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「取得日の給与減」に6割弱が納得できず

 有給を取った日の給与が通常の勤務日より少なくなる場合があることについて、どう思うか聞いてみると「納得できない」が58.8%だった。

 有給取得日の賃金は、「通常の賃金」「平均賃金」「標準報酬日額」のうち、会社があらかじめ定めた方法で支払われる。平均賃金は原則、直近3カ月の給与総額を休日も含めた日数で割って算出する。このため、有給を取った日に支払われる金額が、通常の1日分の賃金を下回る場合がある。「休んでも満額が出る」というイメージと実際の制度には、ずれがある。なお、計算方法を「通常の賃金」に一本化する見直しも検討されている。

正社員の6割弱が「有給で給与減」に納得できず
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パート・アルバイトの3割弱「有給があること自体知らない」

 パート・アルバイトでは、有給休暇の存在自体を知らないケースが目立つ。条件を満たせば有給休暇が付与されることを「知っており、実際に取得している」と回答した人は47.3%、「知っているが、職場に言いにくく使っていない」は14.5%だった。一方、「有給があること自体知らなかった」が27.3%に上った。

パート・アルバイトの3割弱が「有給の存在すら知らず」
パート・アルバイトの3割弱が「有給の存在すら知らず」

 勘違いしていた内容では「パート・アルバイトには有給がない」(23.5%)が最多となり、「社員と同じ日数がもらえる」(15.5%)、「学生や短時間勤務だと有給はもらえない」(11.3%)、「社会保険に加入していないと有給はもらえない」(11.0%)が続いた。

 実際には、雇用形態や社会保険の加入状況などで権利がなくなることはなく、付与日数は週の所定労働日数に応じて決まる。

パート・アルバイトの過半数が勤務条件や対象範囲を誤解
パート・アルバイトの過半数が勤務条件や対象範囲を誤解
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4割弱が「自分の有給残数がわからない」

 パート・アルバイトに、有給休暇の付与日数や残日数について説明・通知を受けているか聞くと、「説明された記憶がなく、自分の有給残数が分からない」が38.5%で最も多かった。

 「自分から聞かない限り、会社から教えてくれない」(14.5%)、「明細に記載はあるが、使い方の案内や説明はない」(12.0%)、「パート・アルバイトに有給はないと言われた」(4.8%)を含めると、十分な説明を受けていないと考えられる回答は、計69.8%に上った。

パート・アルバイトの4割弱が「自分の有給残数がわからない」

 企業には、年10日以上の有給休暇が付与される従業員に、年5日は取得させる義務がある。ただ、従業員自身が残りの日数を知らなければ、いつ、何日休むかも考えにくい。菅原氏は「付与日数や残日数、取得日の賃金ルールを従業員に示せているか、企業側の点検が求められる」とコメントしている。

 調査は10月16日と19日に、20〜60歳の正社員とパート・アルバイト各400人を対象にインターネットで実施した。

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