萌えるブレイクタイムを演出!? 巷で噂の“痛ンブラー”を作ってみた!今日は何の日? 萌え曜日!

専門誌が発売されイベントも開催し、オタク業界で注目されている痛車ブーム。車を痛くする勇気はないけれど、タンブラーくらいならと考える人は必見です。安価で痛々しくなれる、痛ンブラーを作ってみました。

» 2008年11月11日 21時55分 公開
[雛見沢秀一,ITmedia]

ちょっとしたコーヒーブレイクのお供に

 先日、お台場で痛車の祭典が行われたようですね。ニュースを見るまでまったく知らず、「事前に知っていれば行ったのに!」と、悔し涙を流した雛見沢です、こんにちは。

 萌え萌えなキャラクターのイラストを車や自転車に貼りつける、いわゆる“痛車”や“痛チャリ”がよく目につくようになりました。“痛○○”はさらにタンブラーにまで飛び火し、“痛ンブラー”なるものまで登場。痛車の祭典に行って痛車になったフェラーリを見れなかったことですし、今回は家でひっそりと痛ンブラーを作ってみました!

photo ●「そらのおとしもの」
著者:水無月すう
出版:角川書店
月刊少年エースにて好評連載中!

 まずは早速、タンブラーを買うため近所のスターバックスカフェへ。数あるタンブラーの中から、一般的なサイズの“ショート”を選択しました。ちなみに、店内はもうクリスマスムード一色。そんな中、痛ンブラーを作るためにタンブラーを買う男がひとり……いやいや、寂しくないですよ?

 痛ンブラー用に使用するイラストは、知人のツテを頼りに、漫画家である水無月すう先生に協力を要請し、先生が描く月刊少年エースで連載中のマンガ「そらのおとしもの」のヒロイン・イカロスとニンフの画像をお借りしました。こんなくだらないことにも快く協力してくれる先生に感謝です!

 作り方の説明に入ります。まず、イカロスたんの萌え萌えな画像をフリーソフト「クリタンメーカー」でタンブラーに貼りつけられるように加工。イラストが完成したら印刷してハサミで切り取ります。


photophoto (写真左)画像を調整すると、こんな感じで加工されます。縦長のイラストだとつぶれた感じで加工されてしまうので、横長のイラストを使うように
(写真右)こちらはクリタンメーカー使用中の場面。サイズはショート、トール、グランデの大きさに加工できます。枠線の追加も可能なので背景が白いイラストはこちらを使いましょう

photo 世界にひとつだけのマイ痛ンブラー。見よ、この愛らしい姿を!

 切り取ったイラストをタンブラーに貼り付ければ完成です。作り終えた余韻に浸るまでもなく、すぐにコーヒーを入れてみました。飲む→眺める→ニヤニヤ→飲む→眺める→ニヤニヤ……を繰り返す。

 こんなすばらしいブレイクタイムの過ごし方があったなんて!

 心なしか、ただのインスタントのコーヒーでもおいしく感じられるから不思議ですね。熱と水分でふやけたりしないかと懸念しましたが、飲み終えた後にイラストを取り出してみると、ふやけた様子もなく問題はないようです。

 また、こちらのタンブラー、缶コーヒーやペットボトルと比べると保温性が高いのも特徴で、“イカロスたんが冷めないように体を張って保温してくれてるんだ”なんて妄想を楽しませてくれます。あぁ、すばらしき痛ンブラー。


photo イラストをもうひとりのヒロイン・ニンフたんに変更。手軽に作れるので、気分で変えるのもいいかも

 作っている最中、なんだかアーティスティックな感性を刺激されて、“次は印刷する紙に光沢紙を使うぞ”とか“フォトショでロゴ入れてみようかな?”なんて考えてる自分がいて、いつのまにか痛ンブラーにハマっていました。いや、これはホントに楽しい。

 加工して印刷して切って貼り付けるだけの簡単作業でできる痛ンブラー。この子こそ俺の嫁! という萌えキャラがいれば、ぜひお試しください。

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