきっかけに海外を放浪していたが、探偵業を継ぐ決意を固めて帰国。前作では父の助手をしていた明日香を事務所に連れ戻し、父の死の真相を解明した
一新の父、賢新をサポートしていた優秀な助手。賢新の死をきっかけに事務所を退職し、京都の老舗旅館に勤めていたが、前作で一新の説得により事務所に復帰する。一新とは旧知の仲でもある
カンファレンスでは最後に、「DS西村京太郎サスペンス2」プロデューサーの設楽氏により、本日のスペシャルゲストとして西村京太郎氏が招かれた。先生は3日後の9月6日に78歳の誕生日を迎えるということで、ささやかな誕生日のお祝いも行われた。
前作について西村先生は、京太郎君がかわいいとことのほか評判で、今年還暦を迎える西村先生の奥様ですら遊べる作品であると自画自賛。設楽氏が続編制作のお願いにうかがうと、1秒で快諾したのだとか。なによりも幅広い年齢層が遊べて、周囲から面白いと言われたことが快諾の理由と明かす。
最新作では北国が舞台となることに関して、「やはり南国ではサスペンスとして緊迫感が出しづらいし、犯人というのはなぜか北に逃げるもんなんだよ」と会場を沸かす。先生は京太郎君を小説にも登場させたいが、ふざけていると思われるんじゃないかと二の足を踏んでいるのだとか。ただし、出演させるとしたら自殺する役割と構想はあるようだ。
設楽氏は、西村先生が「人生とは、愛と友情と裏切りでなりたっている」と語っていたことを受け、「裏切りのサスペンス」とタイトルにしたと明かす。しかし、プレイヤーの期待を裏切るようなことがないような内容にすると締めくくった。
「DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | サスペンス |
発売予定日 | 2008年11月13日 |
価格(税込) | 3990円 |
(C) TECMO,LTD.2008
(C) 2008 Kyotaro Nishimura. All rights reserved. (C)TECMO,LTD.2008
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