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» 2020年03月27日 10時00分 公開

少年Bの道端ばなし:高速道路の案内標識はなぜ「緑色」なの? (1/2)

そういえばなぜでしょう? 視認性のため……? 有料だから? 背景を調べてみました。

[少年B,ねとらぼ]

 道路の案内標識と言えば、青地に白の文字の「青看板」を想像すると思います(関連記事)。でも、高速道路では青ではなく「緑色」が使われています。

新東名高速道路、厚木南IC付近にある案内標識。高速道路に関する案内 高速道路の案内標識は緑地に白字の「緑看板」。こちらは新東名高速道路厚木南IC付近にある案内標識

 「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、これって不思議じゃありませんか。どうして色が違うのでしょうか。調べてみました。

「青を緑と誤認」したから……? 2つの候補、欧州式の「青色」とアメリカ式の「緑色」があった

 道路標識の色は「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(総理府・建設省令第三号:昭和三十五年十二月十七日)」(以下、標識令)によって定められています。

 NEXCO西日本の「よくあるご質問」によると、視認性の観点から、案内標識は「青と白」「緑と白」の組み合わせが見やすく、一般道は青地に白、高速道路や自動車専用道路は緑地に白が使われます。なお、青地の一般道の案内標識にも、行き先が高速道路ならば高速道路番号と名称を緑地の白字で分けて表記します。これも標識令によって規定されています。

県道における案内標識「青看板」 一般道路でよく見かける「青看板」
一般道の案内標識でも「高速道路は緑」と決まっています 一般道の案内標識でも「高速道路の案内は緑地で」と定められている

 標識令は1963(昭和38)年の名神高速道路開通に向けて公布されました。検討にあたり、欧州式の「青色」と、アメリカ式の「緑色」の2つの候補がありましたが、高速道路での走行実験において、ヘッドライトに照らされた青色の反射シートを実験の参加者全員が「緑と誤認」したことから、高速道路では緑色が採用された、といわれています。

 なお、標識令によって定められているのは「青」か「緑」という大まかな色味までで、厳密なカラーコードまでは決まっていません。首都高とNEXCOでは緑は緑でも色調が微妙に異なり、首都高の方が明るい緑色なのだそうです。

 参考までに、最近できたスマートICの「ETC出口」表示は「紫地に白字」で分けられています。こちらもこの標識令によって規定されています。

スマートICのETC出口表示は「紫地に白字」 スマートICのETC出口表示は「紫地に白地」(動画:奥川浩彦

少年B



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