ニュース
» 2015年02月27日 10時00分 公開

“幻のタクシー”で話題の「コーヒーごはん」を8割くらい再現してみたねとめし

残念ながら“本家”の缶コーヒーが手に入らないため、代わりの缶コーヒーを使ってみたところ……。

[池田園子,ねとらぼ]

 少し前にネット上で「幻のタクシー」が話題になった(関連記事)。幻のタクシーとは、運転手さんが乗客にお菓子や飲み物をくれる夢のようなタクシーのこと。お笑い芸人・麒麟の川島明さんが、幻のタクシーに乗車したことを自身のTwitterに投稿し、瞬く間にそのタクシーの存在が広く知られるようになった。




 だが、注目を集めたのはそれだけではない。川島さんに缶コーヒーをくれた運転手さんは、別れ際にもう1本缶コーヒーを手渡し、「コーヒーごはん」なるレシピを教えてくれたという。水の代わりにコーヒーで米を炊き、ごま塩をかけていただくシンプルなレシピ。



 運転手さんから聞いたレシピを再現した川島さんは、Twitterで「どんなコーヒーでもいいわけでは決してないらしい。運転手さんがあらゆるコーヒーを試した結果先ほど画像を載せたコーヒーしか美味しく炊き上がらないとの事」(原文ママ)とコメントしている。なんだか都市伝説のような話だが、今回はこの「コーヒーごはん」を再現してみることにした。


画像 8割くらい再現できた気がする!


本家本元は生産終了 「似たコーヒー」を探しにスーパーへ

 が、ここでいきなり悲報。ねとらぼ編集部がメーカーに問い合わせたところ、上記の缶コーヒー(カフェグレコ エスプレッソ ブラック無糖)は現在生産終了しており、店頭に置かれているものしか残っていないという。Amazon.co.jpでも売り切れている。さすが幻のタクシー。

 それにしても、川島さんも「めちゃくちゃうまい」とツイートしているように、いかにも絶品そうなコーヒーごはん、なんとかほかのコーヒーで再現できないものか。そこで上記のコーヒーの特徴をメーカーに尋ねたところ、下記の情報を得ることができた。

  • ブラック
  • 無糖
  • 豆は深煎りのエスプレッソロースト
  • 苦みと香りが際立つフルボディテイスト

 近所のスーパーで「この要素にもっとも近いコーヒーを……」と探した結果、筆者がピンときたのはサントリーの「BLACK BOSS」だ。深煎り/雑味なし/無糖/ブラックなど、陳列していたコーヒーの中で群を抜いて“適役”だと感じた。


画像 サントリーの「BLACK BOSS」。これが一番近い気がした!


 BLACK BOSSを2本買って帰り、Togetterまとめ「【幻のタクシー】缶コーヒーで炊いたご飯が美味しいらしい」を参考に挑戦してみた。果たしておいしくできあがるだろうか。




炊き上がりまでコーヒー臭の充満に耐える覚悟はあるか?

 材料は前出のBLACK BOSSと米、後からかけるごま塩、以上。作り方は説明するまでもなく、研いだ米にコーヒーを注ぎ、炊飯器にセットすればおしまい。あえて補足すると、筆者は「たくさん炊いてマズく仕上がったら困る……」と考えるチキン体質なので、「お試し」的な量の1.5合を炊きあげることにした。コーヒーは1.5缶使う。


画像 まさかコーヒーで米を炊く日が来るとは

画像 イレギュラー感満載

 途中、室内にコーヒーをぐつぐつ煮立てたような匂いが充満した。部屋中を香ばしさが占拠する。個室の引き戸を閉めていても、隣接したキッチンから匂いが侵入し「やっぱりコーヒーだな」と感じるくらい強烈。

 コーヒー好きなのでまったく問題はなく、むしろ心地よさを感じるほどだったが、ここまで室内にコーヒー臭が漂う経験は初めてなので新鮮だ。

 しばらくすると、炊き上がりを告げるメロディーが流れ、ドキドキしながらキッチンへ急ぐ。炊飯器のフタをオープン! 酸味が強めな湯気が鼻をぐわんと直撃し、一瞬のけぞったが、この香りは好きだ。食欲をそそる香り。


画像 完成! 見た目は普通の炊き込みごはんっぽい

画像 香ばしい香りがたまらん


高貴な和の味わいに舌鼓、でもキリッとした渋みは足りないかも

 さっそくいただきます! 川島さんが運転手さんから教わったように、ごまと塩(我が家には白ごましかなかったため、白ごまと塩をふりかけている)をパラパラと振った。口の中に入れると香ばしく「ほうじ茶で炊いたような」との感想には共感だ。


