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» 2010年05月26日 18時20分 公開

完全個人製作のゲーム教養番組「ゲームグラフィックTV」がスゴい日々是遊戯

ニコニコ動画で公開されている「ゲームグラフィックTV」というゲーム番組が、去る5月24日にめでたく100回を迎えました。

[加藤亘,ITmedia]

プロ顔負けのクオリティ

 みなさんは「ゲームグラフィックTV」というゲーム番組を知っていますか?

 たぶん、ほとんどの人は「知らない」と答えるでしょう。知らないのも無理はありませんが、「ゲームグラフィックTV」とは「ニコニコ動画」で公開されている完全個人製作のゲーム番組のこと。2009年12月にスタートし、去る5月24日にはめでたく第100回を迎えました。

 タイトル名は「カーグラフィックTV」のパロディ。毎回様々なゲーム機やジャンルにスポットを当てて、当時の写真や動画をテンポよく見せながら、ゲームの歴史を様々な角度から分かりやすく解説してくれています。記念すべき第1回のテーマは、任天堂の「ファミリーコンピュータ」。節目の回となる第100回では、世界最古のビデオゲームと言われる「Tennis for Two」にスポットを当て、いかにしてゲームが生まれ、人々に遊ばれるようになっていったのかに迫りました。

 冒頭でも書きましたが、この番組のすごいところはナレーションから編集、製作まですべてをたった一人で行っているという点。1回あたりの長さは7〜8分と短いものの、それでも半年で100回ということは、週平均3〜4本のペースで動画をあげてきたことになります。内容も非常に濃く、「ファミリーコンピュータ」の回では当時の任天堂社長・山内溥氏の「少なくとも他社が1年は追従できないものを作れ」といった言葉をさらっと引用していたり、「Tennis for Two」の回では「戦争が終わったら、コンピュータを人々が喜ぶことに使いたかった」という制作者の思いにも触れていたりと、楽しみながら知識や教養を身につけられる一面も。昭和初期を思わせる独特のナレーションも、聞いているうちにだんだん馴染んでくるから不思議なものです。

 それほどメジャーな動画というわけではありませんが、毎回更新を心待ちにしているファンは多く、コメント欄では「え、これ個人が作ってるの?」「お金取れるレベル」「地上派の番組よりずっと面白い!」といった声も。貴重な映像資料などもふんだんに使われており、ゲーム好きな方は見て損のない動画ではないでしょうか。果たして年内200回は達成できるのか、投稿者さんの健闘を祈ります!

第1回では、任天堂の「ファミリーコンピュータ」を紹介
第100回冒頭では、歴代のオープニングが順番に流されました
第100回のテーマは「Tennis for Two」。動いてる映像が見られるなんて!

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