岡山駅の味をいつでもどこでも我が家で! 岡山の冷凍駅弁:岡山「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」
毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは岡山の駅弁「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」です。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。
おうち時間が続くことで、改めて注目されている駅弁の“お取り寄せ(通信販売)”。今シーズンの注目は、何といっても「冷凍駅弁」です。4月から始まった岡山駅弁「三好野本店」の冷凍駅弁は、蓄積された高い技術によって実現した、冷凍でも駅売りと変わらない味。名物「桃太郎の祭ずし」はもちろん、ご当地ブランドの千屋牛や瀬戸内の味覚・あなごを使った駅弁が、続々登場しています。
冷たい「冷凍駅弁」へのアツい情熱! 三好野本店編(第3回/全6回)
山陽路を駆け抜けるN700S新幹線電車「のぞみ」号。N700SのSは「Supreme」の意。日本語では「最高の」という意味になります。新幹線が高速でトンネルに入る際は、それなりに大きな音がするものですが、N700Sがやって来るときは、少し音が小さく感じました。そんなところからも、現時点における「最高の」技術が、投入されていることがわかります。移動にいい時期には、N700Sで東京〜博多間の5時間、じっくりと旅をしたいものです。
いまのお取り寄せ駅弁のトレンド「冷凍駅弁」にも、それぞれの駅弁屋さんの高い技術が投入されています。今年(2021年)4月から、冷凍駅弁の通信販売を始めた岡山駅弁「三好野本店」も「桃太郎の祭ずし」「千屋牛すき焼き重」「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」の3種を登場させました。今回はこの「3種×2個セット」(6980円)をwebサイトからクレジット決済で購入。早速、三好野本店の冷凍駅弁のいいところを3つご紹介しましょう。
三好野本店の冷凍駅弁のいいところ
- 20年にわたって培われた、高い冷凍技術!
- 別盛り・後のせで美味しい!
- 冷凍でも駅売りと変わらないクオリティを実現!
20年にわたって培われた、高い冷凍技術!
5月の「駅弁膝栗毛」でもお伝えしたように、岡山駅弁の「三好野本店」では、平成13(2001)年に建設された新社屋の稼働時から、駅弁の需給調整を目的に「冷凍技術」を活用していました。当然、凍らせた駅弁を出来立ての状態に解凍する技術も持っていますが、この技を一般家庭の環境において実現するため、1年にわたって試験を繰り返し、今年(2021年)4月、「旅ごこち駅弁シリーズ」として、冷凍駅弁の販売にこぎつけました。
別盛り・後のせで美味しい!
三好野本店の冷凍駅弁の特徴は、「別盛り・後のせ」!「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」「千屋牛すき焼き重」は、ご飯の上に具材が載ったいわゆる「のせ弁」です。
のせ弁では、電子レンジで加熱した場合、ご飯とおかずの温まり方、保湿性などに差が生まれることがしばしばあると感じます。この2種の駅弁では具材を別のトレーに盛り、ご飯を500W・3分、具材を500W・1分で別に加熱することで、その課題をクリアしています。
【おしながき】
- ご飯
- 焼穴子(国産あなご使用)
- 牛しぐれ煮
- 玉子焼き
- わさび昆布
冷凍でも駅売りと変わらないクオリティを実現!
それぞれ温まったら、トレーからアツアツの白いご飯の上に載せて「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」の出来上がり! たれがたっぷりしみ込んだ国産あなごの穴子煮と牛肉のうま味がギュッと詰まったしぐれ煮を、駅売りと同様の高いクオリティでいただくことができます。
「国産あなごと牛しぐれ煮弁当」は1280円、「千屋牛すき焼き重」は1300円の価格設定。この価格帯も納得のこだわりと味と言えましょう。
三好野本店の冷凍駅弁は、通常の駅弁と同じ、あるいはかなり近い形で販売されているのも特徴の1つです。とくに「桃太郎の祭ずし」は、容器の材質をレンジ対応とした他は、パッケージも通常と同じものが使われています。加熱方法は、電子レンジで500W・4分。“本物”にこだわる方は、そのあと常温で40分置くと駅と同じ最高の味わいが楽しめます。 ふるさと・岡山を遠く離れて暮らす方や、親しい方への贈り物としても役立ちそうですね。
6月からは三好野本店の冷凍駅弁のラインアップが大幅に増えました。これまでの3種に、「えびめし」「えびめしドリア」「蒜山おこわ」「とりめし」「デミカツ丼」「祭ずし」「黒毛和牛 牛めし」「サーロインステーキ」が加わりました。しかも、コチラは手ごろな価格帯で購入できるようになったのも注目すべき点。5000円で1種類ずつ入ったセット販売もあります。我が家に1つ買い置きして、気ままに岡山名物を味わってみるのもよさそうですね。
(初出:2021年6月11日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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