ピンポイントなほど萌えるんです――委員長&メガネっ娘の魅力が詰まったマンガ2作を紹介!!今日は何の日? 萌え曜日!

“ツンデレ”や“巫女さん”など、ひとつの萌えのジャンル(萌え属性)にスポットを当てた作品がある。今回は、そんな萌えハートにスナイプするマンガを2タイトルピックアップ。作者が描いた、凝縮された愛を感じ取るべし!

» 2008年05月26日 15時02分 公開
[雛見沢秀一,ITmedia]

ピンポイントな作品にこそ萌えが凝縮されている……かも

 ひとつの萌え属性に焦点を絞った作品は無数にあるが、最近話題となっている萌えマンガがある。規律を正す委員長の奮闘を描いた作品「いいんちょ。」と、メガネをかけた女の子たちとの恋物語を描いた作品「眼鏡なカノジョ」だ。筆者がビンカンに感じた、この2タイトルの萌え所を紹介しよう。

「いいんちょ。」―― 著者:秋風白雲 月刊コミックガムで連載中

画像

 風紀が乱れる中学校で、6人の学級委員長が規律を正していくドタバタコメディー。タイトルにもある通り、委員長もとい“いいんちょ”に、萌えて萌えてしかたない人向けのバイブル。本作では“おデコ”、“メガネ”、“マジメ”など、委員長キャラといえばコレ! といった萌え要素を備えた女の子たちが、委員長なのに割と暴力的に学校の問題を解決していく。

 兄である生徒会長を踏みつける委員長や、関西弁の委員長、カポエラを扱う委員長など、個性的な委員長たちが読者を魅了する本作。個人的には、普段言われ慣れていない褒め言葉に照れる委員長の姿にメロメロです。

 また、委員長にさげすまされることを夢見る生徒会長・一橋学がとても変態的で、なにかと共感を覚えてしまう。そう、僕たちは委員長に踏まれたいのだ!

 委員長萌えな人に本作をオススメするとともに、“おデコ+メガネ+マジメ=いいんちょ”という、素晴らしい方程式を作り上げた先人たちに、筆者は敬意を表したい。

「眼鏡なカノジョ」―― 著者:TOBI Webコミック「FlexComix ブラッド」にて連載終了

画像 (c)2008 TOBI / FlexComix Inc.

 学校の先輩やアイドル、メガネ屋のお姉さんなど、8人のメガネっ子との恋愛物語をオムニバス形式で描いた作品。

 本作では、「ローマの休日」のような、メガネで素顔を隠したトップアイドルとカフェ店員の話や、メガネ屋の店員との接点を持つために通い詰める男子の話など、読んでいるこちらが恥ずかしくなるくらい、甘酸っぱさを感じさせるストーリーが楽しめる。その甘酸っぱさたるや、20代前半の男がニヤニヤしながらベッドの上でゴロゴロと悶えるほど。

 個人的には、間違えて彼氏のメガネを持って帰ってしまった彼女が、自分の部屋でこっそりかける話が最高に萌えます。ぬいぐるみに彼のメガネをかけて一人芝居を始める彼女。キモイと感じているようだが、そんなことはない。その姿を見てニヤニヤしている筆者の方が気持ち悪いよ!


 いろいろな萌えに対応した作品もいいけれど、ひとつの萌え属性をとことん深く掘り下げたような作品も、また面白い。手に取る読者は限られるかもしれないが、ストライクゾーンど真ん中な読者にはバイブル的存在になりえるかもしれない。その凝縮された萌えを楽しむため、委員長とメガネっ子にビビッと来た人はこの2タイトルを手にとってみてはいかがだろうか。

 余談だが、アマゾンでどちらかの作品を検索すると、この2タイトルをセットで買っている人が多い模様。みんな考えていることは同じなんですね!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/25/news050.jpg 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
  2. /nl/articles/2503/23/news042.jpg ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
  3. /nl/articles/2503/24/news034.jpg 「多分日本で1位、2位を争う」 3児のママが書いた“通園経路図”がすごい! 「えーめちゃ最高ですね」「中高生だったら溜まり場」
  4. /nl/articles/2503/23/news036.jpg サイゼリヤのメニューを片っ端から注文→10人がかりで完食したら…… 驚がくのレシートに「やすぅ」「すごすぎ」
  5. /nl/articles/2503/23/news033.jpg 段ボールに切れ込みを4つ→“信じられない変形”をするライフハックに80万再生の反響 「今世紀最高の技だ」
  6. /nl/articles/2503/25/news066.jpg 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」【マクドナルド面白投稿まとめ】
  7. /nl/articles/2503/25/news047.jpg セリアのクッションカバーを2枚縫い合わせるだけで…… “まさかの完成品”に「なるほど!」と驚きの声
  8. /nl/articles/2503/24/news181.jpg つるの剛士、大学卒業式で判明した“本名”が珍しすぎて読解困難 証書に書かれた一文字へ「難しい漢字だったの忘れてました」「鶴じゃなくて」
  9. /nl/articles/2503/25/news028.jpg 「これはうれしい」 引っ越しのあいさつでもらった手土産、開封したら…… “センス抜群の中身”に「参考にしたい」
  10. /nl/articles/2503/25/news039.jpg ドイツ人女性「今まで自分で髪を切っていた」→日本で“美容室”を初体験すると…… “印象激変”のビフォアフに仰天「生まれ変わったみたい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  2. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  3. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  4. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた
  5. ディズニーランドがオープンした1983年当時、カップルだった2人→37年後…… 目頭が熱くなる現在の姿に感動
  6. ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
  7. 水族館のイカに“指でハート”をしてみたら… “まさかのお返し”が190万表示「こ、こんなことあるのか」
  8. 「ひどすぎ」 東京ディズニーランドで“約100人のドジャースファン”が一斉に“迷惑行為” 「やめてほしい」と物議
  9. 19万8000円で購入した超高級魚を、4年間育てたら…… ド肝を抜く“大変化”に「どんどん色が」「すごい」
  10. 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に