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» 2012年11月01日 10時34分 公開

小型ボクシングロボットをオトナが本気で遊んでみた!! 前編「バトロボーグ20」vsロボットプロレス

タカラトミーの小型ボクシングロボット「バトロボーグ20」。このなかなか興味深い無線操縦玩具でいろいろな競技をしてみました。まず前編では「バトロボーグ20」はどんなものなのかを紹介します。

[種子島健吉,ITmedia]

1対1でもチーム戦でも楽しめる

 東京おもちゃショー2012にも出展され、7月に発売されたタカラトミーの小型ボクシングロボット「バトロボーグ20」。今回はロボットプロレス団体「できんのか!」の協力を得て、1対1のバトルだけでなく、複数台を使った競技にもトライしてみました。前編では、このユニークな無線操縦ガジェットである「バトロボーグ20」がいったいどんなものなのか基本的なところを紹介します。

画像 9月29日に発売された「バトロボーグ20 エキサイティングVS(バーサス)セット」。クリアブラック、クリアレッドの2体とコントローラー(マットブラック)2つ、スペシャルメガパンチ(カスタムパーツ)、龍と虎をモチーフとしたステッカーのセットで買ってすぐに対戦できる。価格7875円で、1体売りパッケージを2つ買うよりもリーズブルだ

簡単ペアリングで、20体まで同時対戦可能

 「バトロボーグ20」は、2.4GHz双方向無線通信でロボットとコントローラが結ばれて動作します。なんだか難しそうですが、子供向け玩具だけあってスマートフォンのガジェットなどに比べると簡単にコントローラとロボットがペアリングできるようになっています。また、最大20体まで同時に動作させることができるので、友達同士で持ち寄ってみんなでエンジョイできるのも魅力でしょう(複数機をペアリングする際は、混信を避けるため1台1台ペアリングします)。

画像 ロボットの電源を「OFF」にして、コントローラーの充電ジャックにロボットを差し込み、コントローラのスイッチを「CHARGE」にする(コントローラは、単3乾電池4本使用)

画像 コントローラの緑ランプが消えて、赤ランプだけになったら充電完了。コントローラのスイッチを「OFF」にする。充電時間は約25分で、動作可能時間は約20分

画像 ロボットのスイッチを「ON」にすると、青ランプが点滅する

画像 コントローラの電源を「ON」にすると、赤ランプが点灯。コントローラーのスピーカーから「シャキン!」という音がして、ロボットのランプが緑色の点滅になればバトル準備完了

気になるロボットの動作

 全長90ミリメートルの手の平サイズで、両腕のパンチを繰り出しながら前進する無線操縦ロボット。さて、いったいどんな仕組みになっているのでしょうか。各部を見てみましょう。

画像 脚部に走行用のモーターなどは組み込まれておらず、腰の動きで左右の腕を振り、その勢いで前進するというシンプルな構造。こちらのロボットは「エキサイティングVSセット」のレッドクリア

画像 右腕と左腕の角度が違い、右腕がストレート、左腕がフックになっている。頭部バイザーに当たり判定があるので、バトルではお互いの顔面を狙う。ロボットはスターホワイト(価格は1体、3990円)

画像 4つの車輪のうち、前の2つが前向きにしか回らない構造になっている。そのため、前後に行ったり来たりすることがなく、左右の腕を交互に振ることで前進する

画像 ヌンチャク型コントローラは右を振れば右ストレート、左を振れば左フックを繰り出すことができる。直感的なので、RCカーの操縦がまだ難しいような幼児でも操縦しやすい

パンチ5回ヒットでノックアウト

 バトルの勝利方法は、顔面に5回ヒットさせるノックアウト、横からのパンチで相手を倒すノックダウン、リングなどを使っているときにそこから落ちるリングアウトの3つ。操作に慣れないと、激しい動きで自分からノックダウン、あるいはリングアウトなど、いわゆる自爆もあり得ます。バトルの前にはちゃんと操縦練習をしておきたいものです。

画像画像画像

画像画像 顔面にパンチがヒットすると、ランプが緑から青、白、黄、赤と変わり、5ヒット目で「KOサウンド」が鳴って、ランプが消え動作不能となったら負けだ

画像画像 KOされたときは、顔面を2秒間押し続けることでリセットして再戦することができる。ペアリングしなおす必要はない

1人での練習方法

 相手がいれば、さっそく2人でバトルしてみれば良いのですが、とりあえず買ってはみたものの今は相手がいない、という場合に便利な「スパーリングモード」もあります。これはロボットが自動で動作してくれるので、通常の対人バトルと同じように5ヒットを狙ってバトルの練習ができるというものです。

「スパーリングモード」で2体を動作させてみたところ。本来は、1体を「スパーリングモード」にして、それを相手にバトルの練習をするためのものだ


画像 ロボットが1体しかない場合には「バトロボーグ20 ノックダウンターゲット」(価格892円)を利用する手もある。ロボットを模した、紙製ターゲットの8枚セットだ

 それでは次回、後編ではロボットプロレス団体「できんのか!」の皆さんにプレイしてもらった状況を、映像を交えてリポートします。バトル後、二足歩行ロボット競技会常連の皆さんの貴重な意見も聞くことができましたのでお楽しみに。

画像 テストプレイ中の「できんのか!」の皆さん。テーブルに3つ設置しているのは「バトロボーグ20」専用バトルフィールド「ヘキサリング」(1つの価格1050円)

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