キメすぎも自撮りも許されない……難しきSNSプロフィール写真の世界:モテ機 Vol.63
SNSが浸透するのに伴い、重要性を増していくのがプロフ写真だ。あなたの写真は大丈夫?
近年の爆発的ともいえるSNSの普及に伴い、相手の情報を実際に会う前に知ることができるようになった。飲み会や合コン、仕事での顔合わせ前に、相手の名前をFacebookで検索する人は少なくないだろう。特に相手が異性でかつ自分が独り身の場合、ちょっとだけ期待してしまうのが人間の性というもの。
しかし、Facebookを開いたときに、悪い意味で想像を超えるプロフ(プロフィール)写真が使われていたとしたら……女子のテンションは間違いなくズドンと下がる。「こんなメンツが来てる合コンなら行かな〜い」となる可能性もある。また微妙な写真を入れていると、声もかからないだろう。このSNS時代、特に「出会う前」には写真がその後の可能性を大きく左右する。ではどのような写真を使うとよいのか、考察していきたい。
「実物以下」を使わない
女子の場合、プロフ写真に「実物以下の写真を入れた方がいい」説が唱えられている。少しブサイクに写っていた方が、男子としては誘いやすいというのだ。確かに、あまりにも美人な写真が使われていると「どうせ彼氏がいるんだろうな」と男子がためらったり引いてしまう気持ちは分からないでもない。
しかし、男子の場合はどうだろうか。「イケてない写真が入っていると、その時点で『この人はないな』とジャッジします。婚活系アプリを使っているのですが、微妙な写真の男性とはメール交換も、こちらかのアプローチもしません。写真は有効な判断材料です」と話すのは、IT企業に勤める29歳の女子。非常にハッキリした人である。
一方、メーカーに勤める27歳の女子は「写真がよくなくても、リアルで会ったときにまともだったら、逆に印象アップですよ」と話す。すでにSNSで知り合いになっていて、リアルで会うかもしれない相手に対しては、微妙な写真でも大丈夫だろう。しかしSNSで恋活・婚活中で出会いはこれからという男子の場合、実物以下の写真を入れるのは致命的な行為となる。女子と会うことすらままならなくなる。せめて実物〜実物よりちょい増しな写真を使おう。
矛盾するようだが…ナチュラルな写真を作り込もう
では、どのような写真が女子の支持を集めるのか。 一番多い回答は「自然体な写真」だった。それらに共通しているのは(1)他者によって撮られた、(2)背景にその人の好きなものが写っている(行きつけのカフェや旅先での写真など)、(3)顔がはっきり分かる、(4)就活・転職・面接用写真のように堅苦しくなくてラフ、など。
この4項目を満たす状況を想定したところ、「旅先や外出先で友人や恋人が、とびきりの表情を偶然撮影した」というようなシチュエーションになるだろう。確かに一番理想的な写真ができあがるが、世の中にはこんなリア充ばかりがいるわけではない。それに全然ナチュラルではない(一見ナチュラルな写真は作り込まれている、と認識すべきだ)。そこには明らかな矛盾が存在している。4項目を満たすのが難しい場合は、せめて(1)と(3)はクリアしておこう。そうすることで少なくとも「自然体な写真」の要素を持つことはできるはずだ。まずは「1枚、撮ってください」と知らない人でもいいので、誰かに頼もう。自撮りで撮るよりも、他人に撮ってもらう方がいいということは、次に説明したい。
女子が引く写真に共通する6つの特徴
逆に女子に引かれてしまう写真についても知っておこう。女子の多くが挙げたのは「頑張りすぎている写真」「キメすぎている写真」「ナルシストな写真」「よく分からない写真」だった。これらの共通点を洗い出していくと、引かれてしまう写真の要素が浮かび上がってくる。(1)自撮りしている、(2)スタジオなどでプロが撮影している、(3)冠婚葬祭かのごとくビシッとキメている、(4)そもそも人物が写っていない、(5)顔の大部分が隠れて写っていない、(6)大人数で写っている、などだ。
