蜜のような甘さとねっとり感! 土鍋で作る絶品「黄金」焼き芋が感動的なおいしさだった:ねとめし
もう石焼き芋屋さんを追いかけなくていい!
秋といえば、焼き芋が美味しい季節。「石焼き芋〜お芋〜」と街を軽トラックで走る、石焼き芋屋さんから漂うおいしそうな香りに心奪われ、ついつい買いそうになってしまう今日このごろ。
ただ、昔買ったときは意外と高く、2本で500円くらいした記憶が……(編注:たぶんもうちょっと高いです)。スーパーでさつま芋は1本100円程度で売られているので、自分で作ったほうが明らかにおトクだと思ってしまう。
毎年そんな考えに到るケチな筆者は、結果的に自宅で焼き芋を作るわけだが、何らかの本またはテレビ番組で見た、「新聞紙でサツマイモを包んでレンジでチン」方式を採用してきた。レンジで5〜8分ほどチンするだけで作れるので、簡単といえば簡単。でも正直、あまりねっとり感がなく、むしろパサパサしてしまうので、出来栄えに不満を感じていた。
時間をかけてもよいので、もうすこし美味しくできないものか。そして欲を言えば、家にある道具だけで簡単にねっとり感を出せるのが理想。さらに付け加えるなら、後片付けが面倒なのもご免こうむりたい。そんな要望を掲げながら、ネット上でレシピを探すことに。
するとマイナビニュースの記事「土鍋でつくる『焼き芋』、ねっとり甘くて絶品!」がヒット。レシピブログ「四万十住人の簡単料理ブログ!」を運営する「みやちゃん」さんが紹介する同レシピは、とても分かりやすく簡単なので、さっそくこれにならって作ってみることにした。
アルミホイルに包んで土鍋で焼くだけ
用意する食材はさつま芋、以上! 準備するものは土鍋(空焚きしても大丈夫な材質のもの)とアルミホイル。非常にシンプルな工程が想像できる。
まず、さつま芋を軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取った後、アルミホイルでしっかり包む。さつま芋がすっぽり隠れるよう丁寧に、丁寧に……。
ちなみにこの「アルミホイルで包み込む」方法のほかに、「土鍋内にアルミホイルを数枚敷き、その上にさつま芋をのせて加熱する」方法もあるという。
記事内でみやちゃんさんは「アルミホイルで包んだほうが黄色の色合いが強くなり、ねっとりとした舌触りになります」(同記事から引用)と補足している。
できるだけねっとりした仕上がりにしたいので、今回はアルミホイルで包み込む方法を採用したい。そこで、アルミホイルに包んださつま芋を土鍋に入れ、フタをしてとろ火で焼き始める。土鍋の性質上、決して強火にしないようご注意を。あくまでも一番弱い火加減で焼こう。
ねっとり、ホクホク、密のような甘さ……3つの感動がここに
1時間20分程度で焼き上がるそうなので、アラームが1時間20分後に鳴るようセットする。それと同時にタイマーが20分後に鳴るようセット。というのも、さつま芋を途中で何回かひっくり返しながら全体をまんべんなく焼く必要があるためだ。
タイマーが鳴る20分おきにキッチンに行っては、土鍋のフタをあけてさつま芋を菜箸でひっくり返す。そのたびに「これは確実に美味しいだろう」と確信を持てる「良焼き芋」な匂いが立ちのぼり、思わず幸せな気持ちになった。
この香ばしく甘い匂いは、これまで筆者が続けてきた電子レンジ調理では、決して発生することはなかった。かなり本格派な匂いなのだ。
さて、1時間20分の経過を告げるアラームが鳴ったので、ふたたびキッチンへ向かう。竹串(なかったのでつまようじで代用)をさつま芋に刺し、スッと通れば完成! 気持ちいいくらいスムーズに貫通したので、早速いただくことにしよう。
アルミホイルをめくっていくと、ほどよく焦げた跡を発見。ドキドキしながらさつま芋をふたつに割ると、目が覚めるような黄金色の断面にクラクラする。これはおいしそう!
食べてみると、ねっとり感とホクホク感、さらには長時間ゆっくり火を通したからこそ出る、こっくりした蜜のような甘みが口の中に広がる。自宅で作ったとは思えないような、見事な焼き芋になっていたのだった。
土鍋さえあれば簡単に作れる本格派焼き芋。1時間20分程度と時間はかかるが、簡単なのでぜひ試してみてはいかがだろうか。
(池田園子)
関連記事
- ねとめし:インパクトありすぎ! トマトを炊飯器にぶっ込んで炊くだけの「トマト丸ごとごはん」が意外なウマさだった
お米に調味料を加えた後、トマトをドボン。炊飯器で炊くだけの超簡単な「トマトまるごとごはん」に挑戦してみた! - ねとめし:ぷりっぷりの桃がお酒のつまみに早変わり! 「桃モッツァレラ」が簡単すぎるのに最強だった
切った桃の上に、ちぎったモッツァレラチーズを載せるだけ。超簡単な「桃モッツァレラ」に挑戦してみた! - ねとめし:重曹がキーマン! インスタント麺をちゅるんちゅるんの「打ちたて生麺」風に大変身させる裏ワザレシピ
「重曹」をちょい足しするだけで、インスタント麺が驚きの食感に……! - ねとめし:10分でできる、ふんわりクリーミーな「マシュマロトースト」は本格スイーツの味だった!
食パンにマシュマロを乗せるだけ――超シンプルなレシピなのにウマいと好評の「マシュマロトースト」に挑戦してみた! - 虚構新聞・社主UKのウソだと思って読んでみろ!第19回:超超超ピュア→角砂糖に蜂蜜かけたレベルの甘々展開へ スロー恋愛マンガ「きみといると」がじれったくて良い
主人公の2人が手をつなぐまで3巻分消費します。全4巻なのに! - ねとめし:ごはん進みすぎ注意! 自宅で作れる一風堂の「ホットもやし」がウマすぎだった
ゆでたもやしに調味料を加えて混ぜ合わせるだけで、あの人気ラーメン店「一風堂」のホットもやしが完成するのだとか。10分くらいで作れちゃった! - ねとめし:しょうゆに漬けるだけ! しっとりジューシー「東海林さだおの簡単チャーシュー」が激ウマだった
ゆでた豚肩ロース肉をしょうゆに漬けておくだけで、ラーメン店で食べられるような本格派チャーシューができるらしい。 - ねとめし:ネットで話題の「水漬けパスタ」がすごかった! 安いパスタがモチモチ・ウマーな生パスタ風に大変身
乾燥パスタを水に漬けるだけで、生パスタ風に変わるってホント!? ネットのウワサが気になったので、話題の「水漬けパスタ」を試してみた。 - ねとめし:超簡単! ネットで話題の「ビールの炊き込みごはん」がリピートしたくなるおいしさだった
材料を合わせながら「だ、大丈夫かな!?」と不安になってしまう「ビールの炊き込みごはん」を試してみた。 - ねとめし:材料費150円以下! 2ちゃんで話題の「大根モチ」が安い・モチモチ・激ウマの三拍子そろっててスゴかった
大根モチといえば中華料理の一種で、外で食べるイメージが強い。しかし、大根おろしさえあれば、自宅でも簡単に作れると知って、試してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
-
伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
-
余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
-
七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
-
野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
-
「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
-
「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
-
50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
-
「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
-
大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
- ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
- 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
- トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
- 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
- そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
- 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
- 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
- “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
- 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
- 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
- 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
- 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
- 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声