私よりMacBook Airが好きでしょ? 「Apple偏愛男子」の特徴をウォッチしたモテ機 Vol.29

iPhoneやiPad、MacBook Air……機能面やデザイン面、コンセプトにいたるまで輝きを放ち続けるApple製品。新作が出ると必ず手に入れる「信者」も多い。彼らを「Apple偏愛男子」と名付けて語ることにしよう。

» 2012年11月26日 15時12分 公開
[池田園子,ITmedia]

「モテ機(ガジェット)」は女性の視点から、女性にモテる、飲み会やデートで役に立つガジェットやアプリについて語るコラムです。


 あなたの周りに「ガジェット類はすべてApple製品」なんていう、いわゆる「Apple偏愛男子」はいませんか。出かけるときは常にMacBook Airを持ち歩き、カフェで作業をしている男子もApple偏愛男子のひとりだ。MacBook AirとiPadを両方バッグに入れている男子も目にする。そんな彼らも当然Apple偏愛男子。彼らの特徴についてウォッチするとともに、女子の正直な意見をリサーチしてみた。


誰にも負けない「最強装備」

 過去に「これから旅行ですか?」と問いたくなるレベルの荷物量で、デートの待ち合わせ場所にやってくるApple偏愛男子がいた。彼の荷物の中身はというと、MacBook Pro(MacBook Airだと用途的に足りないらしい)、専用ACアダプター、バッテリーパックをはじめとする充電関連商品もろもろ、Wi-Fi、iPad、iPhone、iPod touch、以上! 何に使うの? 仕事でもする気? 気になって聞いてみると「ここに来るまでにカフェで作業してきた」「帰りもカフェに寄って作業をしたい」という理由があった。どうしてApple偏愛男子って、そろいもそろって「PCを触る=作業」と言葉にするんだろう。まぁいいか。

 しかし、そのガジェットすべて使うのか? なんて疑問に思えてならなかったのだけれど、一緒にいる間にすべて何かしらのシーンで使ってたわ。カフェで話をするときにはMacBook Proを広げ(これ、Web女子の私だから「アリ」なんだと思うわ。ほかの子にはしちゃダメよ)、電車の移動中にはiPadを見ながらおしゃべり、iPod touchは私と別れた後に音楽を聴く用、iPhoneは連絡用というように、見事にすべて活用されております。それにしても、ほかの荷物も含めておそらく5キロはあるのではという、非常に重たそうなリュックを背負っていた彼……華奢な人だったから心配。「宝物を持ち歩いている感覚なんじゃないの?」と達観した女子の意見を聞くことができた。まさに「少年のような心を持った男性」だ。とはいえ、1人だけでAppleの世界に飛んでいかないようにしていただきたい。

ノンストップで「Apple愛」を語り尽くす

 Apple製品の話となると途端に饒舌になるのが、Apple偏愛男子の特徴でもある。「カッコいいねー(あなたの持っているMacBook Airが)」と一言でも発すると危険! こちらがストップと言うまでその製品に関するうんちくや好きな理由、果てはApple製品歴にいたるまで、延々と語り続けてくださる。目をキラキラさせて話すものだから、「もういいです」「分かりました」なんて言える空気ではない。途中で止めてしまうのは申し訳ない気持ちになる。

 彼らにとってApple製品のことを語るのは、一般の人が趣味について話すのと似ている。誰しもハマっている趣味について聞かれたら、楽しく語り続けるはず。それと同じなのだ。だから「かわいいな。ふふふ」と見守ってあげたいと思う(少なくとも私はそうしている)。さて一般女子の意見はというと「こちらが話に飽きている空気を出していたら察してほしい」「べつに歴史とか聞いてない」「好きなものがあるっていいことじゃん!」といろいろだった。女子の反応を見た上で、そのまま話し続けるかやめるか、きちんと考えてほしいもの。

新製品発売となるとデートはおあずけ!

 Apple偏愛男子と付き合っている女子からこんな愚痴を聞いた。「うちの彼、新製品が出るたびに並ぶんだよね。しかも前日入りまでしちゃうのよ。手に入れてからは丸1日イジり倒したいらしく、会うことすらできない。どう思うよ?」ですって。いるいる、こういうタイプ! Apple偏愛男子のなかには、最新の製品を手に入れるため、長時間並んで買う男子がいる。彼もその1人なのだろう。結果的に3日くらい会えない日々が続く。「(私より)Apple製品が好きなのね」と皮肉を言いたくなる気持ちも分かる。

 「少し待てば手に入るじゃん」などと言ってみたところで、彼らは聞く耳を持たない。「いや、そういうことではないんだ」などと、よく分からない理由を言い始める。その間も、早く触りたい、手にしたいという気持ちがはやるばかり。「それだけ熱を入れるものがあってスゴいね……」「彼女なんだからもっと構ってあげなよ」「Apple製品と恋愛は別枠でしょ?」など、女子からは厳しい意見が目立った。それもそうだ。新製品に夢中になりすぎるあまり、周りの人の存在を忘れてしまう……なんてことがないようにしてほしい。

 Apple偏愛男子よ、君たちがApple製品をこよなく愛することは、よく分かっている。でも、繰り返しになってしまうけれど、女子を置き去りにしちゃうのはやめてよね。

※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、すべてのApple偏愛男子がそうだとは限りません。

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