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アイデアが生まれたのは、懇親会の帰り道
そもそも、なぜバスと回転寿司を組み合わせようと思ったのでしょうか。きっかけは2024年4月。SUSHI BUSの代表、矢野智之さんが参加した訪日外国人向けビジネスの懇親会でした。
そこで話題になったのが、観光客に人気の2階建てオープントップバス。ただ、普通の観光バスでは、ほかの会社にも簡単にまねされてしまいます。
「自分がバス会社だったら、どんな工夫をするだろう」
そんなことを考えながら帰る途中、ふと思いついたのが、バスの中で回転寿司を楽しむというアイデアでした。

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約2年半かけて実現
その後、レストランバスを手がけるWILLERグループに協業を持ちかけ、約2年半かけて実現にこぎ着けました。
当初は外国人観光客を主なターゲットにしていましたが、実際には全国から日本人の乗客も訪れているそうです。会社側も予想以上の反響に驚いています。
興味深いのは、このバスには移動先となる目的地がないことです。どこかへ行くために乗るのではなく、乗ること自体が目的になっています。
これまで移動手段だったバスが、観光施設になる。考えてみれば、なかなか面白いビジネスです。
お寿司が回り、バスも走る。回転寿司の“回転”が、思わぬ方向に広がったようです。



