ねとらぼ
2020/08/17 12:30(公開)

セダンなのにウルトラ速い……!! マセラティ史上最強クラスのモンスターセダン「クアトロポルテ/ギブリ トロフェオ」登場

580馬力のフェラーリ製エンジンを搭載。4ドアセダンなのにアクセルひと踏みウルトラ速いぜというやつです。

 イタリアの高級車メーカー マセラティは8月10日(現地時間)、ラグジュアリー4ドアセダン「ギブリ」「クアトロポルテ」の高性能版「トロフェオ」を発表しました。

マセラティ「クアトロポルテ トロフェオ」
マセラティ「クアトロポルテ トロフェオ」(写真:マセラティ、以下同)

 トロフェオはイタリア語でトロフィーを意味し、マセラティ車の中で特にパワフルなグレードに与えられます。2018年に設定されたSUV「レヴァンテ トロフェオ」(関連記事)もラインアップします。

 ポイントは、4ドアセダンの流麗デザインに秘めたモンスター級のパワーとエンジンサウンドです。

 パワートレインはマセラティ専用にマラネロのフェラーリ工場で製造された3.8リッターのV型8気筒ツインターボエンジンと8速トランスミッションの組み合わせで、駆動方式はFR。最大出力580馬力(426kW)、最大トルク74.4kgf-m(730Nm)を発生し、それぞれ時速326キロに到達するスーパーカークラスの走行性能を持ちます(レヴァンテはAWDで最高速度は時速302キロ)。

マセラティ「クアトロポルテ トロフェオ」(左)、「レヴァンテ トロフェオ」(中央)、「ギブリ トロフェオ」(右)(写真:マセラティ、以下同)
左から、グリーンの「クアトロポルテ トロフェオ」、ホワイトの「レヴァンテ トロフェオ」、レッドの「ギブリ トロフェオ」 イタリア国旗のトリコロールを華麗に表現

 トロフェオモデルのテーマカラーは、クアトロポルテをグリーン、レヴァンテをホワイト、ギブリをレッドとし、イタリア国旗のトリコロールを華麗に表現。ブラックピアノ仕上げのデュアルバー形フロントグリル、カーボンファイバー仕上げのフロントエアダクトなどの特別装備のほか、トリムフロントフェンダーのエアダクトやCピラーのサエッタロゴに設けたレッドのワンポイントで「ほかとはかなり違うぞ」感を演出します。

フェラーリ製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載
580馬力を発生するフェラーリ製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載
マセラティ「クアトロポルテ トロフェオ」のエクステリア
ギブリ トロフェオの外装デザイン
マセラティ「クアトロポルテ トロフェオ」のインテリア
クアトロポルテ トロフェオの内装

 インテリアには、最高級クラスのレザーとして知られるピエノ・フィオーレ・ナチュラルレザーをふんだんに使い、ヘッドレストにトロフェオの文字を刺しゅう。10.1インチの大きなマルチメディアスクリーン、運転支援機能「アクティブドライビングアシスト」、さまざまな情報サービスを提供する常時接続のコネクテッド機能「マセラティ・コネクトプログラム」も用意します。

 ギブリ トロフェオ、クアトロポルテ トロフェオの日本導入は2020年8月現在未定。標準モデルの参考価格は、ギブリが875万円(税込、以下同)から、クアトロポルテが1290万円から。参考までに、2018年登場のレヴァンテ トロフェオは2035万円から(標準モデルは1020万円から)です。



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