ランティスによる新しいロックイベントが開催! 「ROCK'N LAN CARNIVAL〜1st RAN〜」(2/2 ページ)

» 2010年08月27日 03時41分 公開
[ふじたけ,ITmedia]
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 今回の出演者の中ではデビューからの活動期間が最も短い佐咲だが、第3回アニソングランプリの選考時から大きな話題を呼んでいた圧倒的な歌唱力は折り紙つき。自身初の生バンドライブということも相まって、気合十分のステージングで会場を白熱させる。

佐咲紗花による「もってけセーラーふく」

 ランティス主催イベントならではのコラボといった、佐咲が「もってけセーラーふく」を歌うというサプライズではみな思い思いのサイリウムを掲げて天井に届くほどジャンプして飛び回り、佐咲自身も低音寄りのアレンジにリズムを取りつつ、ステージを縦横無尽に駆け回って観客を笑顔であおっていく。

佐咲紗花

 続くデビュー曲「星彩のRipieno」では鋭利でありながら聴いていると切なくなってしまうような歌声を、反対にラストの「Real Star☆」では電波ソングさながらに可愛らしくきゅんきゅんな歌声と、見るものすべての心をぐらんぐらん揺さぶり楽しませてステージを後にした。


 トリを飾るのは妖精帝國。もはやお決まりとなった「Das feenreich!」のコーラスが木霊する中、今日も漆黒のドレスに身を包んだ見目麗しいゆい様が降り立つと、観客が一斉に前へ詰めかける。

 深紅のライティングに照らされながらステージを舞う妖精ゆい様がひたすらに美しい「Baptize」、「One」からのMCでは「ようこそ妖精帝國へ。ランティスが仕掛ける本イベントの第1回に参加できたこと、とても光栄に思う。これからもこのイベントが第2回、第3回と続いていくことを我々は願っている」と気品あふれるお声で祝辞を述べた。

妖精帝國

 続けて人気ナンバー「霊喰い」を、瞳を潤ませながら切なげに歌い上げた後は9月20日に横浜BLITZで特催公式式典を開催することを発表! 興奮に沸くフロアーを見渡しつつ最後は「last moment」で幕を迎えた。


ゆい様の苦笑――最後は全員でバカ・ゴー・ホーム!

 アンコールではまたしても「Das feenreich!」の合唱が続き、それを受けてステージに舞い戻ったゆい様は若干気まずそうに苦笑しつつ「まあ非常にやりにくいのだが、この後は全参加者が出てきて一緒に歌をうたう」と驚きの発言。

 ゆい様のおっしゃる通り、最後は出演者全員でmilktubの「バカ・ゴー・ホーム」を熱唱するという一夜限りのスペシャルな展開で、観客は雄叫びを上げて発狂せんばかり。平日の夜にも関わらず会場へ駆けつけ、全力で盛り上がったファンへご褒美の大サービスだ。「これぞライブハウスイベント!」と言わんばかりに会場を揺らして、記念すべき最初のライブは大成功のうちに終わりを迎えた。次回も生ライブの楽しさを存分に味わえるイベントとなることを期待せずにはいられない一夜となった。


ROCK'N LAN CARNIVAL〜1st RAN〜
1ハローダーウィン!〜好奇心オンデマンド〜影山ヒロノブ
2牙狼〜SAVIOR IN THE DARK〜影山ヒロノブ
3夢旅人影山ヒロノブ
4夢光年影山ヒロノブ
5CHA-LA HEAD-CHA-LA影山ヒロノブ
6colorless mind結城アイラ
7Blue sky,True sky結城アイラ
8Tales of Flame結城アイラ
9セカイノナミダ結城アイラ
10LAMENT〜やがて喜びを〜結城アイラ
11Lucky☆Racer佐咲紗花
12モノクロダスト佐咲紗花
13もってけ!セーラーふく佐咲紗花
14星彩のRipieno佐咲紗花
15Real Star☆佐咲紗花
16Baptize妖精帝国
17One妖精帝国
18霊喰い妖精帝国
19鮮血の誓い妖精帝国
20孤高の創世妖精帝国
21last moment妖精帝国
Enバカ・ゴー・ホームAll Artist
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