第10回:スコアアップ&劣勢挽回のチャンス! ゲームがますます楽しくなるボーナスステージ:なぜ、人はゲームにハマルのか?(1/4 ページ)
「なぜ、人はゲームにハマルのか?」をまじめに考察する不定期企画の10回目は、「ボーナスステージ」の演出の妙について。
人はなぜゲームにハマルるのかを、プレイ動画や画面写真を見ながら楽しくかつまじめに考える当コラム。今回はプレイヤーに高得点獲得のチャンスを与える、いわゆる「ボーナスステージ」の演出が存在することによって、ゲームがさらに面白くなる理由やその存在意義を考えてみたいと思います。
今回もまたノンビリマッタリと楽しめるプレイ動画を多数ご用意しましたので、どうぞ最後までごゆるりとお楽しみください!
「なぜ、人はゲームにハマルのか?」バックナンバー
- 第9回:テクニック・イズ・スコア! プレイヤーに「ゲームがもっとうまくなりたい!」と思わず夢中にさせてしまう得点アップの仕組み
- 第8回:ステージクリアの快感をさらに高める、ボーナス得点のアイデアいろいろ
- 第7回:ハイスコア更新は常に命がけ! 「ボーナス獲得=ハイリスク」の法則
- 第6回:ハラハラドキドキ感を演出するゲームサウンドの魅力
- 第5回:ゲームをより面白くする「4ステージ1セットの法則」
- 第4回:ピンチの後にはチャンスあり! プレイヤーへの爽快感を高める「逆転の法則」
- 第3回:「なぜ、ゲームではステージ数の表示方法にこだわるのか?」
- 第2回:「なぜプレイヤーは“ハイスコア”に夢中になるのか?」
- 第1回:「なぜ、プレイヤーはマニュアルを読まなくてもゲームを遊べるのか?」
ボーナスステージがもたらすヒミツの効果とは?
主にアクションゲームを中心に、本編とは別にボーナスステージが登場する作品は古今東西数多く見ることができます。
典型的な例を挙げると、かつてアーケードやファミリーコンピューターで大人気を博した任天堂の「マリオブラザーズ」。本作では3面、8面、13面……と3面から5面おきにボーナスステージが登場し、しかもボーナス面の間は敵が一切登場しなくなります。ステージ終了後にはコインを1枚取るごとに800点が加算され、さらに制限時間内に画面内のコインをすべて回収するとパーフェクトボーナスとして3000点(※8面は以降は5000点)がもらえます。また、スコアが2万点を超えるとマリオのストックが1人増える(※ファミコン版の場合)ようになっているため、ボーナス面が存在することでプレイヤーに対してスコアアップの機会を与えるのと同時に、より有利にプレイができるチャンスを提供する効果もあるというわけですね。
また、ハドソンが1985年に発売したファリーコンピュータ用ソフトの「ボンバーマン」では、5面クリアするごとにボーナスステージが登場します。主人公のボンバーマンは、通常は敵に触れたり自らが仕掛けた爆弾の爆風に当たると即ミスとなってしまいますが、ボーナスステージに限り完全無敵状態となります。このためボーナス面では得点表示を特に意識せず、敵に向かって突っ込みながら適当に爆弾をバラまいて爆発させるだけでも、プレイヤーは大きな快感を得ることができます。
![](https://image.itmedia.co.jp/gg/articles/1106/06/wk_110603naze03.jpg)
![](https://image.itmedia.co.jp/gg/articles/1106/06/wk_110603naze04.jpg)
(C)1983 Nintendo Co., Ltd.
(C)1985 HUDSON SOFT
このように、ボーナス面に限り絶対にミスにならないルールを採用した例は、いざ調べてみると実に多くの例があることがあることが分かります。
その代表例は、過去の当コラムでも度々紹介しているナムコ(現:バンダイナムコゲームス)が1981年に発売した「ギャラガ」です。本作では3面がボーナス面のチャレンジングステージとなり、ボーナス面の最中は敵が体当たりをしたり弾を撃ったりして攻撃を仕掛けてくることは一切ありません。以後、7面、11面、15面……と4ステージおきにボーナス面が登場し、それぞれ40機の敵が4つの編隊に分かれて出現するようになっています。各編隊を全滅させると全滅ボーナスが入り、なおかつステージ終了後には倒した敵1機につき100点が加算されます。さらに40機すべて倒したときは、パーフェクトボーナスとして(倒した敵×100点ではなく)1万点が加算される仕組みです。
本作では、スコアが2万点になるとエクステンドとなって自機のストックが1機追加され、以後7万点、14万点……と7万点おきにエクステンドになります。よって、ボーナスを稼ぐほど自機がたくさん増えてハイスコアの更新も狙いやすくなるというわけですね。余談になりますが、このように一定のスコアごとに主人公が増えるシステムを「エブリ設定」などと呼ぶことがあります。
![](https://image.itmedia.co.jp/gg/articles/1106/06/wk_110603naze07.jpg)
![](https://image.itmedia.co.jp/gg/articles/1106/06/wk_110603naze08.jpg)
※PS版「ナムコミュージアムvol.1」を使用
(C)1995 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
- 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
- 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
- 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
- ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
- 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
- もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
- アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
- スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
- 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
- 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
- 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
- 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
- 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
- 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
- かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
- 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
- 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」