(1)の自撮りに関しては、「1枚くらいならいいけど複数枚あると、ナルシストな一面が見えて引いてしまいます」との声が。また自撮りに「目線外し」が掛け合わさると「より自分好きな人に見える」との意見もあった。(2)と(3)は同時に行われることが多く、うさんくさいセミナー講師的な雰囲気を醸し出すことになってしまう。「正直、まったく親近感がわかない」とのコメントも。(4)はモノやペットが写っていることが多く困惑する。「あなたの顔が知りたいんですけど?」と言いたくなる。カメラや携帯、ピースなどで顔を隠す(5)も、顔の7割くらいは出してほしいと思う。原型が分からないのはツライ。(6)はもっと始末が悪い。プロフ写真くらい、ひとりで写ってくれないでしょうか……。
なかなか難しいプロフ写真だが、キメすぎることなく、ひとり単体で写り、意識してナチュラルな写真を撮るよう努めていただければ幸いだ。
※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げた点に注意したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。
関連記事
- モテ機 Vol.62:「メシマズ写真」だとモテないよ! 料理撮影時のNG行為6選
同じ被写体を撮っているはずなのに、差がつきやすいのがごはんの写真。「おいしそう!」と言ってもらえる撮影術を身につけよう。 - モテ機 Vol.61:見に行く派も自宅派も! 花火大会モテ・デートマニュアル
今年は花火大会を見に行く? それとも自宅で鑑賞? どちらにも役立つ、女子ウケ抜群なデートマニュアルをご紹介する。 - モテ機 Vol.60:頼りすぎるとダサい! グルメ系口コミサイトのスマートな使い方5選
グルメ情報系の口コミサイトは、今や私たちの生活にとって、なくてはならないものと化している。だからといって、頼りすぎるのはいろんな意味で危険。スマートな使い方を紹介する。 - モテ機 Vol.59:必要とされてはいるけれど…… 「リサーチ男子」の切ない実態
「都合のいい女」という言葉があるが、実は「都合のいい男」もいる。その一種で、グルメやお出かけスポットの“リサーチ役”として頼られる「リサーチ男子」を取り上げたい。 - モテ機 Vol.58:都合のいい男になってない? 「サポセン男子」の切ない実態
「都合のいい女」という言葉があるが、実は「都合のいい男」もいる。その一種で、PCやスマホ、家電周りの“サポート役”として頼られる「サポセン男子」を取り上げたい。 - モテ機 Vol.57:下から撮るのはNGです! 女子の写真を撮る時に守りたい5つのこと
女子の「写真の恨み」は根深い。撮影時に気をつけたいことを紹介する。 - モテ機 Vol.56:梅雨に負けない! 雨の日でも女子が喜ぶデートって?
うっとうしい梅雨シーズン。でも、雨の日だからこそポイントアップできるデートもあるみたい。ネットを活用して楽しもう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
「玄関にでっかい亀梨居る」 亀梨和也がまさかの誤字に「なんかごめん」と謝罪 突然の本人登場に「これ笑ったw」「そりゃビックリする」
-
実家を探索中に発見した30年前のカーディガン、娘が着てみると…… 意外な結果に「昭和世代の服はガチモン」「おかあさん尊敬」
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
沖縄の「廃墟ホテル」をリノベ中、ミステリアスな事態発生→壁を壊してみると……「ヒェッ」 めげない投稿者に「ポジティブですごい」と称賛
-
【今日の計算】「6×11÷3−2」を計算せよ
-
「北朝鮮のアニメーターが関与疑い」報じられたアニメ制作元がコメント 「事実関係を調査中」
-
「虎に翼」出演俳優、桜井ユキの結婚相手は誰? 2022年にドラマ共演者と結婚発表
-
【今日の計算】「2+13×2−6」を計算せよ
-
東京メトロ、東西線の一部期間終日運休を“まさかの方法”で告知 「これで知らなかったとは言えない」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」