画像 ごまと塩をふっていただきます

 特筆すべきは、お手頃価格のブラックコーヒーで炊いたとは思えない上質な味わい。やさしい和の味がする。京都で和食を食べているようだ。米のひとつひとつはモチッではなく、パラッとした固めな食感。水分量としてはいつもと同じだが、質感は不思議なくらい異なっている。

 しかし、川島さんが「後味で渋みがキリッとしめてくれる」といった感想を残していたが、それは筆者の舌では得られなかった。やはり最後の複雑な味わいは、例のコーヒーでしか再現できないのだろう。残念! とは言え、上品な和定食につく炊き込みごはんのようで、普通においしい。

 100%完全に再現、というのは当然不可能だったわけだが、代替の缶コーヒーを使って8割方再現できることがわかった。運よく幻のタクシーをつかまえて、運転手さんから「幻のコーヒー」をもらうのが理想だが、それは悲しきかな奇跡に近い。みなさんも筆者のように「似たコーヒー」を探して試してみてはいかがだろうか。


池田園子


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2110/20/news075.jpg 「シーンとなった球場に俺の歌声がして……」 上地雄輔、後輩・松坂大輔の引退試合で“まさかのサプライズ”に感激
  2. /nl/articles/2110/19/news191.jpg 【その視点はなかった】古参オタクがネタバレしないのは、優しさではなく単に「初見にしか出せない悲鳴」を聞くために生かしているだけなのでは説
  3. /nl/articles/2110/19/news190.jpg 亀田家の末っ子が「ずっとしたかった鼻整形」公表 「パパは了承すみ?」と父・史郎を気にかける声殺到
  4. /nl/articles/2110/20/news101.jpg 中尾明慶、“新しい家族”の誕生にもう「超カワイイ」 6万円超の赤ちゃんグッズ代にも満面の笑顔 「喜んでくれたらいい」
  5. /nl/articles/2110/20/news089.jpg 保田圭、転倒事故で“目元に大きな傷”を負う 「転んだ時に手をつけなかった」痛々しい姿に心配の声
  6. /nl/articles/2110/19/news043.jpg 「学校であったつらいこと」を市役所に相談したら対応してくれた――寝屋川市のいじめ対策が話題、監察課に話を聞いた
  7. /nl/articles/2110/20/news081.jpg 篠田麻里子、前田敦子とともに板野友美の出産祝い 赤ちゃん抱っこし「こんな小さかったっけ〜ってもう懐かしい」
  8. /nl/articles/2110/19/news188.jpg ポンと押すだけで転売対策できる“転売防止はんこ”登場 「転売防止に役立つハンコは作れませんか?」の声から商品化
  9. /nl/articles/2110/18/news113.jpg 「ちびちゃん自分で書いたの?」 賀来賢人、“HAPPY”全開なイラストへ反響「愛情かけて育てているのが伝わります」
  10. /nl/articles/2110/19/news139.jpg 梅宮アンナ、父・辰夫さんの“黒塗り看板”が1日で白塗りに 今後の対応は「弁護士を入れて双方話し合い」

先週の総合アクセスTOP10

  1. 葉月里緒奈、美人な元マネジャーと“再会2ショット” 「共演した俳優さん達は私ではなく彼女を口説いてました」
  2. docomo×進撃の巨人キャンペーンの商品「リヴァイ兵長フィギュア」が悲惨な出来だと話題に → 公式が謝罪「対応方法を検討しております」
  3. 有吉弘行、妻・夏目三久との“イラストショット”を公開 蛭子能収からのプレゼントに「下書きも消さずにうれしい!!」
  4. 「印象が全然違う!」「ほんとに同じ人なの!?」 会社の女性に勧められてヘアカットした男性のビフォーアフター動画に反響
  5. 梅宮アンナ、父・辰夫さんの看板が黒塗りされ悲しみ 敬意感じられない対応に「残酷で、余りにも酷い行為」
  6. 子猫が、生まれたての“人間の妹”と初対面して…… 見守るように寄り添う姿がキュン死するほどかわいい
  7. 工藤静香、バブルの香り漂う33年前の“イケイケショット” ファンからは「娘さんそっくり」「ココちゃん似てる」
  8. 板野友美、エコー写真とそっくりな娘の顔出しショットを公開 ぱっちり目の美形な姿に「こんな美人な赤ちゃん初めて見た」
  9. 後藤晴菜アナ、三竿健斗との2ショット写真で結婚を報告 フジ木村拓也アナ、鷲見玲奈アナからも祝福のコメント
  10. 「とりあえず1000個買います」 水嶋ヒロ、妻・絢香仕様の“白い恋人”に財布の紐が緩みまくる