いよいよアニメに出陣します――「戦国BASARA バトルヒーローズ」スペシャルステージ東京ゲームショウ2008 カプコンブース

カプコンブースでは、「戦国BASARA バトルヒーローズ」のゲームの新たな要素のほか、「戦国BASARA」のテレビアニメ化について明らかにされた。

» 2008年10月09日 20時09分 公開
[塙恵子,ITmedia]
photo 「戦国BASARA」シリーズプロデューサーの小林裕幸氏(写真右)

 10月9日カプコンブースで行われたPSP用ソフト「戦国BASARA バトルヒーローズ」スペシャルステージには、「戦国BASARA」シリーズプロデューサーの小林裕幸氏が登場した。

 「戦国BASARA バトルヒーローズ」は、「戦国BASARA」シリーズの最新作。これまでのような一騎当千とは異なり、PSPならではの要素を追加した2on2のチームバトルアクションとなっている。

photo 現在までに発表されているキャラクター7人

 東京ゲームショウでは、これまでに発表されている登場予定キャラクター7人(伊達政宗、真田幸村、前田慶次、猿飛佐助、片倉小十郎、浅井長政、お市)は、1人を選び遊ぶことができる。

photophotophoto 4人対戦。左から伊達政宗、前田慶次、片倉小十郎

 今回タイアップアーティストも明らかになった。「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」に引き続き、西川貴教さんがボーカルを務める「abingdon boys school」が主題歌を担当。「戦国BASARA バトルヒーローズ」のために描き下ろした楽曲となる。会場ではabingdon boys schoolのコメントが流されたほか、テーマソングに乗せて、プロモーションビデオが公開された。西川さんは楽曲について「自分たちで何かを変えたり、切り開きたいという気持ちを込めている」と紹介している。

photo 小林氏が実際にプレイしてストーリーモードを披露。「4人対戦、協力プレイが最大の魅力」と小林氏

 小林氏は、abingdon boys schoolの曲にのせたハイエンドのCGムービーが入ったこと、さらに味方同士以外、ライバルとのドリームマッチを繰り広げられることなど、ゲームの要素を次々と説明。さらにストーリーモードの存在も明らかにした。「ストーリーモードは登場キャラクター全員に用意されています」と小林氏。現在発表されていないキャラクターすべてに対応することのとで、かなりの数のストーリーモードが収録されることになりそうだ。東京ゲームショウ限定として、猿飛佐助のストーリーモードが紹介された。

 空中ステップや遠隔攻撃が行えること、左下に表示されるゲージの重要性について触れたほか、バトルには時間制限があることが判明。バトルは180秒とされ、章によってはタイムオーバーで負けになることもあるとのことなので注意したい。東京ゲームショウ会場でプレイできるのは自由合戦モードというサブモードのみとなるが、ストーリーモードと、まだ明かされていないモードがメーンになるようなので、今後の展開に注目したいところだ。

 なお、この日のステージで「戦国BASARA」のテレビアニメ化が発表となった。制作はプロダクションI.G。さらに伊達政宗に中井和哉さん、真田幸村に保志総一朗さん、織田信長に若本規夫さんと豪華声優陣を起用する。小林氏は「テレビで流れるというのが大きいところで。苦節何年……。夢がかないました。実現できて本当にうれしい」と感慨無量の様子だった。

photophoto

 最後に小林氏は「『戦国BASARA バトルヒーローズ』を今頑張って作っています。来年春の発売とまだ先なのですが、東京ゲームショウで用意した体験版で、さわりは分かると思います。ストーリーモードやCGムービーにも期待してほしい。4人で遊べるBASARAはこれが初めてなので、友達同士で集まって遊んでいただけたらうれしいです」と作品をアピールした。

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