駅弁グッズで家呑みでも旅気分 「ひっぱりだこ飯」のおちょこ(1/15 ページ)

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは神戸の駅弁グッズ「ひっぱりだこのお猪口」です。

» 2021年07月10日 10時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
駅弁 「ひっぱりだこのお猪口」(500円)
駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

ひと仕事終わって軽く一杯……というのは、すっかり過去のもの。都市部の飲食店では、お酒の提供はなく、時計の針が夜7時を回れば、閉店時刻を気にする時代になりました。いま心置きなく酔えるのは、我が家だけなのです。そんなおうちで旅気分を楽しみながら、お酒を楽しむことができる駅弁グッズが登場しています。

駅弁 N700S新幹線電車「のぞみ」、山陽新幹線・新大阪〜新神戸間

東海道・山陽新幹線の最新型車両・N700S新幹線電車の「のぞみ」号がやって来ました。この辺りは兵庫県西宮市。日本一の酒どころと言われ、全国ブランドも多く作られているエリアです。残念ながらいま(5/21現在)は、新幹線の車内販売も新大阪以西は休止中。新大阪以東もアルコール類の販売は見合わせています。昨秋(2020年)のGo To 期間中は車内で酒盛りをしているグループも見受けられましたので、致し方ないかなと私は思います。

駅弁 ひっぱりだこのお猪口

我が家にいながら旅気分を盛り上げるグッズとして、神戸を拠点に駅弁を製造している「淡路屋」から今年(2021年)4月に登場したのが、「ひっぱりだこのお猪口」(500円)です。名物駅弁「ひっぱりだこ飯」の壺を小型化し、実際の駅弁と同じ陶器製で、直径約4.8cm、高さ4.5cm、手のひらサイズのお猪口にしたと言います。淡路屋のオンラインショップ限定販売で、1日最大100個、総数約5000個を販売(予定)しています。

駅弁 ひっぱりだこのお猪口

この日は、東京駅で買える鉄道ゆかりのお酒で一杯。これはなかなか気分がいいもの。蛸壺型ですので、口元がちょっぴりくびれているのはご愛敬。オンラインで一緒に駅弁を買い求めてお酒を楽しむのも十分にアリ。せっかくなら灘の名酒を買い込んで、日本有数の酒どころと関西有数の名物駅弁を思い浮かべながら、我が家で旅気分を楽しんでみるのもいいでしょうね。

駅弁 ひっぱりだこの珈琲カップ

「ひっぱりだこ飯」に関連したグッズでは、平成30(2018)年の「ひっぱりだこ飯」発売20周年を記念して生まれた「ひっぱりだこの珈琲カップ」も有名です。昨年の自粛期間に、ペアカップとなって、我が家ではすっかり日常の風景のなかに溶け込みました。この他、多くの人からの要望で作られた「ひっぱりだこの蓋」が大人気商品となったのは、記憶に新しいところです。

駅弁 223系電車「新快速」、山陽本線・塩屋〜須磨間(2018年撮影)

名物駅弁が1つ生まれると、関連グッズがたくさん生まれるのも、駅弁業界の特徴です。Tシャツやマグカップ、トートバッグなど、各駅弁屋さんがさまざまなグッズを出されています。なかでも「ひっぱりだこ飯」の関連グッズは、蛸壺型の陶器製容器という特徴を活かした、思わずクスッと笑えて、普段遣いしても違和感のないグッズが魅力的。遠くへ出かけにくいときは、駅弁グッズを使って、我が家で旅気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(初出:2021年5月21日)

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/




おすすめ記事

「駅弁膝栗毛」バックナンバー

       1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|13|14|15 次のページへ

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. /nl/articles/2411/16/news077.jpg 大谷翔平、インスタ最新投稿で活躍シーンのハイライト公開 一瞬映る“妻・真美子さんと母・加代子さんの笑顔満開ハイタッチ”に注目
  3. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  4. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  5. /nl/articles/2411/16/news039.jpg 「ディズニーのそういう所だよ」 1歳息子、初ディズニーで言われた“まさかの一言”は…… キャストの愛ある“神対応”が656万表示
  6. /nl/articles/2411/14/news169.jpg 「ちょっと怖い!!」 ミニトマト“1粒”を土に埋めて1カ月育てたら…… → “予想外の光景”に驚がく 「そうなるとは」
  7. /nl/articles/2411/15/news162.jpg 「とんだ裏切りwww」 整骨院が休業→店舗の張り紙を見たら…… “まさかの理由”にツッコミ殺到 「これは仕方ない」
  8. /nl/articles/2411/15/news187.jpg 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議
  9. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  10. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた