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» 2019年05月27日 21時22分 公開

「痴漢撃退」機能に注目集まる「Digi Police」とは? 警視庁に開発経緯や普及具合を聞いてみた

生活圏が東京都以外でも大半のコンテンツは機能します。

[式,ねとらぼ]

 警視庁犯罪抑止対策本部が公開している防犯アプリ「Digi Police」がネット上で話題となっています。アプリはAndroid版、iOS版があり、GooglePlayApp Storeからダウンロード可能です。2016年の配信開始から、現在では24万件近くダウンロードされています。

 「Digi Police」の機能で特に注目を集めているのが、アプリに備えられた「痴漢撃退」機能や「防犯ブザー」です。「痴漢撃退」機能を起動すると黒背景に「痴漢です 助けてください」と大きく表示され、さらにタップすると赤背景に切り替わり、大きな音量で「やめてください」と連続再生されます。防犯ブザーも同様に、起動すると黒背景にベルマークが表示され、タップすると赤背景に切り替わって電子音が鳴り響きます。

 設定画面であらかじめ3件までメールアドレスを設定しておくことができ、「痴漢撃退」機能、またはブザーを鳴らすと「只今、お知り合いの方が防犯ブザーを使用しました」のメッセージとともにGoogleマップで場所が送信されます(防犯ブザーのメール送信機能では、公的機関へのメールは不可。緊急時は110番通報などを利用してください)。

痴漢です痴漢です この機能を起動させるだけでも、少しは効果ありそう
ブザーブザー 防犯ブザーの画面。タップするとキュルキュルキュルとアラームが鳴る
設定画面 設定画面でブザーや痴漢撃退機能を使ったときのメールの自動送信先を登録することができる
メール画面 登録されたメールアドレスに送られるメール

 また、トップ画面には、犯罪発生情報や、不審者情報が掲載され、東京都内の犯罪状況を把握できるようになっています。他にもコンテンツとして、オレオレ詐欺や還付金詐欺といった特殊詐欺の手口を解説した動画、子どもと女性の安全に役立つ情報コンテンツ、被疑者が映った防犯カメラ画像などがついた公開捜査情報、詐欺被害にあわないための詐欺川柳などがそろっています。また、東京都以外でも、防犯ブザー、「痴漢撃退」機能を鳴らしたり、防犯情報を得ることは可能です。

トップ Digi Policeのトップ画面。犯罪情報などがすぐに把握できる
対特殊詐欺コンテンツ子どもと女性の安全 特殊詐欺の手口が解説されるコンテンツ(左)と子どもと女性の防犯対策を学べるコンテンツ(右)

「Digi Police」開発の経緯と今後、使用状況

 「Digi Police」は、どういう経緯で開発、配信されたのか警視庁広報課の担当者に聞いたところ、「特殊詐欺、子ども・女性に対する犯罪などの各種犯罪被害防止のため、犯罪の発生情報や防犯情報を発信していますが、多様化する情報発信手段を活用することを目的として開発されました」とのこと。なお、3月にリニューアルされたばかりで、「Digi Police」に新機能、または新コンテンツの追加については未定だそうです。

インコ お楽しみ機能の「インコの部屋」

 「Digi Police」の普及について、2019年1月には、Twitter上で「Digi Police」が話題になり、新聞やテレビ、ラジオでも紹介されたようで、1月以降からダウンロードのペースは上がっているとのことです。配信から3年ほど経った現在もダウンロード数は増えているといいます。

 なお、防犯ブザーや「痴漢撃退」機能が犯罪防止・解決の一助になった機会があったのか尋ねたところ、そういったケースは把握していないとのことです。

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