欅坂46、初の東京ドーム公演で披露された全楽曲を2万字で全力レポート! 「ガラスを割れ!」で既成概念を壊す幕開け【前編】(3/3 ページ)
MC:菅井・佐藤・守屋
ここでいったんMCタイム。「こんばんは! せーの、欅坂46です!」というあいさつではじまったMCではまず、菅井さんから「今日は千秋楽。欅坂46が東京ドームにやって参りました〜!」という呼びかけがあり、5万人の観客からは「イエーイ!」と大きなレスポンスが上がりました。
「4都市10公演を回らせていただいたんですが、まさか千秋楽で東京ドームに立たせていただけるとは本当にびっくりです。今日は集まっていただき、本当にありがとうございます!」と続けた菅井さんは「こうして皆さまの姿を見させていただくと、これだけ今欅坂46のライブを見たいと思ってくださっている方がいらっしゃるんだなと実感して、本当に皆さまのおかげですし、なんと表していいか分からないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです」とお礼の気持ちをファンに伝えました。
また「本当にいつも以上に緊張してしまって、昨日の初日はいつもしないような行動をしてしまったりと……(笑)。ちょっとリップを塗りたいだけだったのに、本番直前に有り余る力で蓋を開けたら、壊れちゃって(笑)」と安定のチャプチェンエピソードを語って観客たちの笑顔を誘いました。
また佐藤詩織さんは「全然実感が沸かなかったんですが、昨日待ちに待った東京ドームに立って。1期生21人で『お見立て会』から始まって、そのときはこんなに大きな場所でライブができるなんて思っていなかったので、すごく感慨深くて」と感極まった様子。「21人から始まって、2期生も入ってくれて、欅坂46がどんどん大きくなっていて。こうやって大きなライブをするにあたって、たくさんの方が足を運んでくださったおかげで会場がきれいな色に染まって。セットを作ったり、進行してくれたり、演出を考えてくれているスタッフさん、チーム欅のおかげでこういうライブができていて。すごく恵まれているなってあらためて思いました」と言葉を詰まらせながら感謝の気持ちを伝えました。
また副キャプテンの守屋さんは「友香(菅井さん)とはいつも『いつかドームに立てたらいいね』ってずっと話していたので、今回こうして追加公演で東京ドームに立たせていただくことができて本当に感無量ですし、最初の『ガラスを割れ!』のときに、本当に自分の見ている景色が真っ赤で。見たことのないぐらい広い会場でやっているんだ、今東京ドームに立っているんだって実感が沸いてきて。本当にありがたいです」と目を潤ませました。
MC:松田・田村・森田・山崎
そしてここからは松田里奈さん、田村保乃さん、森田さん、山崎さんのという2期生メンバーでのMCが展開されました。進行を務めた松田さんが「ところで皆さん、楽しんでますか?」と呼びかけると会場からは割れんばかりの「いえーい!」の声。「奥の方まで見えてますよ〜!」と手を振ると鮮やかなペンライトが会場中で揺れました。
松田さんは「『Overture』で緑だったペンライトが『ガラスを割れ!』でどんどん赤になっていって。それがすごいキレイだなって思いました」と笑顔。欅坂46加入後の変化について尋ねられた田村さんは「入る前からアイドルはすごく好きで、欅坂46も好きだったんですが、いざ入ってみると本当にいろんなことがあって。自分とすごく葛藤する時間とか人生で感じたことのない緊張とか、入ってみて分かることがいっぱいあったんですが、今回のツアー、特に東京ドームでは今までとはちょっと違う葛藤がありました。本当に周りの皆さんとかメンバーに本当に本当に助けられて、いつも前を向くことができているので、今日はそれを全部全部出し切って、欅坂46にしかできないライブを今日来てくださった皆さんに精いっぱい全力で届けたいと思うので、最後まで見守って下さったらうれしいです」と語りました。
森田さんは「私が欅坂46を知ったきっかけはCDショップで『語るなら未来を…』のMVが流れていたことなんですが、すごく目をひきつけられて、フルで足を止めて見ちゃったんです。そこからどんどん欅坂46が大好きになって、私もなりたいって思えるようになったし、それでオーディションを受けたんです。そこから約1年たって、今東京ドームでライブができていることはすごく幸せなことだなと本当に感じております。やっぱり東京ドームでライブができることなんて本当にすごいことだし、一生忘れられない出来事になると思うので、ここに来てくださっている皆さんとたくさん思い出を作って、存分に楽しめたらなと思っています」と笑顔を見せました。
山崎さんは欅坂に入るきっかけになった出来事として「『サイレントマジョリティー』のMVを見たときに『自分もそんなことを言えるようになりたいな』と思って」と語り「今は欅に入る前よりも入った後の今の方が欅が好き……」とにっこり。言葉は多くありませんでしたが、ファンはしっかりとその思いを受け取った様子でした。
(Kikka)
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