連載
» 2008年11月18日 12時00分 公開

アニメ化も納得の面白さ。萌えの詰まった原作ライトノベルを堪能しよう!今日は何の日? 萌え曜日!

原作がライトノベルのアニメ3作品が現在好評放送中ですが、アニメ化するくらいなんだから原作も面白いはず! ということで、原作であるライトノベル作品の魅力をご紹介します。

[雛見沢秀一,ITmedia]

好評放送中のアニメを活字で楽しむべし

 「とある魔術の禁書目録」「とらドラ!」「まじしゃんず・あかでみい」と、ライトノベル原作のアニメが放送されていますが、とらドラ!がイチオシの雛見沢です、こんにちは。

 どの作品も好調のようですが、アニメから入ったファンにとっては、原作は面白いの? と感じる人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、今回は原作であるライトノベルや派生作品をご紹介します。

●「とある魔術の禁書目録」

photo 「とある魔術の禁書目録」
著者:鎌池和馬
イラスト:灰村キヨタカ発行:アスキー・メディアワークス刊
シリーズ:1〜16巻(連載中)が発売中

 舞台は科学の力によって超能力の開発が進む学園都市。“異能の力を打ち消す”能力を持つ主人公・上条当麻は、自宅のベランダに倒れていた謎の少女・インデックスを保護する。“自分は魔術師に追われている”と訴えるインデックスだが、超能力を一般科学として認知するこの世界に“魔術師がいる”というオカルト話を信じきれない当麻。しかし、彼の前にその話題の魔術師2人が現れて……?

 オススメポイントは、科学と魔術の要素を取り入れた迫力のバトルシーン。電磁力の原理を利用してコインを音速の3倍で撃ち出す電撃使いや、摂氏3000度の炎の巨人を操る魔術師たちが、熱い戦いを繰り広げます。原作の小説が16巻、短編集が2巻、原作に準じたコミックスが3巻、外伝を描いたコミックスが2巻、オリジナルシナリオを描いたドラマCDと、さまざまなメディアミックスを果たしている人気作品。ファンにとってアニメ化は“ついに”という気持ちが強い。


●「とらドラ!」

photo 「とらドラ!」
著者:竹宮ゆゆこ
イラスト:ヤス
レーベル:電撃文庫
発行:アスキー・メディアワークス刊
シリーズ:1〜9巻発売中

 眼つきの鋭さゆえに不良と勘違いされやすい平和主義者な主人公・高須竜児は、高校2年生へと進級し、憧れの女の子・櫛枝実乃梨と同じクラスになることを喜んでいた。一方、実乃梨の親友であり、身体は小さいがすぐに噛みつく凶暴性は虎そのものであるヒロイン・逢坂大河は、竜児の親友である北村祐作のカバンにラブレターを入れるが……。竜児と大河、ひょんなことからお互いがお互いの親友への好意に気づき、2人の恋の共同戦線が始まる!

 本作を読む上で注目したいのが、主人公・竜児とヒロイン・大河の、互いに相手の恋路を応援する関係性。恋に焦がれる女の子が一喜一憂する姿に、萌えない男子はいないはず! そして、人気イラストレーター・ヤス氏が描く、萌え萌えでキュートなキャラクターたちの挿絵が楽しめるのも、原作ライトノベルならでは。


●「まじしゃんず・あかでみい」

photo 「まじしゃんず・あかでみい」
著者:榊一郎
イラスト:BLADE
レーベル:ファミ通文庫
発行:エンターブレイン刊
シリーズ:全1〜9巻発売中

 主人公・羽瀬川拓人は、一見して普通の男子高校生に見えるが、実際は隠された世界にある魔法使いたちの学園“マジシャンズ・アカデミイ”に密かに通う、半人前の魔法使い候補生。そんな彼が召喚実技の追試で呼び出したのは、なんと一夜にして一国を滅ぼす力を持つケモノ耳の美少女魔神・タナロットだった! 規格外の力を持つ魔神を呼び出したことで、神界、魔界を巻き込んだ一大騒動の幕が開く。

 アニメ版は「まかでみ・WAっしょい!」というタイトルで現在放送中の本作。強烈な個性を放つキャラクターたちが登場する本作では、お祭りのごとくハイテンションな展開が楽しめます。全9巻で終了しており、番外編の「まかでみ・らでぃかる」や、続編として「まかでみ・えくすぺりめんと」が発売されています。



 紹介した3作品を見てみると、どの作品も魅力的な設定、キャラクターで楽しませてくれる作品がそろっています。文章で表現されるインデックスや大河たちによって想像力をかきたてさせられ、時には絵で見るよりも感情を高ぶらせてくれます。アニメを見て気になった人は、イメージを頭に抱きつつ、原作を読んでみるのも面白いかもしれません。

 また、コミックやドラマCDなどのメディアミックスを経てからアニメ化されることが多いライトノベル。次回は、雛見沢が独断と偏見で選ぶアニメ化するライトノベルを大予想します。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/27/news041.jpg 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. /nl/articles/2311/28/news172.jpg バイクでケーキを持って帰ったら…… ミュージカル俳優、思わぬ形になったケーキに「見たことないほどズタボロ」
  3. /nl/articles/2311/25/news015.jpg 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  4. /nl/articles/2311/27/news095.jpg 『ちいかわ』通称“島編”が最終話へ 絶望色が強すぎて阿鼻叫喚 想像に任せるオチに“存在しない劇場版”を幻視する読者が続出
  5. /nl/articles/2311/27/news024.jpg 葛藤の末、野良の黒猫親子を保護して1カ月後…… 幸せを見つけた家族の光景に「本当に良かった」「癒やされます」
  6. /nl/articles/2311/28/news037.jpg 愛犬の大切なおもちゃを洗濯したら→「お友達が……!」 悲しい鳴き声をあげる姿に「家の子も一緒だ」「健気で癒されます」
  7. /nl/articles/2311/27/news076.jpg ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  8. /nl/articles/2311/27/news093.jpg 『キン肉マン』ゆでたまご・嶋田、ヘルプマーク使用を報告も…… 「正義はないのかこの日本」理解の低さに苦言
  9. /nl/articles/2311/28/news032.jpg 物理学を理解しているハムスター、回し車で遊びたい姉妹へのかわいいイジワルが「強い意志を感じる…」と話題に
  10. /nl/articles/2311/27/news106.jpg エド・はるみ、連日ハードな研究で生活も激変 “18種類おかずの手作り弁当”に影響「数と彩りも無くなり」「忙しく時間がなさすぎて」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!