栃木唯一! 駅弁マーク入りの駅弁屋さん「松廼家」の歴史とは?:宇都宮「とちぎの彩り 玄氣いなり」(1000円)(2/3 ページ)
鉄道開業150年。「駅弁」はじまりの駅は諸説ありますが、宇都宮駅発祥説も広く知られます。宇都宮ではいま、どのような駅弁が売られているのでしょう。
【おしながき】
- 玄米いなり
- ヤシオマスほぐし身
- ゆばとわさび菜
- 牛そぼろと紅生姜
- うずら卵と鶏照り焼き
ふたを開けると、松廼家が誇る各種駅弁のさまざまなおかずが、玄米のいなり寿司で楽しめる構成になっていました。とりめし(いっこく野州どり弁当)から鶏の照り焼き。霧降高原牛めしから牛のしぐれ煮。日光の玄関口らしく、各種の駅弁でも使われている湯葉。さらに、プレミアムヤシオマス弁当からマスのほぐし身と、さまざまな味わいを楽しむことができます。玄米のヘルシーさと華やかな彩りで、いままで以上に“元気いっぱい”になれそうな駅弁です。
オレンジと緑の電車といえば、昭和38(1963)年の東北本線を皮切りに、全国の路線で活躍した115系電車。東北本線の上野口では20年近く前に引退し、栃木では両毛線を最後に、数年前までに運行を終了しました。いまは、長野と岡山エリアで最後の活躍中。次回は、宇都宮駅の立ち売りにまつわるエピソードを伺います。
(初出:2022年10月19日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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