離れていても会えなくても! カップル専用SNSで愛を深めるのがモテ男のお作法モテ機 Vol.17

続々とリリースされるカップル専用SNS。男子諸君、活用していますか? なかなか会えなくても2人だけのタイムラインを眺めていると、女子って安心するものなのですよ。心して使って下さい。

» 2012年09月03日 12時03分 公開
[池田園子,ITmedia]

「モテ機(ガジェット)」は女性の視点から、女性にモテる、飲み会やデートで役に立つガジェットやアプリについて語るコラムです。


 今年の下半期に入ってからというもの、日本でカップル専用SNSの動きが目立つようになった。6月にリリースされた「Pairy」に続き、8月下旬に登場したのは「Pairin」。何なの? いわゆる「Facebook疲れ」から来る、よりクローズドなSNSへと向かう時代の流れってやつ?

 そういった社会的な問題は置いておき「やっぱりどうしてもPから始まるんだな」「Pマークアイコンがスマホに並ぶのも仕方ないよな」と思いながらも使ってみることにした。昨年秋にリリースされていた「Honeylemon」もなかなかいいのでご紹介しよう。こちらのアイコンはハートマークのデザインだ。

男子から誘ってこそキュン度5割増し!

 さわやかな黄色のビタミンカラーが可愛らしいPairin。まずは男子が最初にアプリをインストールしてね。それからペアになりたい女子(彼女または限りなく彼女に近い女子)をメールで招待しよう。女子がペアを承諾したところで、めでたくPairinデビューとなる。おめでとう。

 Pairyを紹介したときにも書いたけれど、こういったアプリは男子主導で進めるからこそ女子が萌えるわけで、さらに男子からの愛も感じるわけである。誘われた瞬間、女子のキュン度が一気に5割増していることを約束しておこう。女子から男子に「Pairinやろうよぉー」「一緒にPairinやってくれるぅ?」なんて言いたくない。ないないない! 初回デートを女子から誘うようなものじゃないですか。合コン後に「今度は2人で会ってくれませんか?」と女子から言うようなものじゃないですか。もっと分かりやすく言うと、女子から告白するようなものじゃないですか。そんなの悲しいわよ! まぁ、私は彼に「Pairyに続きPairinもしたいな……どうでしょうか?」的に下手に出てみたら「しょうがないなー」と言われた女ですが。

意味深スタンプに甘〜いコメントで反応してほしい

 でもいいの。晴れてPairinデビューよ、イェーイ! Pairinは「キレイでお洒落なインタフェース」で人気のクローズドSNS「Path」と動作が少し似ている。ログインすると左下に黄色の小さな枠が表示され、それをタップすると5つのメニューが立ち上がる。写真を撮るも良し、すでにある写真をアップするも良し、気持ちをつぶやくのも良し。SNS上にアップしたい基本的なことがすべて揃っている。

つぶやきなどを投稿

 びっくりしたのは写真アップ時に加工用のフィルターが12種類も付いていること。モザイクや鉛筆画風にするフィルターは珍しいと思う。スタンプも軽く100種類は超えているのではと思うほど、かなり豊富に揃っている。スタンプだけでコミュニケーションも可能だ。ごくまれに構ってちゃんになるという、面倒くさいタイプの女な私はゾウが泣いていたり、ブタのお尻だけのスタンプを送り付けて、彼の反応を待つ。果たしてどう思っているのかは定かではない。

スタンプでコミュニケーション

 女子に意見を求めてみると「スタンプの意図を汲んでくれる男子っていいよねー。例えば泣いているゾウのスタンプを見たら『寂しくさせちゃってゴメン。週末はいっぱい遊ぼうね』とか、フォローを入れてくれるのが理想」らしい。同じ女子として超同感! ときにはソフトで甘〜い言葉が欲しいんです。あぁ、優しくされたい。「たまにふざけてスタンプを送ることってあるじゃん? それに対して『え、怒ってる?』とメールしてくる男子にイラッ。単なるじゃれ合い系コミュニケーションだと分かってくれないのは困惑」という厳しい意見も。スタンプは効果的に使わないと意味がないのだ。

1年365日すべてが記念日に!?

クマのスタンプ

 そういえば「Honeylemon」も黄色を基調としたデザインとなっている。ゆるい感じのボーダーが小粋。こちらも先にインストールした方がペアの相手を招待する仕組みだ。Honeylemonの面白いところは、その他のSNSとは異なり、個人のアイコンが使われていない点だと思う。特に「トーク」というメール機能が分かりやすいのだけれど、メールの内容に合わせて毎回クマのスタンプを選べる。気持ちを素直に表現できる良SNSだ。

 ここで裏技を発見したので紹介しよう。私がアップした都内の写真に対し「東京ではないのでは?」という彼に対して、「東京ですー。ぶーぶー」という気持ちを表すべく、クマが怒ったスタンプを送ってみた(短気でごめんなさい)。そのあとテキストを一切入れず、クマがそっぽを向いたスタンプのみをテスト的に送信。携帯メールでいうと空メールだ。しかも怒りの空メール。怒っていますアピールをしたいときには、怒り系スタンプ+テキストなしというのが一番効果的な気がする。

記念日機能

 そのほか「記念日」という機能がとてもいい。ここに書き込みをしていけば、女子の機嫌も回復すること間違いなしだ。「Talk」と「Spot」の2種類があり、トークした日とチェックインした日は、自動的にここにマークが付く。つまり毎日何かしらつながっているだけで「毎日が記念日♪」状態に。女子に聞くと「甘〜いっ!(古い)」「喜怒哀楽のすべてがスタンプでそろっていて素晴らしい。有効活用できそう」「自分が送ったスタンプと同じスタンプで返されると、ミラーリング効果的な意味で萌え」といった意見だ。非常にスタンプテクの問われるアプリだが、女子の気持ちを掴んでおくために使う価値は十分にある。

 LINEが台頭してから一般的になったスタンプ。PairinもHoneylemonもキュートなスタンプが充実している。それらを駆使して効果的に取り入れ、女子の心を夢中にさせてほしい。女子も「夢中にさせられたい生き物」ですからー。

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