高速道路の案内標識はなぜ「緑色」なの?:少年Bの道端ばなし(1/2 ページ)
そういえばなぜでしょう? 視認性のため……? 有料だから? 背景を調べてみました。
道路の案内標識と言えば、青地に白の文字の「青看板」を想像すると思います(関連記事)。でも、高速道路では青ではなく「緑色」が使われています。
「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、これって不思議じゃありませんか。どうして色が違うのでしょうか。調べてみました。
「青を緑と誤認」したから……? 2つの候補、欧州式の「青色」とアメリカ式の「緑色」があった
道路標識の色は「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(総理府・建設省令第三号:昭和三十五年十二月十七日)」(以下、標識令)によって定められています。
NEXCO西日本の「よくあるご質問」によると、視認性の観点から、案内標識は「青と白」「緑と白」の組み合わせが見やすく、一般道は青地に白、高速道路や自動車専用道路は緑地に白が使われます。なお、青地の一般道の案内標識にも、行き先が高速道路ならば高速道路番号と名称を緑地の白字で分けて表記します。これも標識令によって規定されています。
標識令は1963(昭和38)年の名神高速道路開通に向けて公布されました。検討にあたり、欧州式の「青色」と、アメリカ式の「緑色」の2つの候補がありましたが、高速道路での走行実験において、ヘッドライトに照らされた青色の反射シートを実験の参加者全員が「緑と誤認」したことから、高速道路では緑色が採用された、といわれています。
なお、標識令によって定められているのは「青」か「緑」という大まかな色味までで、厳密なカラーコードまでは決まっていません。首都高とNEXCOでは緑は緑でも色調が微妙に異なり、首都高の方が明るい緑色なのだそうです。
参考までに、最近できたスマートICの「ETC出口」表示は「紫地に白字」で分けられています。こちらもこの標識令によって規定されています。
(少年B)
関連記事
- 今なお残るレア案内標識「シロカン」の謎
ちょっと朽ちてきているものもありますが、今なお生き残っているのです……! - 日本にもこんなスゲー道がある! 上富良野の“神”道路「ジェットコースターの路」を走ってみた【写真20枚】
見てくださいよ、このグワングワンなアップダウン。 - こっちもまじスゲェェ! 超精密「JR路線図ふう高速道路マップ」まだあった 関西・中京版も!
「ちょっと待って、こちらが先!!」 いや、どちらもすげぇっす。 - シカが自転車に乗って飛び出すので注意? 伊豆修善寺で見た“標識”は何が飛び出すのか分からず手に汗握りそう
シカ「ケイデンス上げるぞ」(ぐるぐるぐるぐるぐる) - 地元民なら余裕で読める? 「平群、交野、斑鳩……」難読地名しかない案内標識が話題に
筆者はほとんど読めなかったことを先にお詫び申し上げます……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた