オンラインゲームに潜む影――あなたのキャラクターは大丈夫?(後編)(2/2 ページ)

» 2008年09月19日 16時31分 公開
[ITmedia +D Games取材班,ITmedia]
前のページへ 1|2       

まずは自分のPC環境を見直して、セキュリティの向上を

 キーボードの入力内容を定期的に外部に送信し、IDやパスワードを盗み取る「キーロガー」やPCを外部から勝手に操作できるようにする「バックドア」といったマルウェアのほとんどはセキュリティソフトでシャットアウトできる。

 現在流通しているさまざまなセキュリティソフトを表にしたので、まだセキュリティソフトを導入していない人はこちらを参考にしていただきたい。

  • 「ノートン・インターネットセキュリティ 2009」(シマンテック/6825円から):新種のウイルスや侵入手法に対応するための定義ファイルの更新など、毎日のアップデートを自動的にインストール。ハードディスク上にある不要なファイルを定期的に消去する機能やハードディスクの中身を自動的にバックアップし、必要な時にはワンクリックで復元できる機能など、普段のPC使用時に便利な機能が充実している。
  • 「マカフィー・インターネットセキュリティスイートwith サイトアドバイザ」(マカフィー/5775円から):新種のウイルスや侵入手法に対応するための定義ファイルの更新など毎日のアップデートを自動的にインストール。ハードディスク上にある不要なファイルを定期的に消去する機能やハードディスクの中身を自動的にバックアップし、必要な時にはワンクリックで復元できる機能を搭載している。
  • 「ウイルスバスター 2009」(トレンドマイクロ/4980円から):パスワードのキー入力を暗号化する機能やインターネット経由の侵入をブロックする機能はもちろん、小さい子がアクセスできるWebサイト・インターネットの利用時間や曜日を設定可能。上位パッケージにはクレジットカードの不正使用を最高100万円まで保証、パソコン関係のトラブルの無料電話サポートサービスが付属している。
  • 「Kaspersky Internet Security 7.0」(ジャストシステム/4914円から):元KGBの暗号解析部隊に所属していたカスペルスキー氏率いる研究所が作り上げたロシアのセキュリティソフト。世界最高峰の検知能力を誇るとされ、ウイルス発見からワクチンの配信までの平均時間は約1時間半。フィッシングサイトリストと照合し、疑わしいサイトへのアクセスを禁止する機能やデータを保護する機能などが搭載されている。
  • 「Windows Live OneCare」(マイクロソフト/5775円から):マイクロソフトが提供する常時稼働のPCケアサービス。システムトレイアイコンにPCのセキュリティがきちんと設定されているか、緑黄赤の3色で知らせてくれる。セキュリティ機能だけでなく、6時間ごとにPCのチューンアップを行い、問題が発生する前によくある問題を検知して修正する機能も用意されている。
※価格はすべて税込みです。

 上記で紹介したこれらのセキュリティソフトは、いずれも試用期間が限られたお試し版が配信されているので、実際にインストールして自分のPCで動作を確認してみるといいだろう。もちろん継続して使用するにはお金がかかるが、「自分だけは大丈夫だから、セキュリティソフトなんかいらない」などと考えずに、アカウントハックによる被害を未然に防ぐ設備投資だと考えたい。手塩にかけて育てた自分のキャラクターが失われしまってからでは遅いのだから。

セキュリティソフトによっては複数のライセンスが付与しているものもあるので、自分の所有PCの台数に合わせて検討を

他人事ではないアカウントハックの恐怖、あなたは対策してますか?

 このところ、多発するアカウントハックの被害に対して、オンラインゲームメーカーも力を入れるようになってきたが、犯人や被害状況を特定することが難しく、被害者のキャラクターデータの復旧にも時間がかかってしまっているのが現状だ。

 また、近年では1つのアカウント、パスワードで複数のサービスが利用可能になるシステムが普及しつつある。これはメールやインスタントメッセンジャーのアカウントだけではなく、クレジットカードなどの重要な情報と紐付けられているサイトも1つのアカウントでログインやサービスを利用できるようになるもので、ユーザーが管理するIDやパスワードが1つになるというメリットの反面、1つのアカウントがアカウントハックによって漏洩してしまうと、そのIDで利用できるすべてのサービスが他人の手に渡ってしまうことになる。

 アカウントハックの被害にあわないようにするには、何度も繰り返すが、やはり怪しいサイトにアクセスしない、パスワードをメモに書いてPCの近くに放置しない、定期的にパスワードを変更するといった日々の心がけが重要になってくる。

 今までPCのセキュリティを心がけている人はもちろんより一層の注意を、オンラインセキュリティに対する考えを軽んじていた人はこれを機にぜひPCのセキュリティを見直していただきたい。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/18/news004.jpg 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  2. /nl/articles/2405/18/news066.jpg 「なぜ今になって……」 TikTokで“15年前”の曲が大流行 すでに解散の人気バンド…… ファン驚き 「戸惑いが隠せない」
  3. /nl/articles/2405/18/news055.jpg ガチ“別人級”……凄腕メイク術駆使したビフォアフが「日本の頂点」と話題、“フォロワー数580万人”の美容系インフルエンサー
  4. /nl/articles/2405/18/news003.jpg 0歳娘がはじめて歩けた瞬間、パパの顔を見て…… 号泣必至の“表情としぐさ”に「やったねえ!すごいねえ!」「かわいくて涙が」
  5. /nl/articles/2405/15/news106.jpg 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  6. /nl/articles/1611/04/news117.jpg 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  7. /nl/articles/2405/18/news023.jpg 死んだはずのスズメバチ、お尻をよく見てみると…… 「亡者の執念発動してますね」「だから怖いんだよな」油断できない生命力におののく声
  8. /nl/articles/2405/18/news068.jpg 『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博がXで怒り 立て続く“誤配”で「三度目です」「次はもう知らん」
  9. /nl/articles/2405/17/news026.jpg トリミングでシーズーを「ハムスターにしてください」とお願いしたら…… インパクト大の完成形に「可愛いーーー」「なんて愛おしい鼻毛カール」
  10. /nl/articles/2405/17/news022.jpg 妻が作ったキャラ弁にフランス人夫と3歳娘が大爆笑! 「怖い」と言われた完成形に「蓋開けた瞬間w」「一緒に笑っちゃいました」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評