ハゲ山に肌寒山……珍地名マップから歩数計まで お散歩が楽しくなる:モテ機 Vol.24
お散歩するのが楽しい季節になった。冬は寒くてそれどころではないので、今がベストシーズンですよっ! ということで「散歩の友」になりそうなアプリを取り上げてみた。週末は外へ出かけてみない?
「モテ機(ガジェット)」は女性の視点から、女性にモテる、飲み会やデートで役に立つガジェットやアプリについて語るコラムです。
スポーツの秋。とはいえ、常にハードな運動に励んでいる読者は、あまり多くなさそうなイメージ(偏見です。ごめんなさい)。でも、過ごしやすい気候の今の時期、せっかくなので外を歩いてみない? あえて目的地を定めずにぷらぷらするのも、意外な発見があって、なかなか楽しいもの。運動不足解消にもなる。今回はお散歩に彩りを与えてくれるアプリをご紹介する。デートにも対応できそうだ。
珍地名に爆笑! 盛り上がること必至のアプリ
ユニークな散歩系アプリを探していて、まさにこれだと思わず飛びついてしまったのが、「珍地名マップ」。これは面白い地名や変わった地名をアプリ上の地図と照らし合わせながら、場所を確認して(ときには訪れて)楽しむといった内容となっている。収録されているスポットは、日本だけでなく海外にも及び、その数150地点以上と非常にボリューミー。日本だけでも、これほど強烈な地名があったなんてと驚く。
例えば、北海道には「900草原」「鬼脇ポン山」「木ノ子」「増毛」なんていうところがあるらしい。青森県には「太田光」という地名もある。ちなみに「おおたひかり」ではなく「おおたっぴ」と読むのだとか。関東にも意外とある。どれも行き方が分かるので、近場であれば訪れて楽しめるのではないか。ネタ的なので「ちょ! こんな地名があるよ(笑)。ここ行ってみない?」などと、ウケや笑いをまじえて誘いやすい点も魅力。「『モ○さま』みたいな面白要素のある散歩は楽しいと思う!」「こんなユニークなアプリがあったのね。これはいい(笑)」などと女子ウケもなかなかいい。「珍しいもの」に引かれる女子は多いようだ。
江戸、明治、現代の歴史を重ねながら歩く
歴史好きかつ、お散歩好きな人に嬉しいアプリがある。その名も「今昔散歩」。このアプリは主に東京を中心に、現代の地図と明治時代や江戸時代の地図を、重ね合わせて参照できるというもの。
例えば千代田区を見てみよう。ぱっと見たところ、現代も明治も江戸も、大陸の形状は基本的には同じだ。これが品川区などの埋め立て地だと大きく外形が違うのだろう。それはそれで「ここは海だったんだねぇ」などと、お散歩しながらの会話も楽しめそう。
さらにこのアプリのスゴいところは、歴史的名所や有名な出来事があった場所を、歴史コンテンツデータベースから検索して、地図上に表示してくれること。歴史的な詳しい解説だけではなく、当時の写真や資料も参照できる。繰り返すが、歴史マニアにはたまらないアプリだ。女子の声を聞いてみたところ「歴女な私にとって、歴史をひもときながらの散歩は魅惑的すぎる」「知的男子のにおいがプンプンして素晴らしい」といった好感触(歴女寄り、歴女要素のある人にたずねていることに注意)。
「もっと歩こうかな」と思わせてくれるアプリ
ベーシックな歩数計アプリもインストールしておくと使えると思う。アプリを立ち上げるだけで簡単に測定できる「iWalkLog」は使いやすかった。歩数や移動距離、消費カロリーを計測でき、それぞれグラフで表示されるので励みになる。数字などのデータを見てビジュアルで確認することで「結構歩いた日だったな」「今日は歩数が少ないから1駅分歩こう」などと調整することもできる。
「画面ロック機能」もなかなか優れていて、アプリを立ち上げたままポケットなどに入れておくだけで、正しく測定することができる。より正確に測定するためには、設定画面で体重や歩幅など、パーソナルなデータを入れておくとよい(写真はデフォルトの設定画面)。
それにしても日曜日の朝、早く目が覚めたので15分ほど散歩してみたのだけれど、わずか1200歩程度しか歩いていなかったことに驚いた。普段家から一歩も出ない日があるけれど、そのときは100歩くらいしか動いていないのかと思うとぞっとする。「健康のためには1日1万歩」なんて昔から言われているけど……。もっと歩数計を使おう! 「歩くのはメタボ予防になるから大事なこと」「歩数計を使っていると美意識と健康意識が高そうで素晴らしい」と女子からも絶賛されていたよ。
あらためてお散歩のメリットを考えてみた。運動ができる、健康になれる、デートの1コンテンツにもなる、周囲の景色を楽しめる……いいことづくめだ。さぁ、週末はお散歩へ出かけてみてはいかが?
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